COLUMN
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DIYをするのに資格は必要ありませんが、昨今のDIY人気の高まりによって、DIY関連の資格にもさまざまなものが登場しています。資格を取得することによって、DIYに関して人にアドバイスできるようになりますし、自分でやるだけの人でも知識や技術が役立つのでDIYの楽しみ方が広がるのではないでしょうか。
DIY関連の資格のなかでも最も著名な資格が「DIYアドバイザー」です。日本DIY・ホームセンター協会が認定する資格で、試験制度は1983年から始まっています。昨今のDIY人気に便乗したお手軽資格などではなく、なんと40年近い歴史を持つ権威ある資格なのです。資格取得者の累計人数は2万人以上にも上ります。
では、DIYアドバイザーとは何をするための資格なのでしょうか。日本DIY・ホームセンター協会によると、自分の手で住まいの手入れや補修を行い、生活空間をより快適にしたいという人ために、正しい知識と技術にもとづくアドバイスができるようになる資格とのことです。つまり、DIYアドバイザー資格があれば、DIYの相談や指導ができるようになります。各地域でさまざまなDIYのための施設ができていますから、DIYアドバイザーが求められるシーンも今後さらに増えていくのではないでしょうか。
DIYアドバイザー資格を取得するためには、DIYの基本知識を幅広く習得しておく必要があります。一般的な大工用具を始め、生活用品や新商品、それに伴い関連する法規などの知識も必要です。単にDIYが好きというだけで取得できる資格ではなく、これがあることでホームセンターやDIYショップで専門家として従事できるほど高度な資格となっています。
DIYアドバイザー資格試験は、日本DIY・ホームセンター協会が実施しています。筆記による1次試験と実技による2次試験です。1次試験の合格率は2021年度は47.8%と、過半数を下回っています。2次試験の合格率は、1次試験免除者も含めて2021年度は60%でした。
この数字を見ると、1次試験を突破すれば2次試験は難しくなさそうな印象を抱くかもしれません。しかし、2次試験は実技試験ですのでしっかり準備して臨まないと合格は難しく、1次試験が合格だから大丈夫とは言い難いです。全受験者に対する最終的な資格取得者の割合は、2021年度は32.6%、例年も同様に30%台となっています。DIY関連の資格のなかでは最難関と思って間違いありません。
1次試験は筆記ですので、しっかり準備すれば独学でも突破することは難しくないでしょう。過去問中心に毎日コツコツ勉強すれば十分合格が狙えます。一方、2次試験は並大抵の内容ではありません。試験では課題が出され、その場で指示された通りに仕上げなければならないのです。そのための時間はわずか10分程度ですので、よほどDIYに慣れた人でないと、そんな短時間で作業を完了することは到底無理でしょう。
そのため、日本DIY・ホームセンター協会では、2次試験対策用に講習会を開催しています。実際の試験で用いられる道具や材料を使った講習会なので、受講してしっかり準備すれば大きく合格へと前進できるでしょう。ただし、もちろん試験と同じ問題が出題されるわけではありません。試験範囲を大まかにさらうだけなので、受講後に個々でしっかり復習し、本番に向けて練習しておく必要があります。
なお、2次試験対策の講習会は、例年東京と大阪でのみの開催となっています。したがって、それ以外の地域にお住まいの方は、講習会のために東京か大阪に行かなければならないということです。また、講習会の期間は2日間ですので、遠方にお住まいなら宿泊の必要があるでしょう。
フルタイムの仕事をしながら受講するのはなかなか難しい場合もありますが、この講習会を受講するかどうかで合格可能性は大きく変わります。すでに専門知識をお持ちの方、たとえばホームセンターのDIYコーナーに勤務されている方でもなければ、独学で2次試験を突破するのは相当難関でしょう。本気でDIYアドバイザーの取得を目指すのであれば、万難を排して講習会に参加されることをおすすめします。
なお、本番の試験も2次試験は東京と大阪のみで開催です。1次試験に関しては、事前にeラーニング方式の研修が受けられます。また、本番の試験もCBT方式です。1次試験の会場は全国に約200か所あるので、地域差によるハンデはないでしょう。
DIYアドバイザー資格を取得するには、受験料だけでなく講習会の参加に必要な費用、それに、試験合格後の協会への登録料などさまざまな費用がかかります。お住まいの地域によっても変わりますが、交通費や宿泊費を含めて考えると、資格取得までにかかる費用が10万円以上になることも珍しくありません。
ただ、今はeラーニング方式が導入され、全国で1次試験の研修が受けられるため、研修を受けるとしても以前に比べて出費は少なくなっています。研修を受けずテキストによる独学のみでも1次試験の合格は可能です。その場合でも、協会が出す「DIYアドバイザーハンドブック」、「DIYアドバイザーハンドブック技能編」、「学科試験問題集」、「実技試験問題集」を購入して本番に即した勉強をするべきでしょう。
受験料が14,630円、登録料が14,300円、上記のテキストをすべて購入した場合、14,000円程度になります。その気になれば5万円以下の出費に抑えることも可能です。ただ、実技試験対策の講習会はなるべく受けておきたいので、その受講料を合わせて6万円弱、お住まいの地域によって交通費や宿泊費がかかりますから、やはり合計すると10万円ぐらいは見ておくべきでしょう。
DIYアドバイザー資格を取得するには、かなり入念な準備が必要ですし、それなりの出費も伴います。そこで、「もっと手軽に取得できる資格はないの?」という方のために、比較的容易に取得できるDIYアドバイザー以外のDIY関連の資格をいくつか確認しておきましょう。
日本生活環境支援協会(JLESA)の認定する「DIY工作アドバイザー」は、DIYの基本知識、道具の使い方やそれを使った制作方法などを指導するための資格です。
試験は上記の内容を始め、100均の商品を使った簡単DIY、壁紙の貼り方、レンガの積み方、クッションフロアの敷き方などが問われます。DIYアドバイザーと違って、気軽に受験できる在宅試験です。
日本デザインプランナー協会の認定する資格で、旧名を「日曜大工スペシャリスト」と言います。最近名称が「日曜大工士」に変更されました。日曜大工に必要な基本知識、道具の使い方、材料の種類などを理解していることを証明する資格です。こちらも在宅試験ですので気軽に受験できます。
一般社団法人住環境教育協会が認定する資格です。DIYによって住まいをリフォームする際に必要な知識と技術を習得していることを証明する資格で、資格取得によってDIY型リフォームの指導やアドバイスができるようになります。同団体の実施する講座受講後に認定試験を受ける形です。会場講座と在宅講座が選べます。
紹介したDIY関連の資格は、DIYについて指導やアドバイスをできるようになるための資格です。DIYアドバイザーはかなりの難関資格ですが、取得することでホームセンターなどの就職にも役立つでしょう。
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