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自然災害の時に停電すると、日常生活に支障をきたします。また世界情勢や原子力発電がほぼ稼働停止している中で、発電量が需要に追い付かないという事態も十分想定できます。そんな時に発電機があれば、当面の電力を確保できます。最近では一般家庭でも発電機を購入するケースも珍しくありません。
発電機は燃料を燃やすことでエンジンを回します。この時コイルや磁石などが発電します。つまり発電機を動かすためには、燃料を注入する必要があります。ディーゼルやカセットガスなどいろいろな種類がありますが、一般的な発電機の燃料として使われるのはガソリンです。発電機の上部にガソリンタンクがありますので、こちらにガソリンを注入してください。ここでポイントとなるのが、燃料コックは開けておくことです。これをやらないと燃料切れでエンジンが停止してしまいます。発電機の機種によってレバーの形状や取り付けられている位置が異なります。マニュアルで十分確認しておいてください。
また潤滑油も注入しましょう。特に初めて利用する際には潤滑油が入っていないので、忘れずにこの手順を行いましょう。潤滑油を入れずに発電機を動かすとエンジンが焼き付く恐れがあります。注入口はプラスチック製のキャップになっているので、手で開閉できるはずです。キャップにはオイルゲージがついています。このゲージの中間くらいになるように潤滑油を入れていきましょう。潤滑油の粘度ですが、取扱説明書に書かれているものを使用するのが無難です。
あと周波数のチェックをしておきましょう。日本では2種類の周波数の電力が地域によって供給されています。日本地図で見ると静岡県あたりが一つの境目です。これより東側では50Hz、西側では60Hzのものが使用されています。もしかすると使用する電気機器の中には、どちらか一方にしか対応していないものもあるかもしれません。その場合には発電機の方で周波数を切り替えなければなりません。現在取り扱っている電気機器はどちらの周波数でも対応しているものがほどんどです。でも念のため確認しておきましょう。
下準備が整ったところで、具体的な発電機の使い方に移行します。発電機の使い方ですが、そんなに複雑な操作は伴いません。初心者でも何度か使用を繰り返せば、使い方をマスターできるでしょう。
まず燃料コックのつまみを確認してください。こちらをONのところに持っていきます。次にメインスイッチをONにします。電源を入れるのは当たり前だろうと思う人もいるかもしれませんが、結構発電機の使い方で重要なポイントです。これを忘れていて、次の工程であるスターターを引っ張ってもエンジンがかからず、故障を疑うパターンも決して珍しくありません。ですからメインスイッチを入れるのは忘れないようにしましょう。
小型の発電機の場合、メインスイッチを入れただけではエンジンは始動しません。スターターと呼ばれるひものようなものがついているので、これをスタートすることで始動します。グリップがついているので、まっすぐ後ろの方向に引っ張りましょう。スターターの使い方のポイントとしては、はじめはゆっくり引っ張ります。するとあるポイントで少し引っ掛かりを感じるところがあります。引っ掛かりを感じたところで、勢いをつけて思いっきり引っ張るのがコツです。思い切りといってもそんなに力入りません。自分の持っている半分くらいの力で引っ張るといいでしょう。
スターターを引っ張ってエンジンが始動すればいいです。しかし時折発電機の調子がいまいちで、うまくかからないこともあります。何度かスターターを引っ張ってもエンジンがうまく始動しなければ、チョークで調整しましょう。発電機の使い方の工程の中では、この部分が初心者からすれば、多少厄介に感じるでしょう。チョークの使い方そのものは難しくはありません。チョークレバーと呼ばれる部位がありますので、こちらを手前に引きます。防音式の発電機の場合、つまみになっているモデルが多いです。つまみを動かします。チョークを引っ張って、そのままの状態でスターターを引っ張てみましょう。もしこれでエンジンがかかったら、チョークレバーは元の位置に戻すのを忘れないでください。
ただしチョークレバーを引っ張っても、なおエンジンがかからない場合も決して珍しくありません。特に厳しい冬場の寒い時期には起こりがちです。ここで注意が必要なのは、何度も繰り返しスターターを引っ張らないことです。だいたい3回を目安に挑戦しましょう。もし3回スターターを引っ張ってもうまくいかなければ、チョークレバーを元に戻して再度スターターを引っ張るなどチョークの調整をしてから試してみる事です。チョークを完全に戻さずに半分だけ戻して試してみるなど、微妙な調整が必要になるかもしれません。この辺がスターターやチョークの使い方の中で厄介なところです。
なぜチョークを引っ張った状態で何度もスターターを引っ張ってはいけないのか、それはエンジンがカブるからです。「カブる」という言葉は聞き慣れないかもしれません。チョークレバーの役割は、燃料と空気の混合ガスの濃度を濃くすることにあります。濃度を高めることでエンジンはかかりやすくなります。しかし燃料を過度に供給する形になってしまうので、点火スパークが湿ってしまいます。するとスパークしにくくなり、火花が飛びにくくなるのでエンジンがかかりにくくなる、かえって逆効果になってしまうわけです。チョークレバーを調整することで、混合ガスの濃度が調整できます。
エンジンがかかってもしばらくは回転数が上下動して、安定しない状態が続きます。しかし通常であれば、そのまましばらく動かしていると徐々に安定していきます。もしエンジンの状態が安定したら、引っ張ったスターターは元に戻してください。エンジンが始動すれば、発電が実施されます。あとは充電や使いたい電気機器のコンセントを発電機に挿し込みましょう。そうすれば、対象の電気機器は使用できるようになります。
発電機のモデルによっては、エコノミースイッチと呼ばれるものが搭載されているかもしれません。エコノミースイッチをONにして、エコノミーモードになるとエンジンの回転数が下がります。ガソリンなどの燃費を向上させられるので、発電機をより長く動かすことが可能です。しかし一方でエコノミーモードにすると、出力はダウンします。ですからあれもこれも電気機器を発電機につなぐと稼働しなくなる恐れがありますので注意してください。
発電機の使用をやめるのは簡単です。メインスイッチをオフにするだけです。スターターのところで躓くこともあるかもしれませんが、基本的な使い方はさほど難しいものではありません。
エンジンを回すことで発電する発電機は、自動車のエンジンとその仕組みは非常に似ています。ですから自動車のエンジンを始動するようなイメージで、発電機を使用するといいでしょう。発電機の使い方の中で、スターターとチョークレバーの調整をするのは少し苦戦するかもしれません。しかし何度か繰り返すと、エンジンを始動させるためのコツはつかめるでしょう。発電機があると、たとえ停電などで一時的に電気が使えなくなった時でも必要最低限の電力は確保できます。発電機の正しい使い方についてマスターすることは、いざというときのためになるでしょう。
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