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釘打ち機とはその名前の通り釘を打ち込むための機械です。「わざわざ機会を使うの?トンカチで叩いて打ち込めばいいんじゃないの?」という方もいるかもしれませんが、たくさんの釘を打ち込もうとすればそれなりに労力がかかりますし、腕が痛くなるものです。そのようなときに釘打ち機を使えばあっという間にどんどん釘を打ち込んでいくことができます。
また、金槌で釘を打ち込む場合、途中で曲がってしまったり、きれいに打ち込めないといった問題も出てきます。釘打ち機は正確に釘を打つ、という意味でも非常に有用な工具なのです。
なお、ほとんどの釘打ち機はトリガーがついた銃のような外見をしているので「ネイルガン」と呼ばれることもあります。いかにも子供が喜びそうな工具でもあります。
釘打ち機は大きく分けて2つのタイプがあります。まず現在主流となっているのがエアー式タイプです。これはエアー(空気の力)を利用して釘を打ち込むもので、さらに「高圧式」「常圧式」の2種類に分けられます。
もうひとつは電動式タイプ。名前の通り電力を使って釘を打ち込むタイプです。要するに動力によって種類に違いが出てくるわけです。
そうなると「どれが一番いいのか?」という問題が出てきます。それぞれ特徴があるのでそれを踏まえた上で好みのものを、または自分に向いていそうなものを選ぶことになります。
まずもっとも多くの種類がある高圧釘打ち機。エアーコンプレッサによって高圧の空気を動力にしているタイプです。そのため小型で軽量でありながらかなりのパワーを持っており、少ない労力でしっかりと釘を打ち込んでいくことができます。小型化・軽量化・ハイパワーと現代人のニーズにもっとも合ったタイプとして評価できるでしょう。たくさんの釘を打つ作業ともなると重い釘打ち機を使っていると疲れてしまいますから、この軽量タイプは長時間の作業にもおすすめです。
ただ注意点もあり、高性能なのはよいのですがどうしても価格が高くなってしまうこと、そして高性能なのでその分故障しやすいこと、さらにもうひとつ注意したいのが高圧を使用する分、連続での使用(連射性)において少々デメリットを抱えている点です。
連射性について気になる方も多いでしょう。次に触れる常圧釘打ち機と比較して連射性が劣るのでたくさんの釘を打つときに少々時間がかかってしまうのです。高圧のエアーを使用できる状態にするのに少し時間がかかるためで、イライラするほど時間がかかるわけではありませんが、ちょっと気になる部分ではあります。先程たくさんの釘を打つのに適していると伝えましたが、体力的な面でのメリットに対して作業の速さという点で少しだけデメリットを抱えていると言えます。故障しやすい点もそれほど気にする必要はありませんが、高度な技術が使われているものほど壊れやすいのは仕方がない部分なのでしょう。
そしてもうひとつのエアー式タイプが常圧釘打ち機です。その名前のとおり高圧状態にせずに空気の力で釘を打ち込むもので、安定感という点で非常に大きなメリットを持っています。高圧釘打ち機と比較して値段も高くないため購入しやすく、パワーの点では劣りますが、使用していて不便を感じるほどではなく故障もしにくいです。「ほどよいクオリティ」を備えているのがこのタイプの最大の特徴となるでしょう。
パワーの点で劣るとは言っても最低限のレベルは備えていますから、このタイプではしっかり釘を打てない、ということはまずないです。高性能ではありませんがその分頑丈で長く使い続けられる点も魅力です。
ただ注意したい点として、ハイパワーではない分使う人の負担が大きくなること、そして高圧釘打ち機と比較して重量があることが挙げられます。高圧釘打ち機と比較して連射性に優れていますが、長時間の作業では体力的な負担が大きくなってしまう点には注意が必要でしょう。ですからこのタイプの釘打ち機を購入する際には重さが負担にならないかをよくチェックすることが重要になってきます。ちょっと持ったときに気にならないかだけでなく、長時間掲げ持って使い続けることを意識したうえでの重さのチェックが欠かせません。
そして3つ目のタイプが電気の力で釘を打ち込む電動式のタイプです。動力が電気、しかも基本的には充電池を使って電力を供給するため、持ち運びしやすいのが大きなメリットです。エアー式タイプの場合動力となる空気を提供するため、エアホースやエアコンプレッサーに接続する必要があります。それに対してこちらは釘打ち機本体だけで使用できますから、携帯性・移動性において非常に大きなメリットを備えていると言えるでしょう。外出先など自宅以外のところでちょっとした作業に使いたい場合にはこれが最善の選択肢です。
現代に住むわたしたちにとって見逃せないのが静音性の高さです。自宅でDIYをする場合、作業中に立てる音が近所迷惑にならないか、とちょっと気になるものです。エアー式タイプの場合、エアコンプレッサーの作業音などが気になるため、夜間や早朝での使用には注意が必要になります。それに対して電動式のこちらは非常に静か、というより音の心配はほとんどせずに使用できます。
現在の日本では電力供給の不安などが指摘されていますが、電気は動力として非常にコストパフォーマンスが高い選択肢なのは間違いありません。電動式タイプはランニングコストに優れており、しかも丁寧に扱い、日頃から清掃を行っていれば故障するリスクも非常に低く、長くよい状態を維持することができます。
このようにメリットが多い電動式ですが、いくつか注意したい点もあります。高圧式釘打ち機と比較してもやや価格が高いこと、そしてやはり重量が重くなってしまうことです。バッテリーやモーターを搭載している以上、これは避けられないことでもあります。そしてもうひとつ、次に触れる釘打ち機釘の中にはこのタイプに適応していない種類があること。せっかく電動式を買っても釘打ち機釘に適応していないために使えない、なんてことも起こりうるのです。この点は事前によく確認しておく必要があります。
釘打ち機で使用する釘にはいくつかの種類があります。釘打ち機の種類や製品ごとによって対応している釘打ち機釘に違いがあるほか、どこに打ち込むか、施工対象によっても向き・不向きが存在します。釘打ち機そのものと一緒に、この釘打ち機釘についての基本的な知識も踏まえておきましょう。
まず先程の電動式の釘打ち機では適応していないケースが多いのがロール状になっているワイヤー連結釘です。これは釘同士が鉄のワイヤーで連結されているもので、基本的にはエアー式タイプが使用されます。同じくロール状ながらプラスチックのシートで連結されたタイプがプラシート連結釘です。どちらも「連結」という言葉が付けられているように、釘を連続して打ち込む場所に使われます。
釘打ち機釘の種類に関してはもうひとつ、サイズなどの釘そのものの形状の違いも重要です。こちらはおもに釘を使用する素材によって向き・不向きがわかれます。例えばもっとも一般的な在来釘、JIS規格で定められたN釘などは一般家屋に広く使用されているものです。そのほかツーバイフォー住宅で使用されるCN釘、木造軸組工法の住宅の補強で使用されるZN釘、石膏ボード用に使用する石膏ボード釘(GN釘)、鋼板に使用する鋼板用釘、コンクリートに使用するコンクリート釘などもあります。
まず釘打ち機の種類とそれぞれの特徴をチェックしておくこと。そのうえで釘打ち機釘の種類や用途をチェック、そして釘打ち機と相性を確認することで自分に合った釘打ち機と釘打ち機釘の両方を適切に選ぶことができるでしょう。
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