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脚立の高さの選び方についてまとめました。
脚立を買いたいけれどどれくらいの高さのものにすればいいのか、選び方がわからない。そんな方向けに解説します。脚立は作業現場に限らず、ご自宅でも高い位置にあるものを取る際などに活躍します。初心者でも安心して使えるおすすめの脚立も3種類ご紹介しているので、ぴったりなものをここで選んでみてはいかがでしょう。
脚立が欲しいと思った時、第一に悩むのが高さです。どれくらいの高さのものを買えばいいのか、選び方を解説しましょう。
まずは、脚立を選ぶ上で知っておくべき基本的な決まり事についてご紹介しましょう。脚立は最も低くて0.8m、高くて2mまでとサイズが決まっており、この高さの中から用途に合ったものを選ぶことになります。実際に脚立にのぼって作業をする際は、天板を含めて上から3段目以下(210cmタイプ以下は2段目)の踏ざん(足を掛けて踏む場所)に乗り、天板や踏ざんに身体を当てながら安定させた状態で使います。天板に乗ったり左右に跨ったり、座って使うのはNGです。バランスを崩して怪我をしないよう、正しい使い方をするよう心がけましょう。
天井にある照明器具を取り替える時などを除いて脚立にのぼって作業をする際は、作業場所を「目線の高さ」に合わせるのが正しい使い方です。ホームセンターなどで実物を見て買うにしても、実際の作業場所の高さはわかりません。あらかじめ「自分の目線の高さ」と「作業する場所の高さ」をメジャーで測ってメモしたものを持って買いに出掛けましょう。
高さを測っても脚立の選び方がよくわからない場合は、身長が160cmの方をひとつの基準にした、定番サイズの脚立を選んでおくと間違いありません。天井にある照明器具の取り替えやエアコンの掃除といった屋内で使う場合は、90cmか120cmのものがあれば多くの方が十分活用できます。屋外で使用する場合はバランスの取りやすさも考慮し、150cmまでのものを目安に選んでおくといいでしょう。
いざ脚立に乗った時に、きしみやグラつきが起こる商品は極力避けたいところです。実際に使ってみなければ安定性があるかどうかは判断でき兼ねますが、安全面に問題があるかどうかを見分けるひとつの基準として、「JISマーク」「SGマーク」「Aマーク」がついた製品を選んでおくと安心です。これらは厳しい審査を通り、安全規格に適合していることを示しています。
踏ざん(足を掛けて踏む場所)は、奥行きのあるものを選んでおくと初心者でも安心して上り下りができます。奥行きの長さは人の足のサイズにもよりますが、約8cm以上あるとラクに行き来できるでしょう。奥行きがあると階段のような感覚で、長時間作業が行いやすいメリットもあり、おすすめです。
脚立を使う際に気をつけておきたいのが「滑る」ことです。滑らないための工夫は、脚立の脚先にゴム製のグリップがついたものを選んでおくこと。これでフローリングのようなツヤのある床で使用する際にも滑りません。また、ご自身の足元も見直しておきましょう。滑りやすい通常の靴下を履いて作業を行うのは控え、足裏に滑り止めが付いた靴下を履いておくと、転倒する心配なく作業が行えるようになります。裸足だと滑り止めにはなりますが、足裏が痛くなったり怪我をする恐れもあるので、やはり滑り止め靴下の着用などが適しています。
脚立は最も低くて0.8m、高くて2mまでとサイズが決まっていることについてひとつ前の選び方の項目で触れましたが、0.8m以下の高さのものは脚立ではなく「踏み台」と呼ばれるものです。実は家の中の作業は踏み台がひとつあれば事足りる可能性があります。脚立は安全面から天板に乗ってはいけないことになっていますが、踏み台は天板に乗ってもいいとされているので、一番上まで上がることができます。
踏み台であれば乗っている間に安定感があり、持ち運びもラクで収納もコンパクト。脚立に比べると初心者でも扱いやすいメリットが揃っています。まずは踏み台で作業ができないかどうかを考えてみるのもいいでしょう。
ちなみに2mを超える高さの脚立を使う場合は高所作業となり、足場を組み立てるなどして作業床を設けなければなりません。労働安全衛生法では墜落時保護用ヘルメットの着用も必須とされており、フルハーネス特別教育を受講しなければ使えないので、2mを超える高さの脚立は自宅では使わないものと考えておきましょう。
脚立は通常のものや踏み台に限らず、ほかにも特殊な形状のものがいくつか存在します。上記でご紹介したものより用途に合ったものがあれば、こちらも検討してみましょう!
片方は通常通りのぼる仕様になっていますが、もう片方は棒一本で支えるような形状になった脚立があります。これは三脚脚立と呼ばれるもので、庭木の剪定など造園に使われるもの。低木の中や、枝の間を通せるようになっています。
脚立の片方が折れ曲がるタイプのものが展開されています。こちらは変形脚立といって、階段など段差があるものに対し、片方は段差に載せることでバランスを取り使うものです。階段で作業をしたいと考えているようであれば、こちらの変形タイプが使いやすいでしょう。
天板が広く、踏み台が横に長くなったようなものがあります。これは「足場台」と呼び、車の洗車など、左右に少しだけ台の上で移動できる便利さを備えたものです。長さがある分、片方に体重をかけすぎるとバランスを崩して転倒する恐れがあるので、あまり端に寄って立つような使い方はしないよう心がける必要があります。
作業台は脚立とは異なり天板が広く、脚が固定で90°についているので、いつでも安定して使えます。ただし脚立とは違って折りたたみできない分、収納スペースがなければ置き場所に困りがちです。スペースを確保した上で購入することをおすすめします。
家電や生活用品を豊富に取り揃えるメーカー、アイリスオーヤマの折りたたみステップです。脚立というカテゴリーには属しませんが、脚立のように上にのぼり作業を行いたい時におすすめの台です。高さは67cm、ステップ部分は階段のように面積が広く、作業中も非常に安定して使えるのがポイント。長い間乗ったまま作業を行う時などに大活躍します。使い終えたら薄くコンパクトに折りたためるので、使わない間も場所を取りません。
Alinco(アルインコ)は、建築用仮設足場などを展開するメーカーです。こちらは高さ120cmの脚立で、照明器具の取り替えはもちろん、棚の高いところから物を取り出したりと、さまざまな用途が見つかるちょうどいいサイズ感が魅力です。開き止め金具部分がワンタッチ式になっており、持ち上げるだけで折りたたみ可能。安全規格に適合のSGマーク認定で、グラつきなどの安全面を気にする必要がなく、日常的に頻繁に使う方にぴったりです。
脚立やはしごを展開するメーカー、ピカコーポレイションのはしご兼用脚立です。こちらは168cmあるので、自宅であれば天井にある照明器具を取り替えるなど、高い位置の作業時に使うことができます。安全規格に適合のSGマークとAマークを獲得している商品で、グラつきやきしみをあまり気にすることなく安心して使うことができるでしょう。脚部分には滑り止め防止のキャップがついているので、フローリングのような滑りやすい素材の上でも安定して使えます。他にも139cm、110cm、81cmのサイズが揃っているので、用途に合ったものを選びましょう。
今回は脚立の高さと選び方をまとめました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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