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COLUMN

コラム

2022/06/30

DIY

ハンドツールとは?役立つ工具も解説

自宅のちょっとした修理や家具の組み立てを始めとして、DIYや自動車・バイクの整備のためにハンドツールは必須です。こうした目的で使う工具としてはどんなものがあるのでしょうか?必須の工具と共に、あると便利なツールを紹介していきます。また、より作業を快適にするためのハンドツールの選び方を解説します。自分に合った工具を見つけて、楽しく作業をしましょう。

そもそもハンドツールとは?

そもそもハンドツールとは、手動で使う工具のことです。動力を必要としないもので、その対極にあるのが電動工具やエア工具と呼ばれるものです。また、手動で使う工具は一般的にサイズが小さいため、手で持てるツールとか手のひらサイズの工具という意味でもハンドツールと呼ばれることもあります。

一口に工具とは言うものの、非常にたくさんの種類がありますので、それぞれに形状や大きさ、機能は大きく異なります。また、同じ目的や名前を持つツールであっても、口径・サイズの異なるものもありますし、ブランドによって形状そのものが違うものもあります。そのため、価格や用途、それぞれの好みによって選択肢はかなり広いものとなります。しっかりとツールの特徴や作業内容を考えて、自分にとって使いやすいものを選ぶことが重要です。

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DIYでよく使うハンドツール

一般的なDIYでよく使うハンドツールとしては、まずドライバーを挙げることができます。プラスとマイナスの2種類ですが、柄の部分がゴムになっているものや、先端の大きさが異なるものなどの違いがあります。精密ドライバーや先端がミリ単位のもので、家電製品などで使うことが多いです。また、先端に磁石が付けられていてネジをキャッチできる機能が付いている製品も存在します。安価で買えるものもありますが、精度が甘いとねじ山をなめてしまうリスクが高くなります。最も使用頻度が高く、長く使うものでもありますので、品質の良いものを購入した方が良いでしょう。

また、レンチ類もDIYではよく使います。ボルトを締めたり緩めたりするもので、レンチと言ってもかなり多くの種類が存在します。家庭用のツールとしては、幅広いサイズに対応できるモンキーレンチを持っておくと便利です。レバーを回すことで締める部分の幅を調整できますので、1個あればたいていのボルトに使用できます。

ニッパーやラジオペンチもDIYでよく使います。主に金属の線を切断したり、細かいパーツを引っ張ったり曲げたりするのに使います。柄の部分が握りやすい材質や形をしているものもありますし、先端が細くなっていたりカーブが付いていたりするものもあって、それぞれに使い勝手が異なります。いくつかのタイプを持っていると、用途やパーツの取り付け位置などに応じて使い分けられるのでDIYも楽しくなります。

DIYで部材をカットすることが多いのであれば、のこぎりやパイプカッターなどを持っておくと良いです。木材用ののこぎりは刃を交換できるタイプのものが長く使えますし、木材の種類に合わせて適切な刃を取り付けられるので応用が利きます。パイプカッターは塩ビ管や鉄パイプなどを切ることができるもので、材質に合ったツールを選ぶ必要があります。のこぎりのようにギザギザの刃が付いていて押し引きして切るカッターもあれば、パイプに押し付けて回すことで真っすぐにカットできるものもあります。木材にしても鉄パイプにしても手の力で切るハンドツールは、切れ味が悪いとかなり大変です。品質の良いものを購入した方が作業が楽になります。

メジャーやスケール、差し金などの計測器も必須です。作業によってスケールの最大長さを考えて選ぶ必要があります。また、差し金は特に木材加工をする時に使うもので、垂直の線を引くなどの役割を果たします。長さはメートル法のものと、寸尺で測れるものとがありますので、いつも使っている寸法の差し金やメジャーを選びましょう。

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車やバイクの整備でよく使うハンドツール

建物や家具などのDIYと共に、自動車やバイクの整備でもいろいろな種類の工具を使います。一般DIY用のハンドツールとは異なる工具を使うことも多く、ラチェットレンチなどは特に整備でよく使います。ラチェットレンチというのは、ギアが付いていてボルトに当てたまま連続して締め付けができる工具です。先端のソケットを交換することができますので、1つでほとんどのサイズに対応できるのもメリットです。

また、ウォーターポンププライヤーも整備でよく使います。これは、プライヤの中でも口径の大きなパイプをつかむために使う道具です。車やバイクの排気系統のパイプやサスペンション周りなどで使う機会があります。他にも、クランプを使う頻度もそれなり高いです。物をはさんで固定するためのもので、パーツやボルトを片側で固定して取り外したり、パーツ塗装に使ったりします。

細かなパーツを押さえたり、細いケーブルの配線をしたりすることも多いので、先端の細いラジオペンチやピンセットもあると便利です。パーツはロックピンで固定されていることも多く、ラジオペンチではさんで抜くためには先端が細くて力が入りやすいツールが必須です。内装をいじりたいのであれば、内張りはがしも準備しましょう。プラスチック製のもので、爪を内装のすき間に差し込んではがすために使います。マイナスドライバーでも兼用できるのですが、金属で先端が小さいのでどうしても内装を傷つけてしまうことがあります。きれいに仕上げるためにも、専用の内装はがしがあった方が良いです。

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ハンドツールの選び方

ハンドツールは価格もメーカーもかなりバリエーションがあって、どれを選んだらよいか迷ってしまうものです。まずは、どのくらい本格的にDIYや車、バイクの整備をしたいかという点を考えましょう。簡単な修理や整備程度しかしないというのであれば、セットになっている価格が安めのものでも問題ありません。その方が、一度に必要なツールをそろえられますし、収納スペースも取らないからです。

一方で、本格的にDIYをしたい、車体いじり自体を楽しみたい、道具集めが趣味ということであれば、中程度のグレードの工具を選ぶと良いです。工具は値段が品質に反映されることが多く、やはり高いものは安い製品とは使い勝手が違います。精度が高いですし、力を入れやすいので簡単に作業でき、ミスが少なくなります。また、見た目にもカッコ良くなりますので、道具を集める楽しさも出てきます。特に有名ブランドでそろえると、ツールを見ているだけでやる気が出て、頑張ってDIYや車いじりをしようという気持ちになれます。

工具そのものに加えて、ツールボックスも考えて選ぶことをおすすめします。丈夫で持ちやすく、効率よく分類できるボックスにします。デザインも大事な要素で、ガレージを見栄え良くするのに役立ちます。分類しやすいボックスだと道具の出し入れが楽になり、作業が効率よくなるというメリットもあります。

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まとめ

ハンドツールとは手動で使う道具のことです。DIYでも車・バイクの整備でも、いろいろな種類のツールを使いますが、作業に合ったものを選ぶことでより作業が快適になります。品質によって使い勝手が大きく変わりますので、安さだけに目を奪われず使いやすいツールを選ぶようにしましょう。また、デザインの良いものは、道具をそろえる楽しさも味わうことができますので、見た目にもこだわってみるのも良いです。

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