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庭木を自分で手入れする方法についてまとめました。
庭木を手入れするにあたって業者に頼む方法もありますが、コツを知っておくと剪定の時期がきた時に自ら作業ができるようになります。
この記事では手入れに必要な道具や、かかる費用のことについてもご紹介しています。忙しくて作業に手が回らない方は、ぜひ庭づくりの参考にしてください!
おしゃれな庭に憧れて庭木を植えてみたものの、手入れの方法がわからなかったり、作業が大変で困っている方は多いのではないでしょうか。庭木の枝をカットすることを「剪定」と呼びますが、この剪定の作業を行うことで通気性がよくなり、光をよく浴びて新芽の発生が促されます。放ったらかしにしておくと病害虫の発生源となり木がどんどん枯れてしまうため、手入れに適した時期がきたら早めに剪定の作業を行いましょう。
庭木を綺麗に維持していくにはマメな手入れをしなければなりませんが、作業が大変だと継続していくことが難しくなります。剪定を楽にするには、「使いやすい道具」と「作業を行いやすい環境」を準備しておくことが大切。道具選びのことなどについては次の項目からご紹介しているので、必要なものを揃えてみてください。
庭木の手入れを自分で行う際に必要な道具をご紹介。
基本的に庭木の手入れを自分で行う上で必要な道具は、剪定用のハサミと脚立のみです。脚立に関しては必要に応じて用意しましょう。何が必要かについては、手入れする方法を確認して判断するといいでしょう。これらの道具は、ホームセンターか園芸ショップ、通販サイトでも手に入ります。
一般的に庭木を自分で手入れする際の剪定は、「基本剪定」と「軽剪定」の年に2回行います。「基本剪定」は新芽が出る前の冬から春頃に行われる剪定で、大きく生長した木を小さく整えて圧迫を抑えます。
「軽剪定」は樹木の形を大きく変えることなく木の風通しや日当たりを良くするために行う剪定で、枝葉が大きく生長する夏前後に行います。基本剪定に比べると樹木への負担が少ないことから、風通しが悪くなってきたと感じた時に追加でカットできます。
これらの剪定時期はおよそ夏か冬に分けられますが、庭木の種類により剪定時期が若干異なります。ご自宅の庭木の品種を見極めて剪定を行いましょう。
常緑広葉樹の基本剪定は3~4月頃、軽剪定は8~10月頃です。寒さに強く、年間を通して葉を持つのが特徴。約一年から数年間で落葉しますが、すぐに新たな葉が作られていくため落葉が目立ちません。
品種:黒松,松,ハナミズキ,カイヅカイブキ
常緑広葉樹の基本剪定は3月、6月、9月、10月、軽剪定は枝の状態がわかりやすいことから12~2月頃に行います。年間を通して常に緑の葉をつけているように見えますが、一年の間に生え変わりを繰り返しています。
品種:金木犀,シラカシ,ソヨゴ,モチノキ,ヤマボウシ
落葉広葉樹の基本剪定は3~4月頃、軽剪定は8~10月頃です。梅雨時期を除く4月~8月は樹液が流れ出て木がダメージを受ける可能性があるため、この時期の剪定は避けたいところです。
品種:梅,カエデ,ケヤキ
庭木を自分で手入れする際に必要な作業の準備について解説します。剪定を行う際は、安全第一で作業を行わなければなりません。地面が土でできている場所は手元や足元が不安定になりがちなので、雨上がりなど足元が不安定な日は作業を行わないようにしてください。土がしっかりと固まり安定している日を狙い、作業準備をします。
庭木が低いようであれば、そのままカットを始めます。庭木に高さがある場合は、剪定用の脚立を使うようにしましょう。通常脚立の脚は4本ですが、剪定用の脚立は3本で構成されています。3脚の脚立は4本の脚立よりも横方向の揺れに強く、転倒しにくいのが特徴。脚立の脚がスパイク状になっているものを選ぶと、地面に差して使うことができるので、グラつきにくく安定します。
庭木を自分で手入れするカットの方法について解説します。
まずはカットすべき枝である「忌み枝」を見分けましょう。忌み枝とは樹形を乱している部分や、他の枝の成長を妨げている部分のことを指します。枝が重なったり絡んでいるところ、枝が垂れているところはカットの対象です。他にも枝の途中から上向きに生えてくる徒長部分や、根元から生えるひこばえもカットします。変色して今にも折れそうになっている枯れ枝など、綺麗に見えない部分もカットしてしまいましょう。
切り戻し剪定といって、樹木の葉が生い茂っている部分である樹冠から飛び出た枝を切り揃える作業を行います。
まずは不要な枝を間引きます。枝のつけ根から切りましょう。カットする際のハサミは、斜めに入れます。切り口が下を向くようにカットを入れることで、庭木全体の見栄えがよく仕上がります。ハサミを斜めに入れることが手間に感じる場合もあるかもしれませんが、腐朽菌の進入や進行を最小限に抑えることができます。
太い枝を一度で切ろうとすると、枝の重みで幹が割ける可能性があるため、一旦剪定バサミで枝のつけ根近くで切ってから再度切り口が斜めになるよう木バサミで整えましょう。
間引きで不要な枝を取り除いた後は、樹冠からはみ出た枝を切り揃えるために切り戻しを行います。この工程では芽の上をカットします。
枝分かれしている先に、内側に生える「内芽」と外側に生える「外芽」があります。内芽を残すと枝が幹側に伸びて不要枝になることから、ここでは基本的に「外芽」を残した状態ですぐ上数ミリを残してカットします。
細い枝と太い枝をカットする際のハサミの使い分けとして、細い枝は木バサミ、直径1.5cmほどの枝は剪定バサミを使います。それ以上の太さになってくると剪定バサミではカットできないので、ノコギリを使いましょう。
また、細い枝は付け根でカットすることをおすすめします。細い枝は後で枯れたり、残った枝が再生して枝が増えることがあります。一方で太い枝は、付け根から少し離れた位置でカットすると病気になりにくく、元気な枝を保つことができます。枝と幹の境目に、ブランチカラーと呼ばれる少し膨らんだ部分が存在しますが、そこを残しておくと傷口が塞がりやすく見た目が綺麗に育ちます。
剪定を行った後は枯れるのを防ぐために、しっかり水やりを行いましょう。剪定枝や葉っぱなどのゴミの処分方法は、お住まいの地域により異なります。各自治体の回収方法に従いまとめて処分してください。
庭木を自分で手入れする時にかかる費用の目安を見てみましょう。ハサミ代と剪定用の脚立を用意した場合を想定します。木バサミ・剪定バサミは価格がピンからキリまであり、1,000~3,000円が目安。柄の長いものになると5,000円前後で売られています。剪定用の脚立は13,000~30,000円が目安です。人にもよりますが、ここでは仮にトータルで25,000円を見積もっておきます。
初心者や一般家庭での作業は、木の高さが長さ3mまでの作業に留めておいた方が良いとされており、それ以上の高さがある場合は業者に相談することをおすすめします。業者に依頼した場合は、剪定費用と処分費用がかかります。3m未満であれば19,000円、3m以上で26,500円~、7m以上になると70,000円近くになると見ておきましょう。
庭木を自分で手入れする際にかかる費用(3m以内)が約25,000円であるとして、業者に依頼(3m以内)した場合は19,000円だとすると、一見後者の方がお得に見えるかもしれません。しかし庭木はどんどん成長していくものなので、その都度カットしていくことを考えると、やはり自分でカットできた方が今後かかるコストは抑えられます。
手入れが簡単な庭木であれば、低木を選んでおくと手入れがしやすくおすすめです。高さがほぼ人間の身長ほどで、幹があまり太くならないものが多いので、剪定しやすいのがポイント。ユスラウメ,カルミア,シロヤマブキなど華やかな品種が多いですが、葉をたのしむ品種がよければクロモジ,ナツハゼなどが人気です。
ソヨゴやもう少し高さがあるものであれば、ハイノキなどは成長が非常にゆっくりでほとんど手入れ不要です。手入れのいらない品種をお探しであればこういった庭木を育ててみてはいかがでしょう!
今回は庭木を自分で手入れする方法をまとめました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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