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COLUMN

コラム

2022/08/31

DIY

プロ大工の道具にはどんなものがある?

ホームセンターに行くと、非常にたくさんの道具が陳列されていて、いったい何に使うのだろう?と思うようなものまであります。DIYをするに当たってどんな道具を持っておくと良いのか、プロはどんな工具を選ぶのかを知っておくと、作業をする時にとても役立ちます。そこで、大工の道具として定番のもの、プロの大工はどんな基準で道具を選んでいるのかを解説していきます。

手作業で使う大工の道具

大工の道具の中でも特にこだわっているのが、手作業で使う道具です。直接手で動かして切ったり削ったりするものですので、自分の感覚に合った道具でないといけませんし、スムーズに動かせないと作業がはかどりません。

その代表的な道具としては、寸法を測ったり線を引いたりするための「差し金」があります。直角に折れ曲がっている形状で、部材に対して、90度に真っすぐ線を引くことができます。

差し金の他に、「墨ツボ」とか「墨かけ」という道具もあります。これは、墨汁を糸に染み込ませてから、その糸を張って木材などに付けて、長く真っすぐな線を引く道具です。石膏ボードなどの長尺物をきれいにカットする時や、下地の上に確実にビス打ちをしたい時などに使います。

寸法を測るための道具としては、スケールも忘れてはいけません。一般家庭でも持っていることが多いですが、大工が使うものとしては、太さがあって丈夫な製品が好まれます。長い尺のものを測る時でも、幅が厚いと途中で折れ曲がることなく、使いやすいからです。

大工の道具には、他に切削するための道具もあります。ノコギリがその代表格で、木材をカットするために使います。電動丸ノコで切断することが多くなっていますが、小さな部分などは手ノコで切ることもありあす。

ノミは、穴を掘るための道具です。家具を作る時などによく用いる道具で、木と木を組む時のホゾと呼ばれる穴を作る時には欠かせません。穴の大きさによって、ノミもサイズを変えますので、数種類のノミを使い分けることになります。電動でノミと同じように穴を掘れる道具もあります。建設現場では大きくてかさばる電動機械を使うことは少なく、ノミを使うことのほうが多くなります。

表面を削る道具としては、カンナがあります。二枚の刃が付いていて、薄く削れるようになっています。微妙な高さ調整や表面を滑らかにするなどの目的で使います。大工の道具としては使い方に習熟が求められるものの一つで、美しくカンナを引けるようになるためにはそれなりの練習を積まないといけません。やはり、削りたい幅や形状によってたくさんの種類のカンナが存在しますので、それぞれの目的に合わせて使い分けることになります。

釘を打つための道具として、金槌もしくはゲンノウもよく使います。金槌は誰もが1回くらいは使ったことがあり、自宅に持っているという人も多いでしょう。しかし、大工が使う金槌はより使いやすく、用途に応じて異なる形状のものも使います。たとえば、片側がポンチのように尖っていて、細い釘をきれいに打ち込めるものなどがあります。

釘打ちで使う道具としては、釘締めも利用頻度が高いです。これは化粧釘などを打つ時によく使い、木材の表面を金槌で叩いて傷つけることがないようにするための道具です。途中までは金槌で叩いて打ち、最後の仕上げに釘締めを使って叩き込むのです。もしくは、狭い部分があり、金槌では叩けないところに使うこともあります。

電動・エア式の大工の道具

上記のようなハンドツール以外にも、いくつかの電動工具やエア工具も使うことが多いです。

最も利用頻度が高い電動工具としては、インパクトドライバーが挙げられます。ビスを締めたり、穴をあけたりする時に使います。ドリルドライバーのように回転するだけでなく、打ち込み方向に打撃を加えることができますので、高速でビス締めができるのが特徴です。

もう一つ、かなり利用する電動工具として、丸ノコがあります。木材をカットするための道具です。昔はコード式がほとんどだったのですが、バッテリー性能の向上によって、最近はコードレスを使う職人も増えています。コードが邪魔にならず、どこでも持ち運びできるというのがメリットです。丸ノコも、パワーがあってスピーディーに切断できるものや、細かい作業に向いている仕上げ用など、異なる製品バリエーションがあります。

エア工具では、フィニッシャーと呼ばれる道具の利用頻度が高いです。これは、フィニッシュ釘というかなり細い釘を打ち込むための道具で、フローリングを留めるためや、化粧板をきれいに固定するために使います。フィニッシュ釘の種類によっては釘の頭が木材の色と同じカラーになっていて、そのまま打ち込むと同化して目立たなくなるものもあります。

フィニッシャーに似た工具に、タッカーもあります。これは、ホチキスのような「コ」の字の形をした留め釘を打ち込むための道具です。やはり、フローリングなどの薄めの板を固定するために使うことが多いです。

大工の道具は各メーカーで開発を進めていて、とても便利なツールも出ています。たとえば、レーザー墨出し器です。これは、地面に水平に置いてスイッチを入れると、水平や垂直、鉛直方向に対して、レーザーの線が表示されるという機械です。手で墨ツボを使ってラインを引くよりも簡単で、しかも正確にできます。

プロの大工が使う道具の特徴

このように、プロの大工はたくさんの道具を使って、作業を効率よく正確に進めていきます。たいていの道具はホームセンターでも販売されていて、安く買える製品もあります。しかし、一般のDIYユーザーが使う道具とプロが使う道具では、性能などの面で違いがあることが多いです。

プロは一気に長時間、連続して作業をしますので、高速に打ち込みやカットができること、連続作業でもバッテリーが切れないなどの性能がないといけません。全体的にパワーが強く、正確に作業するために精密に作られているといった違いもあります。こうしたことから、どうしてもプロ用のものは重量があって、体力に自信のない素人ではかえって使いづらいこともあります。パワーも強いので、確実にホールドして使わないと、危険が生じることもあります。能力に見合った道具を選ぶことが重要です。

また、耐久性も大事なポイントです。プロは長い期間、仕事として使いますし、天候が悪い中でも作業することになります。そのため、丈夫で長持ちする道具というのは最低条件なのです。DIY向けの製品ではプラスチック製のパーツが、プロ仕様では金属になっているといった違いが見られます。

こうしたことから、いわゆるプロ仕様の製品は、一般ユーザー向けのものよりも全体的に価格が高めです。また、ホームセンターに売られている製品はDIY向けのものも多く、プロが好んで使うシリーズはあまり売られていないこともあります。プロ仕様の製品は、プロショップや金物店などで見付けることができます。

まとめ

大工が使う道具は、手作業で使う道具、電動工具もしくはエア工具など、たくさんの種類があります。兼用できる道具もありますが、用途や状況に応じて使い分けることで、より効率よく美しい仕上がりになります。DIYだと予算や保管スペースの関係からすべてを揃えるのは難しいですが、手作業で使う道具はどれも手軽に購入できますし、インパクトドライバーや丸ノコなどはDIY向けの手頃な製品もあります。必要に応じて少しずつ揃えていきましょう。

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