【初心者向け】車中泊で使えるおすすめ暖房器具8選

車中泊で使えるおすすめ暖房器具を8種類ご紹介します。寒い季節に車中泊をする際、暖房器具は必ず準備しておかなければなりません。これは大雪の日の防寒目的としてはもちろん安全面も関係しており、必要になる時は突然やってきます。
暖房器具は、手軽に買えるものから本格仕様のものまでさまざまな製品が発売されているので、おすすめの中から自分に合ったものを見つけましょう！

車中泊で使う暖房器具の選び方

車中泊で使う暖房器具の選び方について解説します。車中泊をするのはどんな時かを思い浮かべると、おそらくキャンプなどのアウトドアや、仕事であれば工事出張に出る時などを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし実際にはこれだけではありません。大雪の日に通行規制がかかると急に車中泊をすることになるなど、寒い土地では予想外の事態が起きることがあります。そんな非常時のために、暖房器具は早めに備えておきたいところです。後々もっとこうしておけばよかったと不便を避けるためにも、まずは暖房器具の選び方からチェックしておきましょう！

エンジンを切って使えるものを選ぶ

車中泊をしている間にエンジンをつけっぱなしにしていると、早い段階でガソリン切れを起こす可能性があります。また、積雪により排気口が塞がったり換気ができない車内でガスや石油を燃料とする暖房を使用し続けると、一酸化炭素中毒を起こすリスクもあります。これらの点を踏まえて、エンジンを切って使える暖房器具を選びましょう。

車中泊におすすめの暖房器具は2種類あり

車中泊におすすめの暖房器具は「FFヒーター」と「電気ヒーター」2種類のタイプがあります。
「FFヒーター」とはForced draught balanced Flue systems（強制給排気式）を略したものです。車の走行燃料を使いますが、エンジンを停止した状態で稼働できるのが特徴で、ヒーターそのものが換気も行います。初期費用が10～30万円程かかりますが、その後実際に使っていく分には低燃費で、暖めるパワーがあります。

「電気ヒーター」は車内の空気を汚すことなく使うことができる暖房器具です。初期費用が安価ではあるものの、電源が必要で暖かさを求めるごとに電力を消費します。気軽に持ち運びができるので、車中で使わない間は自宅で使うことも可能です。

また、電気ヒーターはセラミック・パネル・オイルと製品ごとに仕様が異なります。「セラミック」は、狭い範囲をすぐに暖めたい時向けで、比較的コンパクトなものが多い傾向あり。「パネル」は暖まるのが早く、セラミックよりは大型のものが多く見られます。加湿器や空気清浄機などの付加機能も充実しているのがセラミックの特徴でもあります。「オイル」は広い範囲をゆっくり暖めることに長けており、大型です。

車中泊の頻度が高い方や、長期にわたる宿泊を考えている場合は「FFヒーター」を。車中泊の頻度は少なく、いざという時のために車に積んでおく暖房器具が欲しい場合には「電気ヒーター」を選ぶのがおすすめです。電気ヒーターを使う場合は、ポータブル電源も一緒に車に積んでおく必要があります。ポータブル電源はスマホなどのデバイス類など様々なものが充電できるので、車中にあると心強い道具になること間違いなしです。
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車中泊で使えるおすすめ暖房器具8選

DeLonghi（デロンギ）カプスーラデスク セラミックファンヒーター HFX12D03-BG

イタリアの家電メーカーDeLonghi（デロンギ）のセラミックファンヒーターです。直径15cm～18cmとコンパクトでありながら、柔らかで暖かな風を感じられる暖房器具。車中泊であれば足元に置いたり、寝る前に手を温めたりする際におすすめ。風向変更が可能なパネルを採用しているので、ちょうどいい角度に調整しながら暖められます。
転倒時は電源がオフになるだけでなく、温度過昇防止装置も搭載で、高温になりすぎることなく安心して使えるでしょう。

Neikoy セラミックヒーター

風量3段階調節が可能なセラミックファンヒーターです。スイッチをひねると1秒ですぐに暖まりはじめ、温風到達距離は約2mと車中泊に使うのにぴったりな暖房器具。首振りスイッチがついており、広範囲に熱を届けます。車中泊で使えるモデルに首振り機能がついたヒーターは珍しいため、数人で車中泊をする際におすすめです。
転倒時は自動でオフになり、連続運転で本体が65°以上加熱すると運転が停止するため、車内のような狭い場所でも安心して使えます。

山善 ミニ パネルヒーター DP-SB169

家庭用機器や産業用機器などを展開する山善のパネルヒーターです。高さ約32.5cm、横約40.5cm、厚みはスタンド部分を含めても15cm程度で収まるので、幅が限られている車内でもスマートで、快適に使えるのがパネルヒーターの魅力。特にこちらのモデルはコンパクトなサイズ感で、足元を暖める際も邪魔になりません。
約5,000円以内で購入できるので、非常時に備えて車内に置いておくための暖房器具としてもおすすめです。

YUSIDO パネルヒーター

コの字型にして立てて使うタイプの、折り目がついたパネルヒーターです。60℃・70℃・85℃の3段階調整が可能で、座っている足元あたりに置くことにより車中泊でも暖かく過ごすことができます。切タイマー時間は3時間・6時間・9時間の3つの時間に対応。寝ている間もずっと暖かくいたい。そんな暖房器具をお探しであれば、こちらがおすすめです。
45°以上傾くと電源が自動オフになるだけでなく、噛み切り防止コードを採用しているので、ペットと一緒に車中泊を考えている場合にも取り入れやすいヒーターです。

アイリスオーヤマ ヒーター オイルヒーター POH-505K-W

幅広く生活用品を展開することで知られるアイリスオーヤマのオイルヒーターです。こちらは幅が約24.5cm、縦約38.5cmとオイルヒーターの中でも比較的コンパクトなサイズで、重さも約3.2kgと狭い車内でも使い勝手が良いのが魅力。持ち運びしやすい取っ手も付いているので、持ち運びがラクです。
オイルヒーターは風を使わず空気が乾燥しにくいので、肌が乾燥しがちな方や暖房機器による喉の痛みなどに悩みがちな方にもおすすめです。価格は約5,000円ほどで、今回ご紹介する中では低価格です。できるだけコストを抑えつつ、暖房器具を車内に置きたい時にも活躍するでしょう。

DeLonghi（デロンギ）デジタル ラディアント オイルヒーター KHD410812-GC

DeLonghi（デロンギ）から発売されている、デジタルベーシックモデルのオイルヒーターです。10～28℃の温度設定と、電力レベル3段階を備えており、約20%の節電が可能なECO運転機能を搭載。電気の消費量を抑えたい時はもちろん、冬の寒い時期に入る前から長く使っていけます。
8～10畳に対応しているので、車中泊では緩やかな温度設定で、広範囲を暖めながら快適に過ごせるでしょう。大型のキャンピングカーに積む暖房器具をお探しの方にもぴったりです。

LVYUAN FFヒーター

車のエンジンを停めた状態で使用できるディーゼル機械車両用FFヒーターです。こちらはキャンピングカーやキャラバン、トラックをはじめ、通常の自動車と車種を問わず装備が可能です。探してもなかなか合うモデルが見つからない時は、こちらを検討してみてはいかがでしょう。
1時間あたり0.1Lの低燃料消費で、使用中の騒音も少なく、車中泊の備え付け暖房器具としておすすめです。

iFormosa 2KW FFヒーター

軽油（灯油）を使用するタイプのFFヒーターです。1時間あたり0.12L〜のガソリン消費量で稼働できるので、燃費の良さに長けたモデル。ちょっと肌寒くなってきたと感じる秋頃から、極寒の真冬まで車内を暖かく快適にします。送風機能がついているので、暑い時期も使えるでしょう。
軽キャンパーをはじめ、バンコン、キャブコン、バスコン、キャンピングトレーラーと幅広いキャンピングカーに対応しています。

まとめ

今回は車中泊で使えるおすすめ暖房器具8選を紹介しました！
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。

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