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可動式の棚をDIYする方法についてまとめました。
自宅のパントリーやオフィスに可動式の棚をDIYしたい。そんな方向けに必要な道具の準備をはじめ、取り付けの際に注意しておきたいことなどについても解説しています。
置く物に合わせて好きなだけ高さが変えられる棚を導入して、使いやすい収納空間にしましょう!
可動式の棚には2種類のタイプがあります。
背面タイプは、背面にレール(棚柱)を設置するタイプです。棚受けは2本で支えるようになっており、頑丈な棚受けを用意する必要があります。横幅の広い棚を希望する際にはこちらを選びましょう。広めのウィークインクローゼットや、壁一面を使って小物を飾りたい時などにおすすめです。
もうひとつは側面タイプです。こちらは左右に壁がある状態で、その左右の壁にそれぞれ2本ずつレールを取り付けます。棚受けは左右合わせて計4本で支えるので、よほど幅が広くなければ、安定感があります。玄関のシューズボックスなど狭い空間であれば、背面にレールが通らないことと棚受けパーツが小さいことから、備え付けの棚のようにして使えるこちらの方法がおすすめです。
まずは可動式の棚をDIYするために必要な道具から準備していきましょう。
可動式の棚をDIYする際に必要になる道具は、いずれもホームセンターや家具店で手に入ります。レール(棚柱)と棚受けは色々な店舗で好みの物を組み合わせることもできますが、ちょっとしたサイズの違いでバランスが取れなくなると、ガタつきの原因になります。できる限り同じメーカーのもので揃えておくことをおすすめします。セットになっているものがあれば、そういったものを選んでおくと失敗がありません。
レール(棚柱)・棚受け・棚板以外の道具は必須ではなく別のものを代用できることがあるので、可動式の棚をDIYする方法をチェックしてから必要なものを決めるといいでしょう。
棚板は設置する場所のサイズを測り、設置場所に合った幅と奥行きのものを選んでください。棚板は長くなると中心にたわみが出やすく、特に幅が4mを超えたあたりからはたわみやすくなります。その場合はもう少し短い棚板を選ぶか、左右だけでなく中心にもレールを通して強度を上げましょう。
白いカラーのものやナチュラルなものなどさまざまな色・質感があるので、部屋のイメージに合うものを選ぶことができます。パントリーに設置するなど、使用頻度の高さから汚れが気になるようであれば、掃除がしやすそうな素材のものを選んでみたり、棚板の表面にカッティングシートを貼るのも手です。
レールと棚受けは耐荷重がどれくらいまで可能なのかをチェックした上で選ぶことも重要です。棚板を何枚設置するか、載せるものはトータルでどれくらいになりそうなのか総重量を計算しておきましょう。
可動式の棚をDIYする方法について解説します。
下地とは 、一般的な住宅の壁には石膏ボードが使用されています。 その壁を裏側で支えているのが間柱(下地)です。 壁に棚などを取り付ける場合、この間柱がある場所を探し当てて取り付ける必要があります。
下地を探す方法は、壁をノックします。「コツコツ」と詰まったような響きのない音がすれば、間柱やコンクリートがある場所です。「コンコン」と空洞があるような響く音がすれば、石膏ボードなどが貼ってあり、中が空洞であることが分かります。
今回棚を取り付けるのは、前者の「コツコツ」と詰まったような音がする間柱があるところです。ノックをしただけではわからない場合は、下地センサーという下地材の位置をランプや音で知らせてくれる道具が売られているので、そういったものを使うのもおすすめです。石膏ボードがある場所にはネジがうまく留まらない上、壁がボロボロと崩れて割れる可能性があるため、避けるようにしましょう。
レールを取り付けていきます。レールは同じ高さで2本水平に設置することが重要です。位置が傾いていると棚板が傾いてしまうので、水平器などを使って真っ直ぐに取り付けを行います。マスキングテープを貼ってガイドラインを決めておくのも、失敗を防ぐにはいい方法です。
レールを取り付ける位置が決まったら、実際に壁に取り付けていきましょう。ドライバーを使って手で取り付けていくことも可能ですが、インパクトドライバーを使ってビス留めすると作業がスムーズです。ビス留めする位置は上・中間・下と、レールにビス留めをするための穴が開いているので、そこを狙って留めていきます。作業に慣れていない場合は一人で作業をせず、誰かにレールを支えてもらうといいでしょう。
取り付けたレールに棚受けを掛けたら、その上に棚板を置いて作業は完了です。これで可動式の棚をDIYすることができました。背面タイプの場合は棚板を置いただけだとグラつきますが、物を置くと安定します。
可動式の棚をDIYする時に注意しておきたいことについてご紹介。
棚柱をしっかり取り付けておかなければ、ある日レールが倒れてくるようなことがあるかもしれません。ビスは奥まで打ち込みましょう。また、うっかりビス留めするのを忘れてしまうのを防ぐためにも、物を載せる前には必ず必要な部分全てにビス留めができているかどうか再確認必須です。
DIYが可能な集合住宅などの場合、作業する時間帯や日時を考えて作業を行いましょう。少しインパクトドライバーを使うくらいであればと思ってしまいがちですが、深夜や早朝から作業を行うと、騒音で近所に迷惑をかけてしまいます。音がよく響く建物であれば、前もって近所の人に作業する旨を伝えておくと安心です。
可動式の棚をDIYした後は、取り付けたばかりの棚を自分らしく使いやすくするコツを掴んでおきましょう。
できるだけ収納スペースが欲しいということもあり、パントリーやウォークインクローゼットの中に棚を最大限設置してしまうと、物の出し入れがしにくくなってしまうことも。棚を設置しすぎないよう、自分自身が作業できるくらいのスペースは空けておきましょう。
背面タイプの棚を使う際に仕切りがほしくなったら、L字型の本立てが使いたくなると思います。しかし背面タイプの場合はサイドに壁がないので、物を出し入れしている中でスタンドが倒れたり、棚から物が落ちやすくなります。そんな時はL字型ではなく、可動式仕切板と呼ばれるカルテを仕分けるものや、ブックスタンドとして自立できるものを使うのがおすすめ。作業が多いオフィスなどでも使いやすくなります。
小物類を収納したい。そんな時はDIYした可動式の棚にプラスして、ケースを取り入れると使いやすくなります。ケースはホームセンターやニトリなどの有名な家具店、100均でも買うことができます。目線より高い位置に重いものを載せると取り出しにくくなってしまうため、重いものは下の方に収納していくことがコツです。そして可動式の棚はのせているだけなので、グラつきが気になることがあるでしょう。普段から、上の方にあるものは台に乗って取り出すようにしておくとスムーズです。
レールに取り付けができるのは棚受け・棚板だけではありません。フックや有孔ボードなど、他にも組み合わせて使えるオプションパーツが展開されていることがあります。棚としてだけでなく、他にも使い道はないかどうか、もっと使いやすい方法はないか探す際にはオプションパーツを取り入れることも検討してみてはいかがでしょう!
今回は可動式の棚をDIYする方法についてまとめました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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