【簡単DIY】インターホンの交換を自分で行う方法まとめ
インターホンの交換を自分で簡単に行う方法についてまとめました。
インターホンの交換を自分でしたいけれど何だか難しそう。似たような製品が多く、どれを選べばいいかわからない!など、疑問や悩みを解決しながら、新しいモデルへ変えてみましょう。
賃貸やマンションでも取り替えはできるのか、費用はどれくらいかかるのかについても詳しく解説しているので参考にしてください。
インターホンは自分で交換できるもの・そうでないものあり
まずはじめに、インターホンは自分で交換できるのかどうかについて。実は自分で交換できるものとそうでないものがあるため、ご自宅に設置しているモデルをチェックしてみましょう。
自分で交換できるのは「電源プラグ式インターホン」と「乾電池式インターホン」です。
その他の「電源直結式タイプ」や「固定電話で応答するタイプ」、熱感知器やガス警報器などと連動したものやマンションのオートロックと連動したものなど、連動しているタイプは自ら外すことができません。玄関の無線受話器が壁に埋まっていたり、複数の親機と連動したタイプも自分では変えられないので、注意しましょう。
インターホンの種類がわからない場合は、親機の配線本数を確認することで判断ができる可能性があります。感電を対策するために必ずゴム手袋を装着して作業を行ってください。室内に設置してある親機を下から上にスライドさせると、壁から取り外すことができます。本体裏側から伸びている配線を確認しましょう。
電源と繋がる太い配線が2本、無線受話器と繋がる細い配線が2本の計4本がある場合。もしくは太い配線1本と細い配線1本に見えるものの、それらは2本ずつにまとめられているだけで、やはり計4本の線がある場合は「電源直結式」です。このタイプのモデルを設置しているようであれば、電気工事士の資格がある人しか作業ができません。自分で触ろうとせず、必ず業者に依頼してください。
インターホンの交換を依頼する場合はどこに頼む?
インターホンの交換を依頼する場合はどこに頼むべきなのかについて。交換を行ってくれる業者は複数あります。身近なところで家電量販店やホームセンター、リフォーム業者や工務店。電気工事業者や防犯工事業者、インターホン工事業者などの専門業者に依頼する方法もあります。
この中で普段からよく利用しているサービス先や業者があればそちらへ依頼する。もしくはこれらの業者に見積りを出してもらい、価格やサービス内容を比較して決めることも可能です。
インターホンの交換にかかる費用はいくら?
業者にインターホンの交換を依頼した時にかかる費用は、約20,000〜80,000円が目安です。この費用の中には、インターホンの本体価格と工事費用が含まれています。
一方、自分で交換を行う場合にかかる費用は、本体代のみです。「電源プラグ式」は本体価格が約10,000~40,000円、「乾電池式」であれば本体価格が約3,000〜20,000円が目安です。ちょっといいモデルを買い、自分で交換することで費用を抑えるのもおすすめです。
インターホンの選び方
ネット通販サイトを見ると、インターホンの製品の選択肢が多いことでどれを買うべきか悩むという方は多いはず。この項目では、電源プラグ式インターホンや、乾電池式インターホンに備わっている機能の選び方について解説しています。必要な要素を見落とさないよう製品を選べるようにしておきましょう。
インターホンは2種類あり
インターホンには、来客に音声のみで応答する「インターホン」と、来客に映像と音声で応答する「テレビドアホン」の2種類のタイプがあります。これらの製品の呼び方はメーカーにより少々変わることもありますが、製品としては音声のみでやり取りをするか、映像カメラがついているものがいいかどうかで選ぶといいでしょう。
来訪者を録画する機能
映像カメラがついているテレビドアホンであれば、来訪者を静止画や動画で記録する録画機能がついたものがあります。データが残るので、来訪者を見返す必要がある際や、トラブル発生時などいざという時の証拠として役立ちます。本体に数件までは記録を残しておくことができるモデルがほとんどですが、SDカードに対応しているようであれば保存容量を増やしたり、データをパソコンへ移すことも可能です。
持ち運びできる無線受話器
テレビドアホンの中には、持ち運びできる無線受話器(子機)が付属するモデルがあります。無線受話器があれば、来訪者があったときにドアホン(親機)まで移動することなくサッと出られて便利です。通販サイトをよく利用する方などであれば、出遅れることなく対応ができるようになるでしょう。
液晶タッチパネル式
テレビドアホンの画面部分が液晶タッチパネル式になったモデルがあります。できるだけ最新の機器を買いたいと考えているようであれば、そのようなモデルを取り入れるのもおすすめです。
インターホンの交換を自分で行う方法
インターホンの交換を自分で行う方法について解説。電源プラグ式か乾電池式を交換予定であれば、参考にしてください!
電源プラグ式インターホンの交換を自分で行う方法
インターホンの交換を自分で行う準備として、プラスドライバーとマイナスドライバー、新しいインターホンを用意しましょう。まずは外に設置している玄関の無線受話器から外していきます。
①玄関の無線受話器を外す
無線受話器を固定しているネジをドライバーで緩め、内部を通る信号線(チャイム用コード)が切れないよう気をつけながら引き抜きます。チャイム用コードと無線受話器を繋ぐ部分のネジを緩めて、チャイム用コードを外したら、壁についている台座のネジも緩めることで玄関の無線受話器が外れます。
②室内側の親機を外す
今度は室内側の親機を外しに移動しましょう。プラグを抜いたら親機を持ち上げて、チャイム用コードが切れないよう気をつけながら外します。チャイム用コードと親機を繋ぐ部分のネジを緩めて、チャイム用コードを外してください。壁についた台座が落ちないよう押さえながらネジを緩めると、室内側の親機が外れます。
③インターホンの取り付けを行う
ここからインターホンの取り付けを行います。室内側の親機から解説をしましょう。親機を固定している台座を、壁の内外から挟んでネジで固定します。親機裏側の接続部分に、チャイム用コードを繋いで固定します。チャイム用コードが固定されているか確認を行ったら、台座に親機をセットして室内側は完了です。
今度は玄関の無線受話器です。無線受話器を固定する台座を、空いているネジ穴に合わせて固定しましょう。無線受話器裏側の接続部分に、チャイム用コードを繋いで固定します。チャイム用コードが固定されているかどうかを確認した後に無線受話器を台座にセットして、ネジで締めたら作業は完了です。他に人がいるようであれば、室内と室外からインターホンを鳴らして音や使い勝手を確認しておきましょう!
乾電池式インターホンの交換を自分で行う方法
乾電池式インターホンの交換を自分で行うためには、プラスドライバーとマイナスドライバー、そして新しいインターホンを用意してください。まずは玄関の無線受話器の交換から始めます。取り外し方は、「電源プラグ式インターホンの交換を自分で行う方法」と同様です。取り付け方から解説しましょう。
①玄関の無線受話器の取り付け方
チャイム用コードの先端にビニールテープを巻きつけ、絶縁します。絶縁ができたら、チャイム用コードを壁の中に入れ込みます。無線受話器を固定する台座を、空いているネジ穴に合わせて固定したら、無線受話器を台座に取り付けてネジで固定して玄関の無線受話器の取り付け作業は完了です。
②室内側の親機について
室内側の親機が乾電池式の場合、チャイム用コードを通す必要がないワイヤレスタイプがほとんどです。ワイヤレス設定は製品により設定方法が異なりますが、説明書を開いてすぐ使い始められるようなモデルが多いでしょう。電池の消耗が気になるようであれば、充電池を使うのがおすすめです。
賃貸でもインターホンの交換を自分で行っていい?
賃貸でもインターホンの交換を自分でやっていいかどうかについては、建物の管理者の判断によります。相談なく交換を行った場合、退去時などに見つかり、トラブルの元になり兼ねません。入居者には原状回復義務があるので、入居した時の状態に戻して引っ越しを行うことになります。賃貸に住んでおり、これからインターホンの交換を検討しているようであれば、前もって管理者に直接相談をしておきましょう!
まとめ
今回はインターホンの交換を自分で簡単に行う方法についてまとめました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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