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COLUMN

コラム

2022/06/30

DIY

電動丸ノコの正しい使い方を解説

木材加工のDIYでは電動丸ノコを上手に使うことができるようになれば、ぐっと作業の幅が広がりますし高度できれいな仕上がりにできます。しかし、正しい使い方を知っておかないと、大きな事故につながる恐れもあります。そこで、初めて電動丸ノコを使うのであれば、まず危険な使用方法を知っておくことや、きれいにカットできる方法を学んでおくべきです。安全にDIYを楽しむためにも、しっかりと確認しましょう。

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電動丸ノコの基本的な使い方

丸ノコはチップソーという丸い刃が回転することで、木材などをカットする仕組みです。ベースプレートから刃が出るように調整をして、金具を締めて固定してコンセントにつなげます。コードが引っかかってしまうことがないように、また刃に巻き込まれないように、コードの位置を確かめましょう。

丸ノコは押しながらカットしていきますので、手前側にスイッチが来るように持ちます。ベースプレートの先端に切り欠き、もしくはプラスチックなどで印が付いていますので、それをカットしたいラインに合わせます。スイッチを押すと刃が回転しますので、ベースプレートを木材にしっかりと押し付けながら、ゆっくりと丸ノコを前に押していきます。指などが切断するライン上に当たらないようにしながら部材を押さえ、そのままラインに合わせながら押し切りしていきます。危険を感じる状況になった、もしくはカットが終わったらすぐにスイッチを離します。ブレーキが働いて刃の回転が止まります。

危険な使い方

これが基本的な使い方ですが、実際に作業をする前に、絶対にやってはいけない危険な使い方を知っておきましょう。これを守らないときれいに切れないどころか、自分の指を切断してしまったり、部材が飛んでけがをしたりする恐れがあります。まずは、電動丸ノコというのは危険が伴う工具であることを意識することが大事です。

丸ノコの作業で危険なのは、まず切り始めです。高速で回転している刃の勢いで、木材が飛んだり破片が目に入ったりすることがあります。そのため、しっかりと材料を押さえて固定することと、目を近づけないことが大切です。できるだけ保護メガネをかけて作業をするのがおすすめです。そして、刃が木材に当たった状態からスイッチを入れることがないようにします。急に力がかかるので、丸ノコが飛んだり、部材が飛ばされたりします。木材から少し離した状態でスイッチを入れて、丸ノコを近づけて切り始めるのが正しいやり方です。

そして、「キックバック」という現象に気を付ける必要があります。これは、切断しているうちに切り込みの部分が落ち込んでいき、刃を強く締め付けることによって丸ノコが後ろや上に飛ばされてしまうという現象です。刃が回転している状態でかなりの勢いで飛ばされるので、そのまま指や体に当たってけがをしやすいのです。これは、カットされて木材の一部が下に落ちてきたり、丸ノコや自分の体の重みで材料がたわんだりすることによって起こります。そのため、カットしたり丸ノコや体を乗せたりしても木材が歪まないように、全体的にバランスよく木材を配置する必要があります。木材の下の支えを均等に置くように注意しましょう。

また、丸ノコは真っすぐに切るための道具であり、カーブに切ることはできないことも意識しておきましょう。そのため、決して切断中に進行方向を変えることがないようにします。刃に強い力がかかってキックバックを起こしてしまいます。

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もう一つは、刃が出過ぎていて、カットした木材より下にある台などに刃がぶつかり丸ノコが跳ね返ったり、破片が飛んだりする危険もあります。そのため、切り始める前に、部材の厚みよりも刃を数ミリだけ出すようにして、出過ぎているようなら調整することが大事です。

他にも、カットした木材が落ちて足にぶつかったり、木材自体が破損したりすることもあります。こうしたことが起こらないように、あまり高いところで作業するのは避けましょう。もしくは、カットした部分が落ちても良いように、少し下に別の台を置くといった準備をすることもできます。

丸ノコを押している手が滑ってしまう危険もあります。厚みがある、もしくは硬い木材をカットしている時は結構丸ノコを押す力が強くなるので、ちょっとした拍子に手が滑ることもありえます。特に、長尺物を切っている時は手が伸びてしまって無理な体勢となることがあるのでより危険が増します。そのため、バランスを取るのが難しくなるほど無理をせず、途中で電動丸ノコを止めて、体をずらしてから再び切り始めるようにします。また、丸ノコは軍手をした手で操作しない方が良いです。滑りやすくなることや細かい動きができない、繊維が刃の回転に巻き込まれてしまうなどの危険をもたらすことがあるからです。

丸ノコ自体が安全な状態であるかを確かめる習慣を身に着けましょう。使用前には刃がしっかりと固定されているかを確かめて、軽く動かして刃のブレなどがないかを見ます。また、スイッチを離したらすぐにブレーキがかかるかもチェックしましょう。同時に、刃の周りに木材の切れ端などが挟まっていないかを確認することも大事です。切断が終わった後は、ブレーキがかかり刃が止まったことを確認してから丸ノコを置くことも重要です。ゆっくりでも刃が回転している状態で作業台や地面に置くと、丸ノコが飛んでけがをする恐れがあります。また、鋭利な刃物ですので作業台などを無駄に傷つけてしまうことになります。

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作業場所の選び方

安全かつ正確な作業をするためには、作業場所を整えることがとても大事です。まず、十分なスペースがあり丸ノコが周りにぶつかることがないことや、水平な場所で木材などが滑り落ちることがないというのは前提条件です。その上で、木材の周りに物がない状態にして、足やケーブルが引っかからないように気を付けます。

また、材料を置くところにガタツキがないことを確認して、しっかりと固定できるかを見ます。作業台の上で切断するのであれば、通常木材の下に支えとなるものを置いて宙に浮かせる形でカットします。長いものや大きな材料の場合、支えは多めに置いてカットした後に部材が傾くことがないようにします。

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きれいにカットするコツ

勘や感覚だけでは真っすぐに切ることはできません。必ず切りたいラインに、鉛筆や墨ツボなどを使って線を引くようにします。そして、その線に従って刃をゆっくりと動かしていきカットしていきます。もしくは、丸ノコ定規とか丸ノコガイドと呼ばれる治具を使うこともできます。ガイドはベースプレートに取り付けて、木材の端に沿わせて真っすぐ切るための道具です。定規は丸ノコ専用の金属製のものを使っても良いですし、ベニヤ板などを使って自作しても良いでしょう。いくら線を引いても手だけでは真っすぐに切るのは難しいので、こうした器具を使うことでより精度を上げられます。

チップソーを部材に合わせたものを使うのも大事です。木材はモノによってかなり硬いものがあったり、ささくれしやすかったりします。それに合わせてチップソーも粗切り用や、仕上げ用などの種類があります。一般的には刃の数が多いほどささくれが起きづらく、きれいな切断面となります。

まとめ

電動丸ノコの使い方は、スイッチを入れて木材に当てるだけとシンプルなものです。しかし、正しく使わないとキックバックによって大きなけがを負う危険もあります。きれいな仕上げにするためにも、正しい使い方を覚えてから作業しましょう。

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