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コラム

2024/01/14

DIY

【簡単DIY】雨漏りの修理を自分で行う3つの方法まとめ

雨漏りの修理を自分で行う3つの方法をご紹介します。
雨漏りが起こり応急処置として修理を自分で行いたい。今すぐ手を打たないとどうなるのか?など、いざという時に役立つ情報をまとめました。
また、修理を業者に依頼する時の費用のことやリフォームに関連した助成金のことについても詳しく解説しているので、参考にしてください!

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雨漏りの修理を自分で行うとどれくらい費用がかかる?

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雨漏りの修理を自分で行うとどれくらい費用がかかるのかについて。本来業者に修理を依頼すると工事費用や人件費がかかりますが、自分で行うとその費用を浮かせることができます。かかるのは材料費のみとなり、ブルーシートや防水テープ、防水コーキング(シーリング)剤などを全て合わせても10,000円以内で収まる可能性があります。

「雨漏りしているな……」と思いつつも、リビングや自分の部屋ではなかったり雨漏りの量が少ないなどの理由から、見て見ぬふりを続けていませんか?少しでも雨漏りしている状態であれば、まずは応急処置として簡単な修理を施すことをおすすめします。

今すぐ応急処置をしないとどうなる?

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雨漏りしていることに気付きつつも、手間や費用がかさみそうだという理由から放置しておくのは大変危険です。壁やクロスに雨水が染み込むとシミになり、汚れが取れなくなる可能性があります。

それだけだと見た目の問題で済みますが、壁の裏側ではカビがどんどん広がり、シロアリが発生しやすくなります。シロアリは湿った木材を好む習性があることから、雨漏りとシロアリには密接な関係があるとされています。すると家の資産価値が下がるのはもちろんのこと、早い話が住めなくなるほど壁の裏側では木材が蝕まれている可能性も考えられるでしょう。

直接的な被害で言えば、「雨が降ると家電の調子が悪くなる」「なぜかブレーカーが落ちていた」場合は既に漏電の疑いがあり、そのまま火災に繋がってしまう恐れがあるので早急の対処が必要です。

自分で雨漏りの修理を行っても大丈夫?

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ちょっと水滴が落ちているだけの雨漏りが、ここまで家に及ぼす被害が大きいことを考えると、本来は自分で修理を行わずに今すぐにでも業者に頼んで修理をしてもらうべきです。

しかし何らかの理由で、今すぐは工事を業者に頼めない場合に、今回のDIYを行います。はっきりと雨漏りの原因を突き止められていないようであれば、DIYはあくまで一時的なものだと考え、あらためて近いうちに業者に頼むようにしましょう。また、高所で行う作業は危険を伴うので、十分に注意をしてください。

雨漏りしやすい場所とは?原因についても

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雨漏りの修理を自分で行うにあたり、雨漏りしやすい場所を把握しておきましょう。雨漏りが起こっている場所が一箇所見つかった場合、実は他にもまだ雨漏りが起こっている予備軍となる箇所があるかもしれません。他に湿気を感じる場所、水が滴り落ちることはなくてもシミになっている箇所はありませんか?(※築年数が20年以内で雨漏りが起こる場合については、最後の項目『施工不良による修理費用の請求について』をチェックしてください)

屋根

最も雨漏りしやすいのが屋根です。棟(むね)という屋根の面同士の継ぎ目を留めるクギの浮きや、瓦やスレート屋のヒビ割れが原因で雨漏りが起こります。また、下屋根(げやね)といって、母屋から突き出した主となる屋根よりも低いところにある屋根も雨漏りがしやすい箇所として挙げられるでしょう。下屋根は天から降ってきた雨水だけでなく、外壁から伝ってきた雨水や、主となる屋根から落ちてきた雨水が合わさることで雨量が多くなります。

外壁

外壁は屋根同様、常に自然環境に影響を受けることから、紫外線・台風・地震・温度変化によってヒビ割れなどの劣化が目立ちます。壁がヒビ割れるとそこから雨水が侵入しやすくなるため、結果、雨漏りが起こります。壁に膨らみが見られる場合は、内部で雨水を蓄えてしまっている可能性があります。

窓ガラスと窓枠の隙間から雨水が侵入することがあります。窓付近はパッキンを多く使用しており、それらが劣化すると雨漏りの原因に。中でも天窓は紫外線や雨水にさらされる頻度が高いので、通常の横窓よりも劣化しやすくなります。

ベランダ

ベランダは屋根・外壁・窓の集大成です。雨水が溜まりやすい空間である上、人の出入りもある部分なのでヒビも入りやすいでしょう。ベランダは下層に影響が出やすいので、ベランダが2階にあるようであれば、1階下部分に雨漏りの注意が必要です。

雨漏りの修理を自分で行う3つの方法

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雨漏りの修理を自分で行う3つの方法をご紹介します。(ここでは修理と呼んでいますが、応急処置方法です)修理ができる条件は、天候が荒れていない日・雨が降っていない日であること、安全面を最優先することです。高い位置で慣れない作業を行う場合がほとんどなので、必ず2人以上で作業を行ってください。

[ひとまずの応急処置]バケツで雨水を受ける

まずは、天井からいきなりポタポタと雨水が落ちてきた時の応急処置方法をご紹介しましょう。この方法は修理とまではいきませんが、緊急時に役立ちます。水が落ちてくる場所にブルーシートか大きめのビニール袋を敷いたら、バケツや鍋などを置きます。その中へ折り畳んだタオルを入れて水の受け皿としましょう。タオルは水の飛び散りを抑えるクッション材です。

それでも水の飛び散りが気になる場合は、糸を結びつけた釘を天井の雨漏り部分に刺し込み、糸の端をバケツの中に入れます。この方法であれば、水が糸を伝って流れるので飛び散りません。

防水テープを使う方法

雨漏りしている箇所がわかっているようであれば、防水テープを使うことで雨の侵入を一時的に止めることができます。スレート・トタン・フラットルーフタイプの屋根であれば使用可能です。雨漏りしている箇所をタオルや雑巾できれいに拭いたら、空気が入らないよう防水テープを貼ります。防水テープは、ホームセンターやネット通販サイトなどで1,000円前後で手に入ります。

防水コーキング材を使う方法

防水コーキング材は雨漏りしている箇所を接着剤で防ぐ方法です。雨漏りしている箇所がわかっている場合に効果的ですが、少々扱いが難しいのが難点です。雨漏りしている箇所をタオルや雑巾できれいに拭いたら、マスキングテープを雨漏りの箇所を囲むように貼ります。コーキング剤の接着力を上げる下地を塗り、乾かしたらコーキング剤を塗りましょう。コーキング剤が乾く前にマスキングテープを剥がしたら修理は完了です。

ブルーシートを使う方法

ブルーシートを直接屋根に被せる方法があります。この方法はどこで雨漏りしているかわからない場合に効果的です。危険が伴う作業である上、載せたものが後々に落下するようなトラブルが起こらないように注意しましょう。下屋根や倉庫などの低い場所や、フラットルーフのご家庭であれば雨漏りをしっかり防ぐ応急処置になります。屋根の上にビニールシートを被せ、風で飛ばないようガムテープなどで留めたら、四方を土嚢袋で押さえて修理は完了です。

雨漏りの修理を業者に依頼するとどれくらい費用がかかる?

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今回ご紹介したのはあくまで応急処置方法ということもあり、近いうちに雨漏りの修理を業者に依頼することになるかもしれません。その場合に気になるのが費用ですが、相場は約5万〜20万円を目安に考えておきましょう。火災保険に入っている場合は保険が適用されることがあるので、保険の見直しを行うことをおすすめします。

雨漏りの修理には助成金がもらえる可能性も!

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雨漏りの修理として助成金がもらえる可能性があります。正しくは雨漏りの修理費用ではなく、雨漏りの修理で必要になるリフォームにかかる補助金です。補助金の状況や金額は各自治体により異なるため、詳しくはお住まいの自治体サイトをチェックしてください。

施工不良による修理費用の請求について

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築年数が20年以内の場合は、施工不良が原因として施工業者に修理費用を請求できる場合があります。家を建ててからまだ年数が経っていないようであれば、国土交通省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」のページを確認してみましょう。

まとめ

今回は雨漏りの修理を自分で行う3つの方法をご紹介しました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。

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