DIYで役に立つコンプレッサーの選び方
エアーコンプレッサーは、DIYにおいて非常に便利な工具です。ただし、多少価格も高い機械ですし、場所を取るなどの問題もあって上級者向けの工具とも言えます。それだけに、どうせ買うなら後悔のないものを選びたいものです。そこで、DIY向けのコンプレッサーの選び方のポイントをチェックしてみましょう。
コンプレッサーの基本
コンプレッサーは空気を圧縮して空気圧を高めた状態で、その空気を排出することでエア工具を動かしたりスプレー塗装をしたりするためのものです。その構造としては、空気を圧縮するためのモーターとシリンダーが主要な部分となります。そして、圧縮空気を貯めておくタンクと、空気圧を調整するためのバルブやメーター、エアーホースを接続するためのジャックなどから成り立っています。
こうした基本的な構造に加えて、持ち運びをするためのタイヤが付いていたり、動かしやすいようにハンドルが付いていたりする製品もあります。価格や大きさや製品ごとにかなり異なり、どれを選ぶかによって使い勝手が変わってきます。また、コンプレッサー本体と共に、エアーホースや塗装用のスプレーガン、掃除用のガン、エア工具などが必要となります。
DIYならオイルレス型
コンプレッサーには仕様上いくつかの種類があり、大きく分けるとオイル型とオイルレス型に分類されます。オイル型というのは常にオイルを入れておくタイプで、工場などの大型機械で使われることが多いです。オイルレス型は騒音が大きいなどのデメリットもありますが、メンテナンスが楽ですし、何よりエアの中にオイルが入らないので塗装などにも使えるというメリットがあります。そのため、DIYであればオイルレス型を選ぶのが普通です。ほぼあらゆる用途で使えますので、オイルレス型を選べば困ることはないでしょう。
用途を考えて絞り込む
DIYと一口に言っても、実際の作業はかなり異なるものです。小さなアイテムを作るだけという人もいますし、家そのものを自分で作っていくという方もいます。そのため、用途によって必要なコンプレッサーのスペックや機能が変わってくるわけです。たとえば、小物に塗装をするだけであれば、タンクはかなり小さくても良いですし空気圧も高い必要はありません。その分、コンパクトで消費電力が低く、騒音が小さい製品を選んだ方がメリットが大きいわけです。一方で、大物の塗装をしたいといった場合は、空気圧が高くてタンクも大きなものでないと使い勝手が悪いです。
また、エアーコンプレッサーはいろいろな使い方ができるので、DIY以外にも使用することを考えた選び方をすることもできます。たとえば、自動車のタイヤの空気入れをしたいとか、エアガンを使って掃除をするといった使い方も可能です。どうせコンプレッサーを購入するのであれば、様々な場面で使いこなせるようにするのもありでしょう。
そして、どんな工具をメインとして使うかも考えるべきです。というのも、工具によって必要な空気圧が変わってくるからです。吹付塗装をする場合は、それほど強い空気圧は必要ではありません。ただし、長時間連続して使うのでタンク容量は大きい方が有利となります。一方で、エア工具、たとえば釘打ち機やビス締め機などを使う場合は、強い空気圧を必要とします。製品によって最大の空気圧もしくは排出出力というのは異なりますので、使う工具の必要スペックを確認した上で選ぶべきなのです。
同時使用があるか
同じタイミングで複数の道具を使うことがあるのか、という点も製品の選び方のポイントとなります。というのも、製品によってエアーホースをつなぐ接続部分が1つしかないものもあれば、2つ付いているものもあるからです。同時使用をするのであれば、当然接続部分は2つないといけません。
DIYをするのは自分だけなので、同時使用をすることはないと考えるかもしれません。しかし、それでも工具を常に2つ以上コンプレッサーにつなげておくと便利なことは多々あります。たとえば、1つは木くずなどを飛ばすためのエアガンを常時つなげておき、もう1つはエア工具を接続して作業をするといった使い方です。もしくは、塗装をする際に、色の異なるスプレーガンを2つつないでおくこともあるでしょう。こうすれば、作業が変わるたびにイチイチ工具を脱着する手間が省けますので、楽に工具を使えるようになるのです。
タンク容量による違い
タンク容量が大きいとそれだけたくさんの圧縮空気を貯め込めますので、連続使用がしやすくなります。容量が小さいと作業をしている時に空気圧が下がってしまい、作業を中断する必要が出てくることがあります。モーターを動かして圧縮空気を十分に貯めるまで待つ時間は意外と長いので、無駄な待ち時間ができてしまいます。
こうしたことから、効率だけを考えたらタンク容量は大きい方が良いです。しかし、容量が大きくなるということはタンク自体も大きく、重くなります。それだけスペースを取りますし、持ち運びも苦労することになります。まずは、自分の作業スペースに収まり、邪魔にならない大きさということを基準にして考えると良いです。
持ち運びをするか固定式にするか
コンプレッサーは、タイヤと取っ手が付いていて持ち運びできるものと、地面に置くだけのものがあります。移動させることが多いのであれば、当然持ち運び式が優れています。しかし、タイヤや取っ手の分、重くなりますしスペースも取ってしまいます。また、取っ手部分にエアーホースが絡まりやすいこともありますので、全く動かすことがないということであれば、固定式の方が使い勝手が良いでしょう。
サイレント性能はDIYなら重要なポイント
オイルレス型のコンプレッサーは、騒音が出やすいです。モーター音と空気を排出する音というのは結構大きいので、近所迷惑にならないように注意しましょう。DIYの場合は、作業場の近くに家屋があったり、休日や夜の時間に作業したりすることが多いので騒音問題には注意すべきです。DIYユーザーが多くなっていることもあり、メーカー各社ではサイレント性能に注目した製品を開発しています。作業のしやすさだけでなく、騒音が出ないものかという点にも注目して製品を比較してみましょう。
付属アイテムの選び方のポイント
コンプレッサーに必須なのが、エアーホースとエア工具です。特にホースはかなりたくさんの種類がありますので、選び方に困ってしまうかもしれません。ホースは太さによって性能が変わるのですが、DIYであれば細い口径のもので十分です。ストレートタイプかコイルタイプの違いもあります。ストレートだとより長く使えるので、離れた場所でも利用できます。ただし、束ねるのが面倒できれいにまとめるのに苦労します。柔らかい素材を使ったホースは多少値が張りますが、束ねやすくねじれにくいので使い勝手は向上します。一方でコイルタイプは片付けが簡単で使いやすいです。一方で、あまり長く伸びないことが多いので、近いところで使う方に限定されます。
まとめ
コンプレッサーはDIYをより楽しく、効率よくしてくれる有用な道具です。様々な場面で使われている機械だけあって、かなりいろいろな種類、製品があります。スペックや機能などの要素を考えながら、自分のDIYのニーズに合った選び方をしましょう。そうすれば、今までより作業のやりやすさがぐっと向上していることに気付くでしょう。
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