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COLUMN

コラム

2023/03/31

工具のお手入れ

インパクトドライバーの修理はどうする?

修理するか、購入するか

日常的にDIYを楽しんでいる方にとってインパクトドライバーはもっとも馴染みのある工具の一つ、使用する頻度も高いだけに故障などのトラブルを抱える機会も多くなります。もし動かなくなってしまったら、あるいは動きに何らかの問題が生じるようになった場合にはどうするべきか?インパクトドライバーを使用している方ならいずれは必ず直面する問題と言えるでしょう。

その際にまず問題となるのが問題が生じたインパクトドライバーを修理するのか、または新たしいものを購入するのかの判断です。できればこれまで愛用してきたものを使い続けたいところですが、故障の状況によっては新たに購入したほうがよいケースも出てきます。

この修理するか購入するかの判断に関しては修理にどれぐらいの費用や手間がかかるかが深く関わってきます。インパクトドライバーの修理に関しては自分でできることも多いため、まず修理できるかどうかを前提に対策を考えたほうがよいでしょう。ただプロに依頼しないと修理できないレベルの故障だったり、そもそも修理が難しいレベルの故障だった場合には修理を諦めて新品を購入したほうがよいことになります。

ですからインパクトドライバーの修理に関してはまず「何が原因で問題が生じているのか」を自分で把握し、そのうえで自分で修理できるか、プロに依頼する必要があるならどれぐらいの手間と費用がかかるのかを確認した上で最終的な判断を下すことになります。

インパクトドライバーの故障の主な原因は?

そうなると何が原因で故障が生じるのか、がまず重要なポイントになってきます。インパクトドライバーの故障の中でももっともよく見られると言われるのがスイッチの不良です。つまり何らかの原因でスイッチがうまく動かなくなってしまい、スイッチを入れても動作しなくなってしまっているのです。

この場合、基本的には不良状態になったスイッチを交換するだけで修理することができます。もっとも修理しやすい故障のパターンと言えるでしょう。ですからスイッチを入れても動かなくなった場合はまず自分で修理できるかどうかを検討してみましょう。

スイッチ交換そのものはそれほど難しくなく、少々の分解作業とスイッチの取り出し、新しいスイッチへの交換、そして分解した状態を元に戻すだけで済みます。ネット上ではスイッチ交換の手順を紹介した動画なども見つけられますから、工具を扱うスキルを磨く意味も込めて試してみるとよいかもしれません。

スイッチ不良の修理で注意すべき点は作業そのものよりも交換するスイッチが入手できるかどうかでしょう。まず価格は一般的に6000円程度かかります。そのうえで故障を起こしたインパクトドライバーに使えるスイッチを探して購入する形になります。なお、このスイッチ不良の修理をプロに依頼した場合には交換するスイッチの料金にプラス6000円前後がかかります。

もうひとつ、自分で修理できる故障の原因としてよく見られるのが工具の内部で電線の断線が起こってしまっている状態です。これはハンダごてさえあれば自分で接続しなおすことができるのでハンダごてさえ持っていれば費用らしい費用をかけることなく修理することができます。新しいパーツを買い直す必要もありません。

この修理で問題になるのは断線を起こしている電線を正しい形でつなぎ直すことができるか、そして分解した状態を元に戻すことができるか。先程のスイッチの交換もそうですが、分解する際には前後の状態を確認できるよう、デジカメやスマホで撮影しておくとよいでしょう。

そしてもうひとつ、これは厳密には故障とはいえないかもしれませんが、バッテリー不良でうまく動かなくなるケースも見られます。その際にはバッテリーを交換すればすぐに直すことができます。こちらも自分で修理できるトラブルとなるわけですが、この交換するバッテリーを入手できるかでハードルに直面する可能性があります。

まずバッテリーそのものが高価な可能性があります。古くなったインパクトドライバーを使い続けるために無理して高価なバッテリーを新品で買い直すよりも、もう少しお金を出して新しいインパクトドライバーを購入したほうがよい、という状況に陥ることも珍しくありません。

もうひとつの問題は古いインパクトドライバーのバッテリーの場合、すでに生産が終了して入手できないケースも出てくる点です。ネット通販やオークションを利用すれば生産が終了したパーツを探すこともできますが、手間がかかりますし、次にまた入手できるかわからないバッテリーをわざわざ買うのもちょっとためらうものです。バッテリー不良による故障に関しては作業そのものよりもバッテリーの買い替えでどれぐらい手間や費用がかかるかで判断が大きく変わってくるでしょう。

一方、個人ではなかなか修理が難しい故障も見られます。例えばモーター不良を起こしている場合。使用による損耗でモーターが焼き付きを起こした場合などに見られるもので、モーターそのものを交換する必要があります。自分で行うこともできますが、安全性などを考慮するとプロに依頼したほうが確実でしょう。

それからユニット交換。スイッチを交換したのにうまく動かない場合にはユニットそのものに異常が生じている可能性があります。例えばプリント版の基盤が焼けてしまっているなど。こちらの場合もプロに依頼したほうが確実ですが、修理よりも新しいものを購入したほうがよい場合もあります。

ほかにはハンマーケースの摩耗や剥離、モーターのペーパーの摩耗による軸ブレなどの問題などもよく見られます。これらも自分で交換・修理することができますが、5000円(交換するパーツ代は除く)程度でプロに依頼することができるので確実を期して修理してもらったほうがよいかもしれません。

そしてもうひとつ、プロに依頼するメリットとしてメンテナンス・オーバーホールを依頼できる点も挙げられます。内部の清掃はもちろん、細かくチェックしてどこかに問題が生じていないかを確認してもらうことができるのです。例えばスイッチ不良だと思っていたらほかにもなにか問題が生じている、といった可能性もあります。自分で修理する場合、どうしても特定の原因だけに意識が向いてほかに問題があるかどうかを確認するのが難しいものです。そのためせっかく修理したのにすぐに別の問題が生じてしまう、といった問題が起こることもあるのです。長い間愛用し続けたインパクトドライバーに問題が生じた場合には内部のあちこちにガタが来ている可能性が高いですから、メンテナンスと確認の意図も込めてプロに修理を依頼するという選択肢も出てくるでしょう。

まとめ

このようにインパクトドライバーの修理はよく起こりやすいトラブルに関しては自分で修理することも十分に可能です。何らかの不調が見られるようになった場合にはまず自分で修理できるレベルの問題かを確認し、自分で修理したほうがよいか、プロに依頼するべきかを判断するようにしましょう。自分でもできる簡単な修理はプロに依頼してもそれほど費用がかからないことが多く(スイッチ交換のところで触れたように5000~6000円程度で依頼可能)、負担もそれほど大きくないので安全・確実を期してプロに依頼する、あるいは一緒にメンテンンスもやってもらうのもおすすめです。この点費用や手間の問題だけでなく、愛用しているインパクトドライバーをできるだけよい状態で長く使い続けられることも意識して検討することが重要になってくるでしょう。

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