工具専門リサイクルショップ エコツール

COLUMN

コラム

2022/08/31

工具のお手入れ

メンテナンスで油を差すべき工具とは?

DIYを楽しく、かつ効率よく行うには、工具の存在はとても大きいです。目的や作業内容に合った工具を正しく選んで使うと共に、きちんとメンテナンスをしておくことが重要です。特に、工具の中には定期的に油を差すべきものもあります。そこで、DIY用のメンテナンスはどんなツールで必要となるのか、油を差す際にはどんな点に注意したら良いのかをチェックしてみましょう。

工具のメンテナンスについて

工具を正しく安全に使い、そして精度の高い仕上がりとするには、メンテナンスをしっかりとしておく必要があります。これは、使用の度に毎回すべきメンテナンスと、定期的に整備すべきメンテナンスに分かれます。

工具の多くは塗料を使ったり、木くずが付着したりしますので、使うたびに汚れてしまいます。その汚れをそのままにしておくと、溝に入り込んで、モーターやその他のパーツの動きを妨げることになり、錆や腐食の原因となっていくのです。そのため、使い終わる度にしっかりと汚れを取り除くべきです。木くずなどの汚れは、刷毛やエアーガンなどで細部まで取り除きます。塗料が付いているのであれば、水やシンナーなどできれいに除去しておきましょう。

こうした毎回の掃除とは別に、定期的にしっかりとしたメンテナンスをする必要があります。工具の多くは金属でできていますので、そのまま放置していると、水気によって錆びてきてしまうからです。また、細かなところや奥のほうに入り込んだ汚れが固く変質してしまうことがあり、工具の動きを悪くしたり、腐食を悪化させたりする原因となりますから、通常の掃除よりも念入りなメンテナンスが必要です。可能なパーツは分解して、水洗いをしたり、シンナーを使って拭き上げたりします。

そして、大事なのが油を差す作業です。金属の表面に油を塗っておくことで、錆を防止できるからです。また、モーターを始めとして、パーツ同士が嚙み合って可動する部分については、油を差すことで潤滑の役割を果たし、動きが良くなります。逆に、注油をしていないとパーツ同士が摩耗し合って、壊れやすくなってしまうのです。そのため、掃除とは別に、油を差すという作業はしっかりと行うべきなのです。

油を差す必要がある工具とその状況

工具によって、油を差す必要がある工具と、それほど必要性のないものとがあります。

まず注油が必要なのは、金属製のパーツが回転するタイプの工具です。ハンドツールであれば、ラチェットレンチやモンキーレンチなどがあります。

ラチェットレンチの場合はツールの内部にギアが組み込まれていますので、その部分に注油をしておかないと動きが悪くなります。水分が中に入ると、表面よりも蒸発しにくいことから、内部で錆を生じさせてしまうことがあります。そのため、定期的な注油は欠かせません。モンキーレンチも、つかみ幅を調整する部分がスクリューで可動する形となっていますので、その部分に油を差します。

こうしたハンドツールは、使っているうちに動きが渋く感じられることがあります。いつもよりラチェットレンチで締める時に力がいるとか、モンキーレンチの調整をする時にガクガクした感じがするといったケースです。こうした違和感を覚えたら油が切れている可能性が高いので、注油が必要なタイミングだと考えられます。

また、錆が浮いてきているようであれば、すぐにその錆を除去して油を差したほうが良いです。ハンドツールは直接手で触るので、汗で錆が来やすいものです。グリップ部分や指で操作するところなどが特に錆びやすいので、注意してメンテナンスしましょう。

他に注油が必要な工具としては、モーターなどの回転部分が付いている電動工具やエア工具です。モーター周りは金属で出来ていることが多く、その部分が腐食すると、モーターに大きな負荷がかかります。作業効率が落ちますし、寿命も短くなってしまう恐れがあります。特に、回転させた時の音が大きくなってきたと感じたり、何かこすったり引っかかったりするような音が聞こえてきたりするようなら、注油が必要なサインです。

また、インパクトドライバーなどの工具は、先端部分をビットや部材などで傷付けやすいです。こうしたところは錆が来やすい傾向にあります。ビットチャックの脱着がスムーズでなくなったり、錆が浮いてきているのが目視できたりするようなら、注油をしましょう。

工具のメンテナンス方法

工具のメンテナンスは、それぞれの製品の取扱説明書を見てから行います。中には、特定の場所には油を差すことがないように、と指示されているケースもあります。特に電動工具の場合は、電装パーツの部分にオイルが入ると故障の原因となる恐れが出てきますので、指示を守りましょう。

注油をする際には、市販のスプレー式の潤滑オイルか、オイラーという潤滑油を指すチューブ式の道具を使用します。どちらにしても、機械専用の潤滑油を選ぶべきです。ハンドツールの場合はネジを外すとオーバーホールできるものも多いので、細かい部分の掃除をするためにも、分解したほうがやりやすいです。

油を差す際には、下に新聞紙などを敷いて、油が染みないように気を付けながら少量差します。その後、可動部を動かして、油が全体になじむようにします。余分な油があると、作業する時に手が滑る原因となりますし、汚れやすくなります。ウエスなどでしっかりと拭き取っておきましょう。

電動工具の場合は、「分解しないように」と取扱説明書で指示されていることがほとんどです。そのため、細いノズルもしくは口が細いオイラーを使って、少しずつ回転部分に注油します。その際には、事前にしっかりと木くずなどを取り除いてから注油しないと、どろどろの塊になってしまいます。また、注油する際には必ずコンセントからケーブルを外して、間違って動作しないようにしましょう。

その上で、注油後は軽く手で回転部分を回して、油がなじむようにします。そして、ウエスで周りに残っている余分な油を拭き取ります。長期間使わない工具については、金属表面にもウエスに染み込ませて塗っておくのも良いでしょう。ビットチャックなどの部分については、注油した後に上下に動かして、動きが滑らかになるかどうかを確かめながら行います。

工具のメンテナンスにおける注意点

工具のメンテナンスで注油はとても大事な作業ですが、油を差し過ぎたり余分な油を放置したりすると、逆に機械を悪くしてしまいます。その油分自体が固まることもありますし、ホコリなどが付着して塊になることもあるからです。そのため、一気にたくさん差すのではなく、少しずつ注油すること、そして注油後の拭き取りを心がけましょう。

また、注油の前に、その部分をきれいに掃除しておくことも必須です。そうしないと、汚れを吸ってパーツに付着してしまうからです。もしくは、注油の際の圧力で、汚れがさらに奥に入り込んでしまうこともあります。掃除をしてから注油する、という流れを必ず守りましょう。

拭き取りに使ったウエスなどは放置せずに、密閉できる袋などに入れて、すぐに捨てることも大事です。気象条件によっては、自然発火する恐れもあるからです。

まとめ

ハンドツールや電動工具の中には、メンテナンスとして注油したほうが良いものがあります。錆などの劣化を防ぎ、動きをスムーズにできるからです。定期的に正しく整備することで、ツールはより使いやすくなりますし、安全作業にもつながります。DIY作業そのものだけでなく、メンテナンスの方法も学んで実践しましょう。

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