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パンチャーとは何なのか?選び方やおすすめモデルの情報も3種類ご紹介します。
パンチャーとは数ある工具の中でもどのような役割を持つのか、作業に合った適切なモデルの選び方の解説と、人気メーカーのおすすめモデルも厳選しました。
建築の資材に穴あけを行う工具について、詳しい情報が知りたい時は参考にしてください。
鋼材や鋼板といった建築資材に穴をあける電動工具がパンチャーです。パンチャーとは、実際に穴あけ作業を行う工程を見てみると、文房具の穴あけパンチをより強力にしたようなイメージで使うのが特徴です。
一般的に金属の穴あけにはドリルが使われることがありますが、ドリルに比べると短時間で作業が進められるほか、回転する動作がない分バリが出にくく後処理が不要な場合があります。その上パンチングダイの精度が高く、丸穴に限らず厚みのある素材に対応した長穴や特殊な形状の穴も開けられるなど、全体的に見て万能な道具です。
そんなパンチャーですが、手動で操作するハンドツールや電動工具タイプなど、さまざまな種類が存在します。本来はプロの建築現場において、ボルト穴や溶接用の穴を開けたり配管を通すための穴を開けるといった用途が主流でしたが、近年では自宅でDIYを楽しむ人の間でも使う機会が増えました。
DIYでは、金属製の棚やラックを製作する際のネジ穴をあけたり、金属板を組み合わせて部品を接続する時などに活躍します。仕上がりが高精度で金属ゴミも出にくいとなれば、ご自宅でも出番が増えること間違いありません。
ここまではパンチャーとは何なのかについてご紹介してきましたが、作業に合ったモデルが見つけられるよう、次の項目では選び方について解説します。これから購入を予定しているようであれば、必要な要素を逃さないよう前もってチェックしておきましょう。
パンチャーの選び方について解説。パンチャーにはさまざまな要素を持つモデルが発売されています。必要な要素が備わったモデルが選べるよう、下調べをしておきましょう。
パンチャーにはバネの力を元に穴をあけるタイプのものと、油圧といってパスカルの原理を用いたタイプのものの2種類があります。
[バネ式]
バネ式は小型なものが多く、扱いやすい特徴があります。その一方で、薄い素材向きで厚みのある素材は力が必要です。そして高精度な穴あけには不向きな面があります。ちょっとしたDIYや、軽く開けたい時におすすめです。
[油圧式]
油圧式は厚い金属板や硬い素材に対応でき、高精度な穴あけに適しています。小型モデルもありますが、重たいものが多い傾向があります。厚みのある素材への加工や、作業現場などではこちらのタイプがおすすめです。
パンチャーとは、手動と電動のものがあります。それぞれのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
[手動式]
手動式は屋外や電源がない場所でも作業でき、比較的安価です。サイズが異なるダイスがいくつか付属しているので、あけたい穴径のダイスが付いているかどうかで製品を選ぶといいでしょう。手動式を希望する場合は、作業時の力にも注目して手動油圧パンチャーを選ぶと、DIYなどに使いやすいです。
また、作業現場では電設管を使う工事で活躍することが多く、電設管工事に使いやすい替刃サイズが揃っています。
[電動式]
電動式は厚い金属板や硬い素材に効率よく穴をあけることに長けており、振動が少なく高精度な穴あけが可能です。
電動式には打ち抜く時だけ油圧を使う単動式と、打ち抜きと打ち上げ両方に油圧を使う複動式タイプがあります。厚みのある素材に長穴をあける際には刃が戻らないと感じる可能性がありますが、複動式を選んでおくと油圧の力で簡単に戻るため、作業がラクです。
ダイスは1つ付属している場合がほとんどで、ほかのサイズは別途用意しなければなりません。手動式に比べると価格が高価で重量があるものが多いですが、本格的な穴あけ作業には電動式を選ぶ必要があります。
電源の供給方法にはAC電源、バッテリー(18V充電か36V充電)の2種類あります。使用場所にコンセントの差し口があるか、ケーブルの取り回しのしやすさなどを考慮して選びましょう。
パンチャーであけたい穴径と厚みを確認しておきましょう。それらのサイズに合ったダイスが付属したモデルを選んだり、付属していなければ別売りのものを一緒に購入する必要があります。
作業用途に合ったものを選びましょう。一般的に出回っている通常の電動式パンチャーとは、ほとんどが「スタンダードタイプ」です。スタンダードでは溝形鋼・山形鋼・平鋼の穴あけ用です。
他には「ノッチングタイプ」があり、こちらは配電盤などの板金にケガキをしたり、穴あけを行うことができます。「フリータイプ」は配電盤などの板金の穴あけ用です。
パンチャーの使い方について解説します。ここで基本的な流れを掴んでおきましょう。※ここでは最もよく使われている油圧式タイプの使い方を見本に解説します
穴あけ作業を行うにあたって、作業周辺は綺麗に片付けておきましょう。無理な姿勢で作業をせず、足元をしっかりさせてバランスを保つようにしてください。パンチャーとは、作業環境が整った状態で使用しなければ、重大な事故を招く恐れがあります。作業場所には他の人や子ども、ペットが来ないよう、安全を確保した上で作業を開始してください。
穴をあけたい場所の寸法を測って、印をつけましょう。印つけにはマーキングペン、もしくはケガキ針やスクライバー、薄い素材であればキリで代用できる場合もあります。センターポンチがついていれば、印をつける際に使えます。
厚みのある金属板やステンレス鋼など硬い材料に穴をあけたい時や、より精密な作業を行う場合には、下穴をあけておくことで作業性が向上します。下穴には一般的にドリルを使用します。電動ドリルを使って、差し込む軸よりも2㎜ほど大きな穴をあけておきましょう。
正式なパンチング穴をあける作業に移ります。本体に軸をセットしたら、セットした軸にあけたい穴に応じたサイズのメス刃をセットしましょう。下穴に軸を差し込んだらオス刃をセットし、オス刃とメス刃で素材を挟んだ状態にします。
ポンプ本体をポンプアップさせて、油圧シリンダーを駆動させてください。続いて油圧シリンダーを取り出しましょう。パンチャ―の油圧解除を行うためのツマミを回して、ヘッドを上げます。切りクズを取り除いたら、油圧解除ツマミを戻して作業完了です。
パンチャーのピストンが戻らなくなり抜けない状態に陥ったり、モーターは回転するもののピストンなどが動かないといったトラブルが出てきたら、修理を検討する必要があります。
人により使用頻度や使い方が異なるため、パンチャーの耐用年数を断言することは難しいですが、一般的に電動工具の耐用年数は5年ほどとされています。
不具合が見つかったら、安全を確保するために製品のメーカーに問い合わせて修理に出しましょう。修理費用を聞いた上で、費用金額によっては新しいモデルを購入した方が安くなることもあります。
パンチャーとは何なのかについて解説してきましたが、最後におすすめ油圧式モデルを3種類ご紹介します。
手動式の油圧モデルです。ステンレス板・鉄板・アルミ板などの金属板への穴あけが可能で、ステンレスは1.6mm、軟鋼鉄板であれば3.2mmまでの板厚に対応。ダイスは16~51mmまでの直径を持つ6個のダイスが付属しています。
建設機器などを展開するオグラの油圧式モデルです。AC電源からの供給で長時間作業に向いており、打ち抜きだけでなく抜き上げに関しても油圧で行うため、引っ掛かりがなくスムーズです。穴あけサイズは鉄とステンレスいずれも15mmに対応しています。
電動工具メーカーでお馴染み、Makita(マキタ)の充電式パンチャーです。パンチの直径は12mm、ダイスは12mmが付属。マキタならではの握りやすいグリップで、打ち抜きと抜き上げを油圧で行うため、ラクに穴があけられるでしょう。バッテリーと充電器がついて18万円台で購入できるコスパの良さにも注目です。
今回はパンチャーとは何なのかについて解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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