【初心者解説】サンダーで木材をカットしてもいい?
サンダーで木材をカットしてもいいのかどうか?適切な電動工具の選択について解説します。
サンダーで木材をカットしてもいいのかどうか、他に適切な工具があれば知りたいなど、素材を切る過程のことでよく疑問とされている内容についてまとめました。
また、既にサンダーを持っている方向けに、木の素材に対してできることについても触れています。必要な情報があれば、ぜひチェックしておいてください。
サンダーとは?
サンダーとは、サンドペーパーやディスク状のツールを取り付けて高速で振動・回転させることで、木材や金属などの表面を研磨する電動工具です。研磨は電動工具を使わず手でも作業ができますが、電動式になると作業の進みが早く、綺麗に仕上げられるメリットがあります。
サンダーはいくつかのツールを取り付けることができるため、ディスクグラインダーやポリッシャーなどと見分けがつかないことがあるかもしれません。本体にディスク状のツールを取り付けると、一見ディスクグラインダーに近いものになります。
しかしサンダーは素材の表面処理に特化しているという特徴があります。ディスクグラインダーはサンダーと使い方が被っている部分はあるものの、金属のカット・研磨・バリ取りなど、汎用性の高さが見られます。ポリッシャーに関しては、塗装面や家具などの表面を磨いて光沢を出すことに特化した工具なので、それぞれの工具がサンダーとは異なることがわかります。(※ディスクグラインダーも木材のカットには対応していません)
そんなサンダーですが、ディスク状のツールを取り付けることで、木材をカットしてもいいのかどうか?次の項目で詳しく解説します。
サンダーで木材をカットしてもいい?
サンダーで木材をカットしてもいいのかどうかについて。一般的には推奨されていない使い方であるため、止めておきましょう。
サンダーは研磨を目的とした工具であり、切断用には設計されていません。サンダーは仕様上、電源を入れると高速回転します。その状態で木材を切断しようとすると、木材が跳ね返ったり刃が飛び散ったりと、重大な事故を起こす可能性があります。モーターへの負担も大きく、工具自体が故障する恐れもあるでしょう。
また、サンダーで木材をカットしたはいいものの、切断面が粗くギザギザに仕上がりやすいデメリットもあります。電動工具を使用する際は安全を第一に正しい使い方を心がけ、楽しく作業ができるようにしておきたいところです。
では、木材をカットするにはどのような電動工具を使うべきなのか?次の項目ではサンダーの代わりに選びたい、木材のカットに適した工具をいくつかご紹介します。個々で少しずつ仕様が異なるので、ご自身が求める作業に合ったものを見つけてください。
サンダーの代わりに選びたい木材をカットする電動工具5選
サンダーの代わりに選びたい、木材をカットするのに適した電動工具を5種類ご紹介します。
丸ノコ
木材をカットする電動工具の中でも、特に定番で選ばれているのが丸ノコです。直線にカット、または角度をつけたカットに特化しており、切断面がきれいに仕上がるのが丸ノコの特徴です。片手で持って作業が行えるため、比較的使いやすい傾向にあります。刃が深く入るよう設計された深切りタイプのモデルなども展開されています。
卓上スライド丸ノコ
卓上スライド丸ノコは、丸ノコの一種です。作業台に固定して使う電動工具で、手前から奥に向かってスライドしてカットを進めていくのが特徴。木材を真っ直ぐにカットすること、直角や角度をつけたカットに特化しているという点では丸ノコと近いですが、卓上スライド丸ノコの方がより正確なカットができます。固定タイプの電動工具は効率よく安定して作業が進められるので、大量生産をしたい時にも向いているでしょう。大型で場所を取るものの、置き場所が確保できる環境にあればおすすめです。
チップソー切断機
チップソー切断機とは、アームを上から下におろすことでカットしていく電動工具です。木材を真っ直ぐカットしたい時に適しており、切断スピードが早いにも関わらず、切断面がきれいに仕上がります。プラスチックや金属などもカットできるので、いろいろな素材がカットできる道具を必要としているようであれば、こちらを選んでおくと用途の幅が広がります。卓上型と移動型があるため、作業に合わせて選べます。
ジグソー
ジグソーは、細い棒状のノコギリ刃が上下することで木材をカットしていく電動工具です。直線と曲線の両方のカットが可能ですが、特に曲線状にカットができるという点で重宝されています。小回りが利くので、細かい作業にもぴったりです。木材以外であれば、軟鋼板やアルミなどもカット可能です。
レシプロソー
レシプロソーは細めのノコギリ刃をセットする電動工具で、厚みのある木材や硬い木材の切断能力に優れています。強力な切断力がほしい時、木材の解体をしたい時にも活躍するでしょう。少々切断面が粗くなる傾向が見られるものの、様々な形状の刃を取り付けられるため、多様な作業に対応できるメリットがあります。木材以外であれば、塩ビ・アルミ・鉄・ステンレス・ALC(軽量気泡コンクリート)などもカットの対象です。
サンダーを使って木材にできることは?
サンダーを使って木材をカットすることはできなくても、他にまだまだできることがあります。既にサンダーを持っているようであれば、これから使い込んでいけるよう用途をチェックしておきましょう。
木材の表面処理
サンダーは研磨作業に長けた電動工具です。木材の表面処理にどんどん使っていきましょう。木材の表面がザラザラしていたり、凹凸が感じられる場合は、滑らかな肌触りにするために表面を研磨するために使います。木材を、電動工具でカットした際にできたバリを取り除くのも忘れずに。
木材の表面を見て、ヤケやシミが見られる場合にも、見た目を改善する目的で研磨を行うときれいに整うでしょう。表面を研磨した都合で、上から塗る塗料のノリがよくなるメリットもあります。サンダーは研磨作業だけでも、これら約5パターンもの用途で活躍するでしょう。
木材の形状加工
サンダーで木材の表面を曲面にしたり、凹凸を付けることも可能です。木材の厚みが均一でないと感じた時に、整える際にも使えるでしょう。形状加工ができることを知っておくと、オリジナルの小物や家具を作ったりする際に、より一層楽しめるはずです。
サンダーを使って木材研磨や木材加工以外にできること
サンダーを使って木材研磨や木材加工以外にできることも最後に確認しておきましょう。
プラスチックの加工
木材以外の素材として、プラスチックの加工にもサンダーは使用可能です。プラスチック製品の表面を滑らかにしたり、プラスチック製品をカットした後のバリ取りにも対応しています。プラスチックには専用の塗料が発売されており、近年ではDIYで使う機会が増えています。そういった塗装前の下地処理として研磨しておくと、塗料の食いつきがよくなり長持ちします。
金属の加工
金属の加工も木材やプラスチックと同様、バリ取りや塗装前の下地処理としてサンダーの研磨力が活躍します。そして忘れてはならないのが、金属の場合は錆が起きてしまった場合の錆落としができることです。錆落としを手作業で行うと非常に手間がかかりますが、サンダーにおける電動の力を借りれば、あっという間にピカピカに蘇ります。
サンダーに取り付けられるアタッチメントは、他のメーカーのものと互換性がある場合とない場合があります。合うか合わないかよくわからないようであれば、メーカーが推奨するアタッチメントを選んでおくと間違いありません。もしくは、ネットで口コミをチェックしながら、互換性の有無を把握して購入するのもいいでしょう。サンダーでできることをいろいろと試してみてください。
まとめ
今回はサンダーで木材をカットしてもいいのかどうか?について解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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