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ポータブル電源は充電しっぱなしにしてもいいのか、正しい使い方についてまとめました。
ポータブル電源を充電しっぱなしにするとどんなリスクがあるのか、コンセントを挿したまま出掛けてしまって電気代が気になる。火事が起こらないか心配など、使い方にまつわる疑問や解決策について詳しく解説します。
保管方法のことについても触れているので、少しでも寿命が延ばせるよう今後の使い方を見直しておきましょう。
ポータブル電源とは内蔵バッテリーに電気を蓄えられる機器で、コンセントがない場所でも電気製品に繋いで電気を供給できることから、近年では災害時やアウトドア用として持つ人が増えました。
そんなポータブル電源ですが、本体に蓄えておく電気は一般的なコンセント(AC電源)や車のシガーソケットから充電を行います。コンセントから充電を行う場合は平均6時間、シガーソケットになると10時間を超えるモデルも多く、充電していたことを忘れてしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが充電しっぱなしにしてもいいのかについてですが、基本的にポータブル電源は充電しっぱなしにすることは推奨されていません。コンセントを挿したまま想定されている時間を超過すると、さまざまなリスクを伴うので注意が必要です。
次の項目では、ポータブル電源を充電しっぱなしにすることによって起きるリスクについて詳しく解説します。
ポータブル電源を充電しっぱなしにすることで起こるリスクについて解説。
長時間充電しっぱなしにすると、電池が過充電状態になるので注意が必要です。過充電状態になると劣化を早めるほか、電池内部で化学反応が起こり、発火して火事になるリスクが高まります。
リチウムイオン電池を使っている場合、満充電の状態が長時間続くと、劣化が進む特性があります。バッテリーに「LITHIUM ION BATTERY」と記載があればリチウムイオン電池です。
長時間充電をしっぱなしにしている中で、外部からの衝撃が加わるようなことがあった場合、内部の回路がショートして発火する恐れがあります。
ポータブル電源をコンセントに繋いで充電しっぱなしにしている間、電気代はかかり続けます。これはポータブル電源に電気を供給するために、それだけの電気を使っていることが理由です。ただし、充電が完了した時点で完全に電源が切れるモデルを選んでいる場合に関しては、追加の電気代はかかりません。
これらがリスクとして挙げられます。リスクを回避するためにも、ポータブル電源の正しい使い方を把握しておきましょう。次の項目でご紹介しています。
ポータブル電源の正しい使い方をご紹介。
ポータブル電源を充電するにあたって、付属のACアダプターや車のシガーソケットから充電するための車載充電ケーブルを使うようにしましょう。付属しているものは互換性が認証されているもので、充電が正確です。
別売りでも同じメーカーのものであれば問題ありませんが、別メーカーのものの場合は、組み合わせによってはうまく充電できないことがあります。付属品は失くさないよう、取扱説明書などと一緒にまとめて保管しておくことをおすすめします。
充電を行う際は、床やデスクの上など平らで安定した場所に置いて、周囲に可燃物がないことを確認してください。高温多湿な環境下での充電は、バッテリーの劣化を早める原因となることから、水道や加湿器がある付近で使用しないようにしましょう。
そして全ての電気製品に言えることですが、濡れた手で触ると感電する恐れがあります。水気がない状態で触りましょう。外で使う際は雨や雪がかからないようにすることも重要で、少しでも降り始めたら、すぐに車内など安全な場所へ移動させてください。炎天下や車内放置するなど、高温環境下での使用も控えるようにしましょう。
充電のタイミングや使用頻度に関しては、ポータブル電源に搭載されている電池の種類により最適な使い方があります。電池の種類は電池を見る、もしくは製品に付属していた取扱説明書も併せて確認してください。製品やメーカーにより推奨する使い方があるため、取扱説明書に一度目を通しておくことをおすすめします。
鉛蓄電池
鉛蓄電池は古くから使われているバッテリーです。満充電したらできるだけ短期間で使い切る方がいいとされており、放電状態を長く続けると寿命が短くなる傾向があります。頻繁に充電を繰り返すとバッテリーが傷みやすい一方で、完全に放電させてしまうと、バッテリーが回復しない場合があります。
リチウムイオン電池(三元系)
リチウムイオン電池(三元系)は、軽量でコンパクトなモデルに使われているバッテリーです。リチウムイオン電池も鉛蓄電池と同じく、放電が続くと寿命が短くなる傾向があります。頻繁な充電はバッテリーの劣化を早める可能性がある一方で、完全に放電させてしまうと、バッテリーが回復しないことがあるため注意しなければなりません。
リン酸鉄リチウムイオン電池
リン酸鉄リチウムイオン電池は、安全性が高くサイクル寿命が長いことで知られます。頻度の高い充電と放電に耐えられることから、短期間で使い切る必要はありません。80%程度の充電状態で充電を止めて、こまめに充電を繰り返す方がバッテリーの寿命を延ばすことができるとされています。
ポータブル電源は充電しながら使用してもいいのかどうかに関しては、製品により異なります。一般的には充電しながら使用することは推奨されていない場合がほとんどですが、「パススルー充電」に対応しているものは充電しながら使用できます。
パススルー充電であれば、充電できる環境が一箇所しかない時やポータブル電源の充電ができていない時に、充電しながらスマホや家電に電気を供給できます。
ポータブル電源の寿命を少しでも延ばす保管方法をご紹介。
完全な充放電状態がバッテリーの劣化を早めることから、長期保管する場合はバッテリーを満充電または空の状態にするのではなく、60~80%程度の充電状態にして置いておくことが理想です。この充電状態については、鉛蓄電池・リチウムイオン電池(三元系)・リン酸鉄リチウムイオン電池いずれにも該当します。
高温多湿な環境はバッテリーの劣化を加速させます。直射日光が当たらない暗所で、且つ空気が乾燥した場所を選んで保管しましょう。湿度計を使って管理をするのもおすすめです。
充電しっぱなしにはせず60~80%程度の充電状態で長期保管していても、自然放電します。そのため、半年〜1年に一度は充電を行って状態をチェックしましょう。
ポータブル電源の充電にまつわる注意点と解決策について
ソーラーパネルは充電しながら使用してもいいのかについて。製品ごとに推奨する使用方法が異なります。充電しながら使うのは問題なしとしている製品があれば、充電中の使用を禁止しているものもあるため、取扱説明書を確認したりメーカーに問い合わせましょう。
ポータブル電源の充電はどこでできるのかというと、家庭内のコンセントや、車のシガーソケットから充電を行います。屋外であればソーラーパネルを利用する方法のほか、EV充電スタンドを利用する。もしくは、コンビニや道の駅、サービスエリアやキャンプ場といった公共施設で有料で充電できることもあります。
充電が許されていない場所で勝手に充電を行うと、窃盗罪の対象になるため、必ず確実に充電ができるとされている場所で行いましょう。
ポータブル電源の充電部分が熱くなるのは正常な現象です。電気エネルギーが流れることで発熱していることが理由で、ACアダプターは高温度まで耐えられるようになっています。ただし使いはじめた頃よりも明らかに温度が上がったり、異臭がし始めたら、ただちに使用を止めて、製品のメーカーに相談してください。
正しくケーブルが挿せているかどうかといった基本的なことを確認した上で、それでも充電できない時は修理に出しましょう。お手持ちのポータブル電源の製品メーカーに修理依頼の相談をする方法がおすすめです。
今回はポータブル電源は充電しっぱなしにしてもいいのかについて解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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