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コラム

2024/12/26

工具の豆知識

ユンボとは?徹底解説!

ユンボとは?徹底解説!

ユンボとは何なのか?操縦に必要な資格や免許のこと、種類についてもまとめて解説します。
ユンボとはどのような作業をこなす建設機械なのか、特徴やアタッチメントといった種類の紹介をはじめ、操縦に必要な資格や免許のことについても詳しく情報をまとめました。
実際に購入する際に気になる新車や中古モデルの相場、レンタルする方法や費用についても触れているので、気になる情報があれば参考にしてください。

ユンボとは?

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ユンボとは、油圧ショベルと呼ばれる重機の代名詞です。正式名称には油圧ショベルがよく使われていますが、他にも、バックホー・パワーショベル・ドラグショベルといった呼び方もあります。

ユンボとは、元はフランスのSICAM(シカム)社で作られていた油圧ショベルの商品名でした。ところが昭和30年代に入り日本に輸入されたことをきっかけに、代名詞としてユンボの名称が浸透していったことが由来となっています。現在ではレンタル会社のニッケンが「ユンボ」を登録商標としています。

油圧ショベルは車両系建設機械の中で万能で、アタッチメントを取り替えるだけで、積み込み・穴掘り・掘削・ハツリといったさまざまな作業をこなすことができるのが特徴です。これだけのことができるとなれば、土木や建築現場などの現場作業はもちろん、条件が揃うと自宅の敷地内で個人が使用することも可能です。

特に個人が何台もの重機を所有するのは、本体の費用や税金のことを考えると金銭的に負担がかかります。置いておくだけでも非常に場所を取りがちですが、一台につきアタッチメントだけを替えられるとなれば税金は車両一台分で済むので、知っておくと税負担が抑えられるでしょう。

そこで今回は数ある重機の中でも人気があるユンボとは何ができるのか、種類や選び方をはじめ、実際に購入するといくらくらいの相場かといったことについてもまとめてご紹介します。まずはじめに、次の項目では、ユンボの操縦に必要な資格や免許のことについて解説しています。購入を検討しているようであれば軽く目を通しておいてください。

ユンボの操縦に必要な資格や免許とは

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ユンボの操縦に必要な資格や免許のことについて。道路走行のことなどについても解説します。ユンボとは操縦に必要な資格は2種類、そして免許が必要です。

3トン未満のユンボが操縦できる資格

ユンボの操縦には2種類の資格があり、ひとつは3トン未満のユンボが操縦できる「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」です。1日程度の講習で受講できるのがポイントで、建設・土木関係者をはじめ、個人でも取得する人が多い資格です。

費用は、受講する場所や時期、コース内容などにより異なります。一般的には1万円〜2万円程度が相場です。

3トン以上のユンボが操縦できる国家資格

もうひとつは、3トン以上の車体が運転できる「車両系建設機械技能講者」で、こちらは労働安全法で定められている、3トン以上の車両系建設機械の運転と操作が認められた者に与えられる国家資格です。

数日間の講習と実技試験があり、より専門的な知識と技術が求められます。この資格を取得するには、最寄りの教習所で「車両系建設機械運転技能講習」を受けて、試験に合格する必要があります。

費用は受講する場所や時期、コース内容により異なりますが、1日〜数日間の講習で数万〜十数万円程度が相場です。

運転免許

ユンボを道路走行させる場合は、車両の大きさや重量に応じて普通自動車免許・中型自動車免許・大型自動車免許といった車の運転免許が必要になります。

私有地での操縦・運転について

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私有地内での運転は道路交通法の規制を受けないため、原則として運転免許は必要なしとされています。ただし道路走行をさせるには、運転免許やナンバープレートが必須です。資格に関しても、私用であれば不要ですが、私有地でも業務であれば資格が必要です。

また、レンタルサービスを利用する場合は、私有地内での運転であっても資格が必須となる場合があります。

特別教育は資格取得のためのものに限りません。特別教育を受けることで自らの身の安全を守ることに繋がるので、基本的には受けておくことを強くおすすめします。無資格運転による事故が発生した場合は保険が適用されない上、法的責任を負う可能性があることも理解しておきましょう。

実際に操縦する際は、ヘルメットを被ったり安全作業服を着用して安全に作業を行ってください。

ユンボができることとは?種類や選び方について

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ユンボがあるとどんなことができるのか、種類や選び方についても解説します。

ユンボがあるとできること・アタッチメントの種類

ユンボとはアタッチメントにさまざまな種類が用意されていることで知られる重機です。アタッチメントを取り替えるだけで、できる作業の幅が広がります。

掘削・積込作業:ショベル
ユンボに装着するアタッチメントの中でも、最も定番のものといえばショベルです。ショベルがあれば、掘削や積込作業ができます。種類は大きく分けて2つあり、「法面ショベル」は横幅が広く広範囲の土をすくったり、斜面を形成することが可能です。「スケルトンショベル」は網目状になったもののことを指し、土砂に含まれる岩石の選別を行う際に活躍します。

整地:ブレード
ブレードは、掘った場所を埋めて、土地をならす際に使用するアタッチメントです。整地は建物の解体工事などでよく行われており、雨が降っても土砂が流れないよう、土地を踏んで固めます。ユンボとは購入した時にショベルと、メーカーによってはこのブレードがついている場合が多いです。

破砕:クラッシャー
コンクリートやアスファルト、岩石の破砕に使用するアタッチメントがクラッシャーです。大きなハサミ型のフォルムが特徴的で、クラッシャーの種類は大きく分けて2つあります。挟み込むようにして物を砕く「バケットクラッシャー」、高速で叩きつけることで対象物を砕く「ハンマー式クラッシャー」があるので、用途に合わせて選びましょう。

打撃:ブレーカ
ブレーカとは、コンクリート・アスファルト・岩石・凍結した地面といった、固くて規模の大きなものを破砕する際に使用するアタッチメントです。道路工事や採石場などで使用することが多い傾向にあります。一見作業内容はクラッシャーに似ているようですが、ブレーカはチゼルと呼ばれる先端部分のノミを連続打撃することで、対象物を破壊していく特徴があります。

掴む・運搬:グラップル
グラップルは、資材や運搬物を掴む際に使用するアタッチメントで、物を掴むための長い爪が開閉する仕様になっています。掴んだり移動させられるものには、建物の解体作業で発生する木材・鉄骨・コンクリート片、農業で使用する畑の耕耘や堆肥の運搬などがあります。パワーがあり使い勝手がいいことで知られていますが、油圧ホースの接続が必須です。

草刈り:ハンマーナイフモア
ハンマーナイフモアがあれば、雑草の草刈りが簡単に行えます。高い場所の草刈り、木質化した固い茎の切断も可能です。作業中はかなりの騒音が発生するため、近隣住民へ事前に使用することを伝えておいたり、使用時間は短時間で昼前後に済ませたりと配慮が必要です。

有名なメーカーのモデルを選ぶ

近年、無名メーカーのユンボがネットで気軽に買えるようになりつつあります。ただし安全面のことを考えると、有名なメーカーのモデルを買っておくと、保証のことなどを含め安心して使用できるメリットがあります。国産メーカーのモデルはやや高価な傾向がありますが、安全性が高いことはもちろん壊れにくく、結果コスパがいいことが多いです。

どのユンボを買うか悩んだ時は、日本の有名なメーカーのモデルを選ぶことをおすすめします。日本の有名なメーカーには、ヤンマー・日立・コマツ・住友などが挙げられます。

ユンボの種類(サイズ)

ユンボとはサイズ選びが重要です。操作性の問題もありますが、資格の種類によっても操縦できるモデルのサイズが決まっています。

マイクロユンボ(1トン未満)
マイクロユンボは細かい作業に適しており、手作業では大変なガーデニングの土掘りや、物を運んだりといった作業にて気軽に使えます。私有地で日常的に使う際に人気のタイプで、初心者の一台目にもおすすめです。こちらは1トン未満なので、特別教育を受けるだけで使用できます。

ミニユンボ(6トン未満)
ミニユンボは名前ではミニとついていますが、それなりの大きさがあります。広めの私有地をはじめ、農林業や畜産業などで使用されます。かつては農作業をトラクタで作業を行っていた人も、近年ではミニユンボで済ませることも増えつつあるようです。3トン未満のユンボを選べば、特別教育だけで使用可能ですが、3トンを超えるようであれば国家資格が必要です。

ユンボ(6トン以上)
「ユンボ」と呼ばれるものは、一般的に6トン以上のもので、パワフルな作業が要求される場所で活躍します。大規模な作業で使用され、土木も建築もこなせます。3トン以上の車体が運転できる国家資格、「車両系建設機械技能講者」が必須です。

ユンボの新車の価格や中古モデルのこと

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ユンボとはメーカーにより価格に差があるほか、バケットの種類やサイズなど、アタッチメントや、オプションに何がついてくるかによっても差が出ます。新車の価格は500〜1,800万円が相場で、耐用年数は約5年ほどとされていますが、メンテナンスをしていくと、安全に長く使えます。

中古車を買うのもおすすめで、その場合はもう少し安く車体が手に入るでしょう。マイクロユンボで稼働時間が既に長いモデルでもよければ、100万円台でも購入可能な場合があります。

ユンボをレンタルする方法や費用

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ユンボを1日だけ、または数日間だけ使用したい時は、レンタルするのもおすすめです。レンタルの相場はマイクロユンボが1~20万円前後、ミニユンボが3~50万円前後、ユンボが5~100万円前後です。基本的に1日、もしくは月ごとにレンタル費用が設定されていることが多いので、使用日数を考えて申し込みましょう。

個人・会社どちらでもレンタル可能ですが、レンタルサービス側が提示している免許や資格の扱いを確認してから利用しましょう。ネットでお近くのレンタルサービスを探すことになります。レンタルだと、さまざまな車体のユンボを試すことができるので、購入前のお試しにもおすすめです。

一定期間利用する予定がある場合は、リースを利用する方法もあります。レンタル同様、ネット上でサービスを探してみましょう。

まとめ

今回はユンボとは何なのかについて解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!

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