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庭に人工芝をDIYする方法についてまとめました。
人工芝が敷かれた庭に憧れているものの、敷き方がわからないという方向けに、業者に頼らずDIYする方法をご紹介します。
自分でやると費用が抑えらえるだけでなく、タイルやレンガと組み合わせることでおしゃれに仕上げることができます。
自宅の庭の雰囲気を変えたい時は参考にしてください!
庭に敷く人工芝をDIYするのはなぜなのか?まずはメリットについてご紹介。
人工芝を選ぶ最大のメリットは、やはり管理の楽さにあります。天然芝を敷いた場合は植物と同じなので、日々の水やりと枯れた部分の再生、月1~2回の芝刈りを行わなければなりません。ところが人工芝であればこれらの作業が一切不要になります。普段忙しくしている方や日々の手入れが苦手な方でも、一度敷いてしまえばほとんどメンテナンスは不要なので、庭を綺麗に保つことができるでしょう。
天然芝は冬になると枯れるものがありますが、人工芝は1年中綺麗な緑の芝を見ることができます。人工的な緑色をしたものもありますが、緑色を抑えたリアルなものなどもあるので、好みの庭にDIYできます。
人工芝はポリエチレンなどの素材でできており、耐用年数・寿命は短くて5年、長くて10年は持つとされています。製品により耐用年数が異なるので、1度庭にDIYした人工芝を長く持たせたいと考えている場合は、耐久性のある人工芝を選んでおくと綺麗なまま長く保てます。
天然芝の場合は日々の水やりにかかる水道代、枯れた部分の再生に使う肥料代と維持費がかかります。しかし人工芝の場合は、初期費用だけで後はほとんど維持費がかかりません。
実は人工芝はグラウンドに使われることもあるほどスポーツとの相性が良く、自宅でのサッカーの自主トレーニングにもおすすめです。ボールやシューズといった練習道具が傷つきにくく、人工芝のグラウンドに近い環境で練習できるので、庭づくりに限らずスポーツの練習にも導入を検討してみてはいかがでしょう。
庭に人工芝を敷くために必要な道具を揃えましょう。
これらが今回のDIYに必要な基本の道具です。人工芝はロールタイプとジョイントタイプがありますが、庭にある程度の面積がある場合はロールタイプがおすすめ。継ぎ目が少なく済むので、自然に仕上がります。いずれの道具もホームセンターやネット通販サイトで手に入ります。人工芝の質感や色合いが詳しく知りたいようであれば、実店舗のホームセンターで選ぶと失敗がありません。
これらの他にも、水はけが悪いようであれば土に混ぜる山砂や砂利を用意することになるので、次の項目でご紹介している「庭に人工芝を敷くDIY方法」を確認してから必要なものを揃えていくといいでしょう。
庭に人工芝を敷くDIYの方法について解説。
人工芝を敷く場所を綺麗に整えましょう。この下地処理をしっかり行うかどうかで、芝の上を歩いた時に心地よく感じるかどうかが決まります。
まずは雑草や落ち葉、石、ゴミなどがあれば全て取り除いていきます。雑草はカットするだけだとすぐに伸びてくることがあるので、スコップで掘り起こして、根から処理を。
それらが取り除けたら、土の表面を平らにしていきます。土を踏みつけるように歩いて、固めていきます。仕上げに土の表面をならす道具としてトンボなどがあると便利ですが、なければ木の板などを使うのもいいでしょう。土に凹凸があると凹んだところに雨水が溜まるため、できるだけ水平を意識して整えます。
また、庭の土の様子から見て、水はけが良いか悪いかを判断しましょう。水溜まりができても1時間ほどで引くようであれば問題ありませんが、1時間以上経っても水が引かないようであれば、山砂や砂利を土の中に混ぜると水はけがよくなります。
下地処理を行った庭の土の上から、人工芝専用の防草シートを敷いていきます。不織布の防草シートを選ぶことで、折り目から雑草が生えてくるのを防ぐ効果あり。防草シートを並べる際は、継ぎ目から雑草が生えるのを防ぐために防草シート同士を10cm以上重ねます。
防草シートを敷いたら、シート用の固定ピンをハンマーを使って防草シートの縁を1mほどの間隔で打ちましょう。シートを重ねた部分にも固定ピンを打っておくと、ズレを防ぎます。
人工芝を敷きます。人工芝の多くはロールタイプになっているので、たるみがないよう防草シートの上に広げていきます。人工芝を並べる時は、芝の葉が寝ている方向が揃うように広げていくのが綺麗に見せるコツです。芝にボリュームがあるタイプの場合、芝と芝をくっつけすぎると継ぎ目の芝のボリュームが目立つので、2~3mmほど離しておくと自然に整います。
更に綺麗に魅せるコツとして、葉先に注目しましょう。芝の葉先が向こう側を向いていると、綺麗に見えます。玄関外から見て葉先が向こう側を向くように。もしくは自宅の窓から見て葉先が向こう側を向くようになど、綺麗に見せたい位置からの葉先を意識すると、プロが仕上げたように美しく仕上がるのでお試しを。
人工芝をカットする際は、裏側に白いペンかチョークなどで印をつけ、線に合わせてハサミかカッターでカットします。カッターはすぐに切れ味が悪くなるので、マメに刃先を替えることをおすすめします。怪我をしないよう作業を進めてください。
人工芝が重なっていないか、間隔が開きすぎていないかどうかを確認したら、継ぎ目に人工芝用両面テープを貼るとズレを防ぐことができます。こちらはなくても構いませんが、敷いた面積が広いようであればあると綺麗な仕上がりが長持ちします。
最後に人工芝用の固定ピンを50cm間隔で打って固定したら、庭に人工芝を敷くDIYの作業は完了です。
庭に人工芝を敷く時にかかる費用の目安として、防草シートは1㎡あたり約500円ほど。人工芝は1㎡あたり1,500~4,000円が目安です。質のいいものほど高価ですが、その分長く持つ素材が採用されているなどメリットを備えているものもあるので、選ぶ際は内容をよく確認した上で決めましょう。
その他のメジャーや軍手などは、100均などで揃えることができます。できるだけコストを抑えたい時は人工芝と防草シートにお金をかけて、それ以外のちょっとした道具は手頃なものを揃えるのがおすすめです。
庭に人工芝を敷く際、ただ敷くだけでなく、他の素材と組み合わせるとおしゃれな庭に仕上がります。庭をこれからDIYしていきたいと考えているようであれば、色々な組み合わせを検討してみましょう。
人工芝を敷いたら、端があまり綺麗に見えない。そんな時は縁にレンガを並べるとうまく馴染みます。レンガは空間の端の方であれば土の上に並べてもいいですし、土の中に埋めても馴染みがよくなります。
タイルが既に敷いてある庭のサイドの土部分に人工芝を敷く。もしくはタイルと人工芝を交互に並べるなど、タイルとは相性がよくおしゃれに仕上がります。おしゃれな敷き方が思い浮かばない時は、実際に庭のDIYをしている方のSNSやブログなどを参考にすると上手くいくでしょう。
庭先にウッドタイルやウッドデッキなどウッド素材のものと組み合わせると、手入れが簡単且つ垢抜けた庭に仕上がります。ドッグラン風にしたいと考えているようであれば、ウッド素材を敷いておくと、愛犬も心地よくくつろげる場所になること間違いなし。柵なども組み合わせて、お気に入りの空間を用意してあげましょう。ぜひ人工芝を使った庭のDIYにチャレンジしてみてください!
今回は庭に人工芝をDIYする方法をまとめました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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