レーザー距離計の使い方とおすすめモデル5選!
レーザー距離計の使い方と5つのおすすめモデルをご紹介します。
レーザー距離計の使い方がわからない、メジャーとの違いは何なのか?など、これから購入予定の方向けに測り方やおすすめの製品情報までまとめました。
また、通常時は高精度な測りですが、天候や素材によっては正確な測定ができないこともあるため、この記事では使う時の注意点も併せて確認しておいてください。
レーザー距離計はどういう時に使う?巻き尺との違いは?
レーザー距離計は手のひらサイズの小さな端末で距離が測れる道具です。建築などプロの現場で使われているほか、DIYやゴルフプレイヤーの間でもよく使われています。
レーザー距離計とはその名の通り可視レーザー光を利用した距離測定器ですが、巻き尺(メジャー)とは測り方以外に何が異なるのか、どちらを使うべきなのか迷うシーンが出てくるでしょう。
レーザー距離計と巻き尺の大きな違いは、測る距離や手間にあります。巻き尺は最長で約7mほどであるのに対し、レーザー距離計は安価なもので数十メートル、最大で数百メートルもの距離を測ることができます。
片方の人が巻き尺の端を持ち、もう一人が測りたい先まで移動して測る手間は無し。レーザー距離計であれば、自分ひとりでボタン操作ひとつ行うだけで、瞬時に距離を測れるメリットがあります。
そのように簡単に距離が測れるとなれば気になるのが精度ですが、レーザー光は障害物の影響を受けにくい特性があり、誤差はおよそ1.5~3mmとごく僅か。ピンポイントで対象物を捉えられることから、高精度な測定が可能です。天候が荒れている時や照射先の素材によっては、正確に測れないことがあります。その点だけ押さえておくと、日常生活にも役立つ便利な道具です。
次の項目からは実際にレーザー距離計の使い方について解説していくので、使い方を参考にしてください。
レーザー距離計の使い方
レーザー距離計の基本的な使い方について解説します。
用意するもの
- レーザー距離計
- ターゲットプレート
- 三脚
レーザー距離計のみでも測定は可能ですが、より正確に測るためにはターゲットプレートと三脚を併用します。
ターゲットプレートとは乱反射が起こりやすい明るい場所の測定に使うことで、測定がラクになるアイテムです。使い方は、測りたい先へ置いてそこへレーザー光をあてるだけ。そうすることで測りやすくなります。
三脚は、レーザー距離計を手で持つとブレてしまい正しく測定できない時に設置して使います。手で持って使っていく中でうまく測定ができないようであれば、手ブレが原因の可能性が考えられるので、三脚の使用を検討してみてください。
1,電源を入れる
レーザー距離計の電源を入れましょう。製品により操作は少々異なりますが、基本的に直線距離を計測する場合、そのまま測りはじめることができます。面積や角度などを測りたい場合は、この時点でモード選択を行います。
2,レーザーを当てる
レーザーをあてる先に人がいないことを確認してください。レーザー距離計の中でも最もメインのボタン(赤色や△マークのものが多い傾向あり)を押すと、可視光レーザーが出ます。
レーザー距離計の本体一番下の箇所が起点となっているため、そこを起点としてレーザー距離計を置いたら、計測したい部分に向けてレーザーを当てましょう。※製品によっては起点を先端に変えられるものもあります
3,計測ボタンを押す
計測したい部分にレーザーが定められたら、再度メインのボタンを押すと計測結果が表示されます。これで距離を測ることができました。
※製品ごとに異なるボタンの詳しい情報・より詳しい使い方を知りたい時は、付属の取扱説明書を確認してください
ピタゴラス計測のやり方
直線距離の計測とはまた違った計測方法で、よく使われているのが「ピタゴラス計測」です。この計測では同じ面の2点間の距離を測ることができる機能で、手が届かない場所のサイズを測る際などに便利です。
使い方は、基本的に電源を入れた後にモード選択で「ピタゴラス計測」を選ぶことで測ることができるようになります。後の項目『その他レーザー距離計の便利なモード機能を紹介』では、ピタゴラス計測以外のモードのことについてもご紹介しているので、そちらで便利な機能を逃さないようぜひチェックしてみてください。
レーザー距離計を使う時の注意点
レーザー距離計を使った高精度な測定を可能にするには、環境や素材に注意しなければなりません。正確に測るために注意点を押さえておきましょう!
天候に注意
屋外でレーザー距離計を使う場合は天候に注意が必要です。小雨や少しの雪であれば使うことができますが、大雨や大雪など視界を遮るような天候であれば正確な測定ができません。また、小雨の中で使う場合は、破損を避けるために防水機能がついたモデルを選びましょう。
素材や色に注意
レーザー照射先の素材がガラスや水などの透明なものである場合は、レーザー光が透過してしまい正確な測定ができません。
また、照射先の色も測定に影響することがあります。測定しやすいのは白・黄色・茶色などのカラーですが、黒・緑・青などは光を吸収して反射しにくいことから、測定可能距離が短くなりがちです。こんな場合は、ターゲットプレートを使うことで正しく測定できるようになるので、取り入れてみてください。
その他レーザー距離計の便利なモード機能を紹介
直線距離の計測とピタゴラス計測の他にも、まだまだ便利な使い方ができるモード機能が存在します。
面積測定モード
壁面の面積を測定したい時に使うモード。壁の横幅、天井までの高さを元に自動で計測してくれます。
体積測定モード
体積を測定したい時に使用するモード。長さ、幅、高さを元に体積を計測します。
壁面積測定モード
同じ高さの壁数面の総面積を測定したい時に使用するモード。
連続測定モード
連続で対象物に対してレーザーが照射され、最大距離や最小距離が表示されるモードです。
等間隔測定モード
設定しておいた長さを繰り返し測定したい時に使用するモード。等間隔に物を並べる必要がある時、材料を同じ長さにカットしたい時などに使います。
傾斜測定モード
傾斜の角度を測定したい時に水平器代わりとして使えるモードです。
レーザー距離計のおすすめモデル5選
レーザー距離計のおすすめモデルを5種類ご紹介します。
シンワ測定 レーザー距離計 L-Measure BK20 78156
シンワ測定のレーザー距離計です。本体は手のひらに収まるコンパクトなサイズ感でありながら、大型液晶画面で文字表示が見やすいのがポイント。測定距離は20mにまで対応し、連続距離測定機能を搭載しているため、より正確な測定を行いたい時に活躍します。手でボタンを押す際に起きがちな手ブレですが、こちらのモデルはセルフタイマー機能を備えているためブレずに使えます。
価格は約4,000円前後で、今回ご紹介する製品の中でも特にコスパに優れています。
BOSCH(ボッシュ)レーザー距離計 ZAMO3
電動工具の展開でお馴染み、BOSCH(ボッシュ)のレーザー距離計です。片手作業でも落としにくいソフトグリップ式である点が、他の製品にはない魅力。ストラップを取り付ける部分もあるため、腕に掛けて使うこともできます。曲線を計測する「テープアダプター」や、曲面を計測する「ホイールアダプター」を簡単に脱着できるQuick-Click機能がついた保護カバー付き。
全体的に使いやすさに特化しているので、小型でもサッと使いやすいモデルが欲しい方におすすめ。測定距離は20mにまで対応しています。約5,000円ほどで購入できるので、コスパ良好です。
Bosch Professional(ボッシュ)GLM400
Bosch Professional(ボッシュ)のレーザー距離計です。距離を測りたい場所の都合でレーザー距離計が斜めになってしまうような場面でも、こちらのモデルは斜めの状態でも測定値が見やすく便利。距離・面積・体積・連続測定・ピタゴラス測定モードと様々なモードにも対応しているので、プロの建築現場でも活躍します。 測定距離は40mにまで対応しています。
また、防塵防水性能がIP54に対応しているため、作業中の粉塵からの保護、強い放水が10分間全方向から行われた場合でも壊れにくいハードな仕様です。
Tajima(タジマ)ホワイト PL15
Tajima(タジマ)のスティック型レーザー距離計です。ポケットなどに固定できるクリップ付きで持ち運びがラクなモデル。 多くの製品が電池の入れ替えを必要としていますが、こちらはUSBケーブルを繋いで充電使用が可能なため、電池の買い忘れに焦る必要なし。自宅でDIYをする時などに使いやすくおすすめです。
測定距離は15mにまで対応しており、連続測定モードでリアルタイムの距離を表示することができます。
GARMIN(ガーミン)ゴルフナビ GPS Approach S62
こちらは今回ご紹介する製品の中では少々特殊な、レーザー距離計がついたGPS腕時計です。ゴルフをプレイする際に使えるレーザー距離計はラインナップがたくさんありますが、腕時計タイプであれば落とすこともなく腕に着けて操作ができるので便利です。
距離測定の評価の高さはもちろん、スマホアプリと連動可能。プレーの傾向や風速・風向き情報から、推奨クラブと狙うべきポイントをおすすめするバーチャルキャディ機能付きです。ゴルフ用にレーザー距離計をお求めであれば、こういった腕時計タイプも検討してみてはいかがでしょう!
まとめ
今回は、レーザー距離計の使い方とおすすめモデルを紹介しました。
レーザー距離計は、可視レーザー光を利用して測る道具です。
ボタン操作するだけで、自分ひとりでも瞬時に距離を測れるだけでなく、最大で数百メートルもの距離を測ることができます。
レーザー距離計を購入する時は、今回紹介したおすすめモデルを参考に、レーザー距離計を選んでみてくださいね!
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