発電機の防音対策になる方法まとめ!おすすめのボックスも4種類紹介
発電機の防音対策になる方法やおすすめのボックスを4種類ご紹介します。
発電機の騒音が気になるから防音対策が知りたいという方向けに、できる限り音を抑える方法についてまとめました。
この記事では主に音を抑えるボックスについてご紹介しますが、市販の製品を買うことに限らず、レンタルや自作ボックスのことなどについても触れています。
過去に市販品で騒音が抑えられなかった経験がある方も、ぜひ参考にしてください!
発電機とは?騒音について
発電機とは、ガスやガソリンを燃料として電気を発生させる機械のことを指します。発電機を稼働すると筒内部で燃料が燃える仕組みになっており、燃える時の衝撃が筒の壁面を振動させます。ほかにも、燃料ポンプやピストンなど多くの箇所で衝撃と振動が発生しており、結果これらの動作が騒音としてあらわれます。
発電機は、災害時やアウトドアなどには欠かせないアイテムです。しかしその騒音は家庭用の小型のもので約70dB(部屋で掃除機をかけているくらいの音)と、大型の発電機に関しては90dB(騒々しい工場内の音)もの騒音になるとされており、長時間稼働させるとなると、とても耐え難いものです。
発電機は騒音が理由で、道の駅やRVパークなど特定のエリアでは使用が禁止されていることもあるほど。いざ長時間使うことになった時のことを考えて、今から対策をしておきたいところです。
次の項目からは、実際に発電機の防音対策になるポイントについてご紹介していくので、できる限り悩みのタネとなる音を抑えられるようコツを掴んでください。
発電機の防音対策になる3つのポイント
発電機の防音対策になる3つの押さえておくべきポイントについてご紹介。
発電機を囲って音を抑える
発電機の騒音を抑えるには、物理的に発電機のまわりをパネルやパーテーションなどで囲うことで、音が外へ漏れるのを防ぐことができます。パネルは吸音性能があるものを選んでおくと、反響音を軽減する効果に期待できるでしょう。
防音対策モデルを選ぶ
これから発電機を買う予定であれば、少しでも音が抑えられるよう、本体そのものに元から防音対策が施されているモデルを選んでおくのもおすすめです。ネット通販サイトであればみんなの口コミもチェックできるので、騒音がどの程度なのかということをある程度知ることができます。
騒音レベルや周波数などを調べる
防音対策のために取り入れられるボックスは、市販品を購入することに限らず、DIYをする方もあります。その場合は騒音レベルや周波数などを前もって調べておくと、より効果的なボックスをつくり上げることができるでしょう。
また、どうしても音を遮断しきらなければならない理由がある場合などは、専門の業者に来てもらい相談することも可能です。その際は、発電機を使用する現場のリサーチや、適切な防音対策のアドバイスなどをもらうことができます。口コミ情報も参考にしながら防音工事業者に連絡を取り、発電機の音に悩んでいる旨を話すといいでしょう。
次の項目からは発電機の防音対策になるおすすめのボックスをご紹介していきます。お手持ちの発電機に使えそうなボックスを見つけてください。
発電機の防音対策~おすすめのボックスを4種類ご紹介~
発電機の防音対策におすすめのボックスを4種類ご紹介します。
TRUSCO(トラスコ)テクセルSAINT使用 防音パネル SBOP-4
工具などを展開するトラスコ中山の防音パネルです。折りたたみ式になっており、四角く発電機のまわりを囲うことで、騒音を抑えることに役立ちます。パネル一枚の大きさが横74.1cm、縦100cm、厚み4.5cmと、多くの発電機に対応できる十分なサイズがあります。
パネルの内側にはグラスウールをガラスクロスで保護した素材を使用しているため、火花などが散る場所でも使用可能。10万円以内で購入でき、今回ご紹介する中ではコストが抑えられたモデルです。
三乗工業 株 ミノリ サイレンサー 標準タイプ MES-B8070
岡山発、防音技術を持った会社「三乗工業」の防音ボックスです。発電機から発せられる騒音を最大50%カットする力を持っているのは防音技術を持った会社ならでは。安定感のある台形型になっており、屋外で使うには心強いはず。約30秒で組み立てと設置ができる手軽さも魅力です。
サイズはサイズはパネル一枚の大きさが横110cm、縦80cmです。使わない間はコンパクトに折りたたんで収納しておくことができます。
岐阜プラスチック工業 テクセルSAINT FX-1000HR
プラスチック製の製品を提案する岐阜の会社、岐阜プラスチック工業の防音ボックスです。こちらは発電機など、騒音が気になる機器の音を10dB以上低減する効果があるモデル。小型の発電機から発せられる約70dB(部屋で掃除機をかけているくらい)もの音が、約60dB(走行中の自動車内)程度にまで下げられる可能性があります。
サイズは内寸が横110.8cmと縦80.8cmで、樹脂フレームによるジョイントで、誰でも簡単に設置ができる仕様です。
発電機用 防音ボックス ぱかっとM-PRO
PACUT(ぱかっと)は、被せる防音ボックスとして誕生した製品です。こちらはホンダeu9/18i、ヤマハEF900/1600iSなどに対応したモデルで、他にも新ダイワ・デンヨー・ヤンマー・マキタ・工進・エアーマンなど幅広い有名メーカーの特定の発電機に使えます。お手持ちの機種が対応しているかどうかを確認してから購入しましょう。
オールステンレス素材で発電機をしっかり包み込み、最大20dBもの防音能力を発揮します。
発電機の防音対策~ボックスを中古で購入する~
発電機をしっかり防音対策をしたいものの、いざボックスを購入するかどうか悩む理由のひとつに、価格が挙げられるのではないでしょうか。そんな時は、中古品を購入するのもいいでしょう。
ただし各製品メーカーが「発電機に使用する場合は長期間のご使用はお止めください」などと記載をしていることもあり、使っていく中で引火はせずとも防音効果が弱まるなど、長期間の使用についてはあまり推奨されていません。できれば実物が確認できる中古店で購入するか、フリマアプリ・オークションに関しても写真を詳しく見せてもらうなど、商品の状態がある程度確認できるのが望ましいでしょう。
発電機の防音対策~ボックスをレンタルする~
発電機はたまに使う程度であったり、いいボックスが見つけられない。そんな時は、レンタルサービスを利用する方法もあります。主に建設関係の機器をレンタルしている業者であれば取り扱っていることが多く、種類もamazonなどのECサイトでは見つけられないボックスが借りられる可能性があります。
レンタル費用は防音対策ボックスひとつに対し、日単価が約2,000円、月単価は約30,000円が相場です。ここに配送料金が加算されるので、見積り書を出してもらってからレンタルの有無を決めてもいいでしょう。
レンタル業者は「発電機 防音対策ボックス レンタル」+お住まいの都道府県などで検索を行うと、防音対策ボックスが借りられるであろう業者が見つかります。(※お近くのサービスであるほど配送料が安く済む可能性があります)
発電機の防音対策~ボックスを自作する~
発電機の防音対策に使えるボックスを自作する方法もあります。防音対策になる素材として、コンパネ・FRP(繊維強化プラスチック)・アルミ・鉄板などがよく使われています。
形状はパネル式で組み立てられるようなものにするか、もしくは箱型にして上から被せてしまうのか?など、普段からDIYを楽しんでいる方であれば、対策とはいえワクワクするかもしれません。有名動画サイトやブログなどでは、クーラーボックスをベースに排熱用のファンを取り付けたものや、波形のプロファイル吸音材を内側に貼り付けることで騒音を抑えるなどの例が見られます。
音を抑えることが最重要ですが、内部の温度が上がりすぎないよう排熱のことも視野に入れながら、自作の防音対策にもトライしてみてはいかがでしょう。
まとめ
今回は、発電機の防音対策になる方法やおすすめのボックスを紹介しました。
発電機は、災害時やアウトドアなどには欠かせないアイテムですが、長時間稼働させるとなると、とても耐え難い騒音になります。
このコラムを参考に、気になる発電機の騒音を対策してみてくださいね。
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