【DIY】ウッドデッキの木材の種類と選び方について解説
ウッドデッキの木材の種類と選び方についても詳しく解説します。
自宅のウッドデッキをDIYするために木材の種類が知りたい。そんな方向けにおすすめの素材のご紹介と、数ある素材から選ぶ方法についてもまとめました。
天然素材と人工素材のどちらがいいか、強度があり腐りにくいのはどれなのかなど、気になるポイントを押さえながら理想のウッドデッキをつくり上げましょう!
ウッドデッキ用の木材を選ぶポイント
ウッドデッキ用の木材の種類は年々増えています。種類が多いと、何に注目をしながら選ぶべきか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。まずは押さえておくべきポイントからご紹介しましょう。
天然木か人工木か
ウッドデッキ用の木材として売られているものには、天然木と人工木があります。
天然木
天然木は、木の風合いや木目の美しさといったナチュラルな見た目や手触り、経年変化を楽しみたい場合におすすめです。塗装することで途中から好きな色に変えられるなど、DIY好きには楽しめる要素もあります。人工木に比べると経年劣化が早く感じられるかもしれませんが、最近は丈夫な素材が増えています。定期的なメンテナンスを行うことで、木の美しさを保つことができます。
人工木
人工木は、樹脂(プラスチック)と木粉を混ぜて押し出し成型をした、合成木材のことを指します。シロアリの被害や素材が腐らないかどうかを心配する必要がなく、メンテナンスもほとんど不要です。ビスを打ったりノコギリでカットもできるので、DIYにも使えます。一方で天然木とは異なり、素材にプラスチックを含んでいることから、夏は熱くなり冬は冷たくなる傾向があります。
天然木は「ソフトウッド」と「ハードウッド」の2種類あり
天然木に限り、素材には「ソフトウッド」と「ハードウッド」の2種類があります。
ソフトウッド
「ソフトウッド」は針葉樹から作られており、アメリカやオーストラリアなど様々な国から輸入されています。
軽くて柔らかい素材が揃っており、加工しやすいのが特徴。その代わり硬いもので強く叩くとへこんでしまうことがあります。ホームセンターなど身近な店舗で入手しやすく、価格も安いものが多いことから、DIYに向いています。種類が多いので腐食しにくい素材を選んだり、定期的にメンテナンスを行うことできれいに保つことができます。
ハードウッド
「ハードウッド」は広葉樹から作られており、東南アジア(インドネシア・マレーシア)から輸入されているものが多い傾向にあります。
雨の多い地域で育っていることから腐食に強く、素材も硬いのが特徴。繊維が細かく密度があり、切断や反りに強い傾向があります。その代わり非常に重く、運ぶのが大変であることから、あまり加工性には向いていません。価格はソフトウッドに比べると高価であるなど、DIYとして取り入れるには少々難しい点が見られますが、傷みにくいのも事実です。
次の項目からは実際にウッドデッキの木材の種類についてご紹介していきます。木材により特徴が細かく異なるので、ぜひ気になる素材をピックアップしてみてください。
ウッドデッキの天然木材の種類を紹介
ウッドデッキの木材の中でもおすすめの天然木を8種類ご紹介します。
杉(ソフトウッド)
杉(スギ)は日本国内で採れることから、安く手に入りやすい木材です。杉といえば一般的に柔らかく傷みやすいイメージがついていることもありますが、赤身(中心部)のスギは白身(周辺部)に比べると腐食に強いことから、ウッドデッキ材として使われています。素足で歩くとほんのりあたたかく感じられるのも特徴です、
桧(ソフトウッド)
桧(ヒノキ)は日本産のデッキ材料として馴染みのある素材です。風呂場で使われることがあるくらい水には強く、腐食しにくいのが特徴。桧にはヒノキチオールという成分が含まれていることから、防虫や抗菌効果があります。油分が多く早期の時点では塗料が染み込みにくい素材ではありますが、1〜2年おいてから塗装すると塗料が染み込むようになります。
サイプレス(ソフトウッド)
サイプレスはオーストラリアが産地の木材です。低価格でありながら、耐久性に優れているのが特徴。ソフトウッドということもあり加工がしやすい上、シロアリなどの害虫にも強い木材です。
ウエスタンレッドシダー(ソフトウッド)
ウエスタンレッドシダーは北米を原産地とする木材です。針葉樹の中で最も耐久性が高いと言われるだけでなく、防虫効果もあるので、世界中でウッドデッキ材として使われています。赤みのある色合いが特徴。
イタウバ(ハードウッド)
イタウバは南米ブラジルが原産の木材です。木の中に含まれる油分が多く、表面にツヤがあり、滑らかな手触りが特徴。 耐久性を重要視したい場合に特に向いています。
セランガンバツ(ハードウッド)
セランガンバツはマレーシアやインドネシアから輸入されることが多い木材です。ハードウッドの中では比較的安く手に入り、加工もしやすいのが特徴。油分が多い割にはささくれ立つことがあるため、やすりがけを行うと長く使えます。
ウリン(ハードウッド)
ウリンはマレーシアやインドネシアが原産の木材です。赤みがかった茶色が特徴で、防虫性や耐水性に優れています。その耐久性から桟橋や海岸線のウォークデッキや、人気テーマパークなどの公共空間で使用されるほど。ハードウッドの中でも価格は高い傾向にあるものの、天然木の中では特に長く使っていくことができます。施工してしばらくの間は、雨が降ると赤黒いアクが染み出すため、周囲のものが染まらないよう気をつけなければなりません。
イペ(ハードウッド)
イペは主にブラジルを原産とした木材です。黄みがかった茶色が特徴であり、公共空間で使用されることが多く、耐久性も高いことで知られます。ウリンと比較されがちですが、イペはサイズの幅が広く、アクが一度にまとまって出にくいという利点があります。
人工木材の種類について
人工木材はその名の通り、人工的に作った素材です。天然木とは異なり、色や形状が豊富である上、採取ではなく製造ということも相まって供給の不安定がなく手に入れやすい特徴があります。
種類はメーカーがどのような製品を展開するかで決まるため、非常に多くの色や木目の種類展開があります。天然木の場合は木目の柄や、天然色などを元にどれにするか絞ることができますが、人工木のウッドデッキを設置予定の場合は種類の豊富さに悩んでしまう可能性があります。そんな時は、家の外壁の色を基準に似合いそうな色をイメージすると決めやすくなるので、ぜひ試してみてください。
また、人工木材は「人工木根太」と呼ばれるベースを敷いてからビス留めで設置していきますが、他にも「デッキパネル」と呼ばれるタイル状のものは、並べるだけで設置が完了します。小規模でちょっと敷きたいだけであれば、デッキパネルを活用するのもおすすめです。
ウッドデッキの木材はどこで買える?
ウッドデッキの木材は、ホームセンターや建築資材を取り扱う専門店などで手に入ります。もちろん通販サイトでも購入可能なので、ネットでもどのような木材があるのか検索してみるといいでしょう。自宅に木材を届けてもらえるので、便利です。
ただしネット通販サイトを利用する場合は、天然木と人工木、いずれに関しても、色選びが難しいデメリットがあります。そして天然木は木目の柄を選ぶことができない点にも注意が必要。それらにこだわりがある場合は、実店舗で実物を見ながら木材を揃えることをおすすめします。
ウッドデッキの木材を長持ちさせる手入れの方法やコツについて
ウッドデッキの木材を長持ちさせるためにやっておきたい手入れの方法や、コツについてご紹介。
天然木を長持ちさせる手入れ方法
天然木は人工木に比べると繊細であるため、作業時は強く擦り過ぎたり衝撃を与えたりしないよう手入れをする必要があります。作業後は乾かさなければならないため、作業を行う次の日~数日間は雨が降らないタイミングで行うのがおすすめです。
ウッドデッキ表面に落ちている砂埃や葉っぱなどをほうきで掃除します。続けてウッドデッキ全体を水で濡らし、木目に沿ってデッキブラシでやさしく擦り洗いをしましょう。汚れが浮いたら、固く絞った雑巾で木目に沿って全体を拭いてください。これで手入れは完了です。あとは1〜2日間しっかりと乾燥させ、湿気を残さないようにしましょう。
人工木を長持ちさせる手入れ方法
人工木は天然木と比較すると丈夫ということもあり、いつでも気軽に汚れを落とすことができます。
ウッドデッキ表面の砂埃や葉っぱなどをほうきで掃除しましょう。軽い汚れであれば、水で流してやわらかいブラシやモップで木目に沿って擦り洗いをするだけで落とすことができます。バーベキューなどで食べ物や飲み物を溢してしまった際のガンコな汚れは、中性洗剤を溶いた水をかけて擦り洗いすることできれいになります。あとはしっかりと乾燥させたら手入れは完了です。
小まめな手入れを行っておくことで木材を長持ちさせることに繋がるので、新しいウッドデッキを設置したら大切に扱うよう心がけましょう。
まとめ
今回は、ウッドデッキの木材の種類と選び方についても詳しく解説しました。
ウッドデッキ用の木材を選ぶポイントは、お庭やお家によって様々ですので、このコラムを参考に、自分にあった木材を選んでみてくださいね。
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