タッカーとは?選び方やおすすめのモデルも5種類紹介
タッカーとは?選び方やおすすめのモデルも5種類ご紹介します。
タッカーとは建築作業やちょっとしたDIYにあると便利で、一度使うと手放せなくなる道具として知られています。
用途やサイズなどさまざまな種類があるので、どれを買えばいいのかわからないようであれば、この記事を参考に希望の作業がこなせるモデルを選びましょう。
100均で買えるコスパのいいタッカーのことについても触れているので、参考にしてください!
タッカーとは?
タッカーとは文房具のホッチキスを大きくしたような道具です。ホッチキス同様に針(ステープルとも呼ばれる)をセットし、対象物に打ちつけて使用します。
タッカーとはソファやイスの座面の布を張り替えたり、薄い木の板同士を固定したりと打てる素材が幅広く、用途は様々。建築現場の断熱材止めや内装材の仕上げうちをはじめ、土木作業のラス張り、最近はご家庭でもDIYで欠かせない道具として使われるようになりました。
タッカーを使うメリットは細かい作業に使える手軽さと、比較的リーズナブルな価格で始められる点にあります。逆にデメリットを挙げるとするならば、厚みのある素材を留める場合には強い力が必要になる点です。ただし電動タイプのタッカーを活用する手もあるので、必要な要素を備えたモデルを使えばほとんどの作業はスムーズに進められます。
次の項目では実際にタッカーの選び方について解説していくので、ご自身の作業内容に合うモデルを選んでみましょう!
タッカーの選び方
タッカーにはさまざまな種類が存在します。用途や針のサイズなど作業内容に合ったモデルを選びましょう。
タッカーの種類
タッカーには種類があります。
ガンタッカー
ガンタッカーとはソファやイスの座面の布を張り替えたり、小物を製作したりと細かな作業に適しているオーソドックスなタッカーです。DIYなどで使われることが多く、価格も手頃で買いやすいメリットがあります。
電動タッカー
電動タッカーとは電気の力を使って針を打つタッカーです。 ガンタッカーに比べると強い力が不要で、連続した作業時にも向いています。コード付きタイプとコレードレスタイプがあり、コード付きのものは充電残量を気にする必要がなく、持った時も軽量である点がポイント。コードレスタイプはコードを挿す必要がないため、コンセントの場所を気にせず作業がしやすいメリットがあるので、作業環境や好みで選ぶといいでしょう。
エアタッカー
エアタッカーとはエアーコンプレッサーに繋いで使用するタッカーです。使用時にはエアコンプレッサー本体とエアホースを用意する必要があるため、初期費用が少々かかります。建築現場などプロの作業場で採用されています。
ハンマータッカー
ハンマータッカーとはハンマーのように針を打ち込む要領で使うモデルのことを指します。はじめのうちは狙っている箇所へ打ち込むことに慣れないと思いますが、使い慣れると便利です。壁に金網を固定させる土木作業の現場などでよく使われています。
針のサイズ
タッカーにセットする針(ステープル)は、横幅を示す「肩幅」と縦幅を示す「足長」の数値で成り立っており、打ち込みたい対象物に適したサイズのものを選ぶことができます。
肩幅が大きいとしっかり留まりますが、小さい針ほど目立ちにくいため、打ち込む場所により使い分けるのがおすすめ。例えばイスの裏など見えにくい場所であれば、肩幅の大きなものを選ぶ。デザインを左右する小物づくりでは肩幅の小さいものを選ぶといいでしょう。足長は長さがあるものほど厚みのあるものを打ちつける時に役立ちます。
本体モデルごとに使用できる針のサイズが異なるので、購入する際にはよくチェックして購入するようにしてください。
針の形
タッカーに使う針(ステープル)の形状にはコの字型・U字型・T字型と3つのタイプがあります。
コの字型はそれこそホッチキスの芯を大きくしたようなもので、最もよく使われておりしっかり対象物を固定します。
U字型は素材の奥まで入り込むのが特徴で、コの字型に比べると、表面に打ちつけたステープルの見える範囲が狭いので目立ちにくくなるメリットがあります。
T字型については別名I字型とも呼ばれ、釘のような形状で打ち込むと表面からほとんど跡が見えません。ステープルを打ちつけた跡をより目立たせたくない時におすすめです。
針の素材
針(ステープル)の素材には鉄(亜鉛メッキ)とステンレスがあり、鉄は手頃な価格で買いやすいメリットがあります。ステンレスは鉄素材に比べると少々割高ではありますが、錆びないので屋外や湿気を伴う場所で使う際に適しています。
タッカーの使い方と針の外し方
タッカーの使い方と針の外し方について解説。※ここでご紹介するタッカーとは手動タイプのガンタッカーを指します
タッカーの使い方
タッカーは製品によりやや仕様が異なる場合がありますが、およその使い方は一緒です。針(ステープル)をタッカー本体にセットしたら、ハンドルを握ることでカチッと音が鳴り、針が本体に固定されます。
打ちたい箇所へタッカーの打ち込み部分をしっかり密着させたら、打ち込み対象物に対してグッと力をかけ、一気にハンドルを押し込んで打ち込み完了。
打ち込み部分をしっかり密着させ、押さえ込むように打つのがうまくこなすコツです。初めてタッカーを打つ時は音の大きさに驚くかもしれないため、ご注意ください。
うまく打てない場合は力が弱い可能性があります。何度やっても力が出せない場合は、電動タッカーを使ってみるのもおすすめ。通常のガンタッカーに比べると強い力をかけずともしっかり打つことができます。
針(ステープル)の外し方
針(ステープル)を外す際は、「ステープルリムーバー」を使います。タッカー本体にリムーバーがセットしてあるものもありますし、約1,000円前後の価格でリムーバーのみを購入することもできます。外し方はホッチキスの芯の取り方と同じで、リムーバーにヘラのような形状をした金属がついているので、その箇所を針に差し込んで「てこの原理」で浮かすようにして外します。
タッカーに関するよくある疑問や悩みを解消
タッカーに関するよくある疑問や悩みについての解消方法をご紹介。
打ちたいところへ刺さらない
タッカーの針が打ちたいところへ刺さらない。使いはじめはこんな悩みを抱えることがあると思います。そんな時は、打ちたい対象物に鉛筆やペンで印を入れて打つ方法がおすすめです。いきなり本番として対象物に打つのではなく、はじめは別のものを練習台にして試し打ちしておくことも大切です。
タッカーの針には互換性があるのかどうか
タッカーの針は互換性があるのかどうかについて。基本的にはサイズが合えば他のメーカーのものをセットすることができますが、サイズに微妙な違いが生じることがあるので、できればメーカーを統一しておくと買い物に失敗がなく安心です。他の人の口コミを参考に、どの本体へセットして使っているかなどをチェックしてみるのもいいでしょう。
針を抜いた際にできた跡の穴を塞ぎたい
タッカーの針を抜いた跡の穴を塞ぎたい。こんな場合、穴が開いた対象物の素材に応じた穴埋め剤が売られているかどうかをよく探す必要があります。例えば木材に開いた穴を埋めたいようであれば、木材専用の穴埋めパテがあるので、そちらを使うことで補修が可能です。
タッカーを打つ時の音はどれくらいうるさい?
タッカーを打つ時の音は想像以上に大きく、初めて打った時は驚くかもしれません。できる限りうるさいと感じる音を抑えたい場合は、タッカー本体に重みのあるものを選んでおくと、跳ね返りが少なく音が少し抑えられるでしょう。早朝や夜などは使うと近所迷惑になってしまう可能性があるため、使う時間帯に注意してください。
おすすめのタッカー5選!
おすすめのタッカーを5種類ご紹介します。タッカーはどこで売っているのかというと、実店舗であればホームセンターで、売り場は工具コーナー(ハンドツール系)にあります。針のサイズをよく確認しながら落ち着いて購入できる、ネット通販サイトを利用するのもおすすめです。
MAX(マックス)木に打てる ホッチキス ガンタッカ TG-H
ホッチキスなどを展開していることでも有名なMAX(マックス)の製品。タッカーを展開するメーカーの中でも王道です。針を選ぼうとした際に本体も同じメーカーで揃えようとすると、MAXの製品に辿り着くくらい使いやすさと品揃え抜群。こちらはちょっとした飾りつけや木にも打てる強力モデルで、DIYなどに使いやすくおすすめ。価格も1,000円ほどでコスパも良好です。
髙儀(Takagi)パワーハンディータッカー GISUKE PWHT-100
高儀のタッカーです。イスやベッドなどご家庭のDIY用として、断熱材止めや網張りなどプロの現場でも業務用として使いやすい強力モデル。打ち込みパワーが素材に合わせて調整できる機能がついています。打ち込んだ針を外す際のリムーバーがついているので、一台で済ませられるのが嬉しいポイント。
Bosch DIY(ボッシュ)3.6Vコードレスタッカー
電動工具の展開でお馴染みBosch(ボッシュ)の電動タッカーです。コードレスタイプになっているので、コンセントの差し口を気にせず充電して気軽に作業場などへ持って行くことができます。打つ回数が多い時や強い力で打ち込むのが苦手な方におすすめでしょう。コンパクトなサイズ感のため、持ちやすさにも長けています。
髙儀(Takagi)ハンマータッカー 兼用タイプ HMT-100
髙儀のハンマータッカーです。紙やビニール、布や木材とあらゆる素材が固定できる万能モデル。プロの現場で使う業務用のタッカーとして使いやすく人気があります。
JITOOL エアタッカー J422JB
エアーコンプレッサーに繋いで使用するエアタッカーです。建設現場での内装材の仕上げ打ち、断熱材止めなどプロの現場で活躍するモデル。先端の引っかかりが無いため、岩綿も打てます。
100均にもタッカーあり!
タッカーは実は100均でも手に入ります。本体価格は税込110~550円で売られており、ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツとあらゆる店舗で購入可能。本体にセットできる針(ステープル)も売られているので、一緒に100均で買うといいでしょう。
ダイソーのタッカー500円のやつ
を買ってきた
作りがなかなかいい pic.twitter.com/eUJ5Rx0yhi— 卓上のDIY – Small Space DIY (@DIY55209863) May 31, 2021
DIYで小物づくりや簡単な修理にちょっとだけ使いたいだけであれば、安い100均のものから試してみるのもおすすめ。ぜひお試しください!
まとめ
今回はタッカーについて、選び方やおすすめモデルも紹介しました。
タッカーとは、文房具のホッチキスを大きくしたような道具!
タッカーは、用途や針のサイズなど作業内容に合ったモデルを選びましょう。
このコラムで紹介した、おすすめのモデルも参考にしてみてくださいね!
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