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ディスクグラインダーとは、円盤状の刃物を装着したうえでそれを高速で回転させることでモノを切断・研磨するための道具です。名前を聞いたことがなくても、実物の写真を見れば「あ、これ見たことがある!」となる人がほとんどではないでしょうか。
いかにも切れそうな工具ですが、一方でなんでも切ってしまいそうでちょっと怖い、というイメージもあります。うっかり回転しているディスクに触れようものならたちまち皮膚などが切れてしまう…そんなスプラッターな印象を持つ人もいるかもしれません。しかしこれこそディスクグラインダーの魅力、硬いものもまっすぐに切り、きれいに研磨することができる工具なのです。
切断・研磨ができる、これがディスクグラインダーの基本ですが、実際のディスクグラインダーの種類によって、あるいはこの電動工具に取り付ける工具によってできることに違いが出てきます。切断と研磨では作業そのものが異なってきますし、何を切断するかによっても違いが出てくるからです。ですからこれからディスクグラインダーの購入を検討している方はできることを確認するだけでなく、自分が何の目的でこの電動工具を使いたいのか、それに合っているのはどんなタイプなのかをよく踏まえた上でチェックしていく必要があるのです。
まず大きく分けると、「切断する」と「研磨する・削り」の2つの用途に分けることができます。切断に関してはどれだけ固いものを切るかによって違いが出てきます。例えばもっとも固い金属を切断する場合には「切断砥石」というディスクを使用します。文字通り固いものを切断するために作られたもので、非常に優れた強度を備えているのが特徴です。この切断砥石ひとつとってもいろいろなメーカーからいろいろな種類が発売されており、切断するモノの種類や強度に合わせて選んで使うことになります。一般的にステンレスもこの切断砥石を使って切断します。鋼・ステンレス両用として尽くされた製品もあれば、強度を重視した鉄工用に作られた製品もあります。それほど高価なものではなく、一枚数百円程度で購入できますから、金属・ステンレスの切断を目的にディスクグラインダーを購入した場合には、常に手元にこの切断砥石をストックしておくことになるでしょう。
それからこれはDIYで使用する機会は滅多にないかもしれませんが、コンクリートを切断する際にダイヤモンドカッターを装着して使用します。その気になればコンクリートも切断できてしまうわけです。よりDIYに合った用途では石材や瓦などを切断する際にもこのダイヤモンドカッターが使用されます。
何らかの事情でコンクリート製の壁を切断する必要が生じたとき、あるいは石材で何かを作るためにまず大雑把に切る必要が生じたとき、不要な瓦を処分するときなどに役立つでしょう。道路工事でこれが使われているのを見たことがある人も多いかもしれません。
ダイヤモンドカッターと言うからには当然強度も抜群、そのかわり価格も高めとなっています。もちろんパーツのすべてがダイヤモンドでできているわけではありませんから、製品ごとに強度や耐久性などに違いが見られます。ちょっとお高いものだけにできるだけ安いものを選びたくなるものですが、目的や使用環境に合ったものを選ばないとすぐに使えない状態に陥ってしまう可能性もあるので注意しましょう。こちらはストックを一枚持っておくか、使っているものがダメになったときに新たに買い替えるくらいでよいでしょう。
見た目が「いかにもすごく切れそう!」な印象があるだけに、切断する工具と思われがちなディスクグラインダーですが、DIYなど日常の用途では研磨や削る作業に使用する機会の方が多くなるでしょう。そもそもディスクグラインダーの「グラインダー」とは研磨機のような意味です。
研磨や削り作業においても用途や使用する素材によって適したディスクの種類が異なります。例えば金属を研磨する場合には「研削砥石」が使用されます。名前も見た目も先述した研磨砥石とよく似ていますが、あちらは切断を目的としたもの、こちらは研磨・削り作業を目的としたものです。一方をもう一方の目的に流用する、といったことはできません。見た目がよく似ているので購入する際には注意が必要です。とくにネット注文する場合には気をつけましょう。画像ではしっかり確認しにくいこともありますし、通販サイトによっては研磨砥石と研削砥石を同じカテゴリーに分類して扱っている場合もあります。そうなると製品紹介をよくチェックしたうえで判断することになります。見た目がザラザラしていかにも削るのに適していそうな印象なのが大きな特徴です。こちらも研磨砥石と同様、価格はそれほど高くなく、常時ストックを用意しておくとよいかもしれません。ただ切断に比べて使っていて急に性能が落ちる、といったことはあまりないようです。
それからコンクリートや石材を研磨・削るときには、ダイヤモンドカップと呼ばれるディスクが使用されます。ちょうど切断のダイヤモンドカッターと対応するタイプと言えるでしょう。ただこちらの研磨・削り用のディスクは、石材やコンクリートのほかレンガやブロックの面取りや仕上げを行う際にもよく使われますから、日常のDIYでもしばしば使用する機会が出てきます。
ダイヤモンドカップはかなり特徴的な外見をしているので、ダイヤモンドカッターと間違える心配はほとんどないでしょう。パッと見ただけでダイヤモンドカップだと見極めることができるはずです。ただ見極めやすいのは外見だけではなく、価格面でも同様です。ダイヤモンドカッター以上に高価なものが多く、購入する際に経済的な負担が気になってためらってしまう、という方も多いかもしれません。
なお、このダイヤモンドカップでは研磨・削りの性能や強度だけでなく、使用する際の振動や騒音に配慮した製品なども見られます。振動が強いと使いにくく疲れやすいですし、騒音の場合は近所迷惑にならないか心配です。ダイヤモンドカップを選ぶ場合にはこうした点にも意識してみましょう。
もうひとつ、意外に思えるできることとして挙げられるのが塗装剥がしです。表面を研磨する機能に優れているわけですから、表面の塗装をきれいに剥がすことにも使用できるわけです。逆に、外壁などに塗装を行う際にその表面をきれいにするために使用することもあります。塗装剥がしと同じ発想で金属の表面に生じた錆を落とす際にも使われます。
この場合、強力に研磨する能力よりもきれいに表面を磨く能力が問われます。この用途では「研磨ディスク」というディスクが使用されますが、使用する素材によって種類が分けられています。金属用の研磨ディスクでコンクリートの表面をきれいに磨こうとしてもうまくいかず、木材用のディスクでコンクリート表面の塗装をきれいに剥がすのは難しい、というわけです。
研磨ディスクも見た目が特徴的なので見極めやすいでしょう。ちょっとタワシやブラシみたいな印象をしたものも多く、それが高速で回転しながら表面を磨き、塗装や錆を落としていくわけです。価格も安いものが多く、入手しやすいでしょう。日常的にそう頻繁に使用するわけではないですから、ひとつ確保しておけば十分です。
このようにディスクグラインダーでできることは切断・研磨・削り作業をメインにかなり幅広い範囲に及びます。その一方で目的に合ったディスクを選ぶことが求められるだけに、ただし知識のもとで適切な製品を選んでいくようにしたいものです。
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