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外壁の洗浄を自分でする方法についてまとめました。
外壁の汚れが気になりはじめ、何とか洗浄を自分で行えないだろうか?そう考えている方向けに、この記事では外壁の素材に合わせた手順を詳しく解説します。業者に頼む方法もありますが、自分でできると今後も定期的に綺麗にしていけるので、知っておくと便利です。作業時期が遅れると汚れが落ちなくなってしまう可能性もあるので、早めに落とし方をマスターしておきましょう!
年々たまってきた外壁の汚れを自分で何とかしたい。でも、落とし方がわからず早数年……。そんな方は多いのではないでしょうか。実は外壁の汚れはそのままにしておくと見た目が悪いのはもちろんですが、塗装により出来上がっている塗膜が汚れに徐々に浸食され、劣化の進行を早めてしまいます。どのような劣化が起こるのかというと、変色から始まりヒビ割れ、割れた隙間から建物内部へと雨水が侵入し、やがて腐食します。外壁の傷みは範囲が広くなるほど修理費用が嵩むため、早期に洗浄を行っていく必要があります。
まずは外壁に付着しがちな汚れの例から確認し、ご自宅の外壁の素材に合った掃除方法を見つけて自分で始めていきましょう。
まずは外壁に付着しがちな汚れの例をチェックしておきましょう。ご自宅の外壁にも思い当たる汚れがあるかもしれません。
鳥のフンによる汚れは見てすぐにわかるものがほとんどですが、手が届かない位置に落とされることも多く、なかなかすぐに対処できないの悩みではないでしょうか。
湿度の高い場所や風通しの悪い場所を中心に汚れの原因となるのが、カビやコケ、藻などです。特に梅雨の時期や、台風が接近しやすい7月から10月にかけても発生しやすいのが特徴。日当たりが悪い建物にも発生しやすいので、日陰になっている壁面があれば一度確認しておきましょう。
雨水が外壁につくことで起こる水垢汚れをはじめ、特に目立つのが雨だれによる汚れです。黒く垂れたような汚れがあれば、既に汚れた外壁に雨水が垂れた状態になっています。
花粉といえばスギ花粉が飛散する春先が思い浮かぶと思いますが、実際には1月下旬から飛び始め、6月中旬までは飛んでいるとされています。黄砂とは中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠から、強風により吹き上げられた多量の砂じんのことを指します。壁面だと付着してもわかりにくいですが、車を斜めから見ると黄色くくすんだものが見えることがあり、そういったものは黄砂である可能性が高いでしょう。黄砂は3月から5月にかけて発生しやすくなります。
交通量の多い道路沿いにご自宅がある場合は、自動車の排気ガスに晒されたスス汚れが外壁に付着します。自然に囲まれた場所にご自宅がある場合は、風が強い日に土埃が舞うこともあるでしょう。しかしこれらの大気中に舞う汚れは、目に見えない分、知らぬうちに外壁を汚していきます。
自分で外壁の洗浄を行うにあたり、外壁の素材を把握しておく必要があります。素材に合わせた洗浄方法で対処していかなければ、かえって傷ませてしまうことも。素材の特徴についても少し触れていますが、基本はご自宅を建てた時の資料や、身近にプロがいるようであればきいてみるのもいいでしょう。
サイディングとは、セメントに木質系の繊維を混ぜて成型し、加工したものです。どんな色形にもできるため、嵌め込んだ素材に統一感があります。サイディング外壁には窯業系サイディング・金属製サイディング・木質系サイディング・樹脂系サイディングといくつか種類があります。サイディングの表面には塗装が施されているため、ブラシや高圧洗浄機といった強い刺激を与えるもので洗浄を行うと、塗装が剥がれるなどの傷みが生じます。柔らかいスポンジや、弱い水圧で汚れを洗い流しましょう。
モルタルとは、セメントと砂を1対3の割合で混ぜたものに、水を加えて練った素材です。塗り壁タイプなので、継ぎ目がなくシームレスな外壁を実現できるのが特徴。スタッコ・リシン・吹き付け・左官と、表面の凹凸仕上げに種類があり、この凹凸部分に汚れがたまってしまうことがあります。
最近はヒビ割れが発生しにくい素材のものも出てきましたが、他の素材に比べると発生しやすい傾向があります。柔らかいスポンジや、弱い水圧で汚れを洗い流していきます。既にヒビ割れが発生しているようであれば、割れ目から水や汚れが入り込んでしまうので、業者に補修してもらってから洗浄を行うことをおすすめします。
外壁全体をタイルにしている家庭は少なく、庭先や玄関先だけなど、部分的に取り入れている場合があります。タイルの場合は塗装を施していないので、塗料が落ちる心配などなく、ブラシや高圧洗浄機を使った洗浄が可能です。薬品の種類によっては白くくすんでしまう可能性もあるので、目立たないところで試してから使用していきましょう。
外壁の素材がサイディング・モルタル・タイルであれば、自分で洗浄を行うことが可能です。ひとつ前の項目で外壁の素材に合わせて洗浄方法を変えることについて解説しましたが、この項目でご紹介する道具は、ブラシとスポンジを使った低刺激な洗浄方法です。
ブラシやスポンジを用意しましょう。外壁の素材がモルタルであれば、凹凸の表面に沿う、柔らかい毛のブラシを使った洗浄方法がおすすめです。ブラシもスポンジも高いところへ届くよう、伸縮性のある壁面専用のものなどを使いましょう。
ホースを使って外壁に水をかけていきます。この時点で汚れがほとんど落ちる場合があるので、ブラシやスポンジを購入する前に、まずは水で洗い流すことから始めてみるのもいいでしょう。タイル素材の外壁のみ、高圧洗浄機を使って水をかけることも可能です。
壁全体に水をかけることができたら、ブラシやスポンジを使って外壁を洗浄していきます。バケツに水を汲み、そこへブラシやスポンジを浸しながらこすり洗いしていきます。基本は家庭用の中性洗剤を使う方法が手軽ですが、防カビや殺菌効果のある外壁用洗剤も売られているので、そういったものを使うのもいいでしょう。できるだけ上から下へと、順番に汚れを落としていきます。
最後にホースを使って、外壁についた洗剤や残った汚れを水で流しましょう。これで外壁の洗浄を自分で済ませることができます。
外壁に水をかける前に、必ず全ての部屋の窓や戸が閉まっているかどうかを確認してから作業を行ってください。
外壁の素材がタイルである場合は、高圧洗浄機を使って自分で洗浄を行うことができます。また、サイディング素材やモルタル素材である場合でも、高圧洗浄機の圧力を弱めることで使えることもあります。この場合、ホースの水よりは勢いがあり、高圧洗浄機よりは水圧が弱いものをイメージするとわかりやすいと思います。水圧はMPa(ヘクトパスカル)で表記されており、この数値が低いほど水圧は弱くなるので、そういった製品をあえて選ぶのも手です。
高圧洗浄機を使って外壁に水をかけていきましょう。ブラシやスポンジを使う方法とは異なり、この時点で汚れが落ちる場合がほとんどです。できるだけ上から下へと、順番に汚れを落としていきます。綺麗になったら、作業は完了です。
水だけで綺麗にならないようであれば、中性洗剤か、もしくは外壁用洗剤をセットして、吹き付けていきましょう。吹き付けたら、そのまま1~2分待ちます。
洗剤を使った場合は、最後に高圧洗浄機で汚れや洗剤を流して作業は完了です。これで外壁の洗浄を自分で済ませることができました。高圧洗浄機を使った洗浄はすっきりと綺麗に汚れが落ちることが多いので、まるで業者にやってもらったかのような仕上がりにも期待できるでしょう。
外壁に水をかける前には、必ず全ての部屋の窓や戸が閉まっているかどうかを確認してください。特に高圧洗浄機は水が出る勢いが強いので、うっかり水がかかった勢いで窓が開いてしまわないよう、鍵までしっかり閉めておく必要があります。また、基本的には窓に水圧をあてないようにしましょう。割れる可能性があります。室外機などの電気製品にも水をかけると壊れてしまう可能性があるので、扱いには注意が必要です。
高圧洗浄機を使う当日は機械の騒音がしたり水が飛び散ったりと、近隣に迷惑をかけてしまう可能性があります。作業前日には、洗浄する旨について前もって声をかけておくと安心です。
今回は外壁の洗浄を自分でする方法を紹介しました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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