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圧着工具の種類とおすすめメーカーや製品についてご紹介します。
圧着工具にはどのような種類があるのか知りたい、実際に購入するならどのメーカーや製品がいいのか知りたいという方向けに、おすすめモデルのご紹介など必要な情報をまとめました。
電気工事士や電子機器組立工など、プロとして工具を必要としている方はもちろん、DIYで使いたいと考えている方もぜひ参考にしてください。
圧着工具とは、圧着ペンチや電工ペンチと呼ばれる圧着するために使用する工具のことを指します。建物の屋内電気配線に使うもののことを圧着ペンチと呼び、自動車の電装部品に使うものは電工ペンチとも呼ばれています。
主に電線と圧着端子をしっかりと接続するために使う工具で、電線に圧着端子を押し込んだ部分をカシメることで固定されます。圧着ペンチは圧着機能に特化していますが、電工ペンチは圧着機能以外にもワイヤーストリッパーやボルトカッターといった複数の機能を備えていることが多いです。
とはいっても、実はこれら2つの工具に明確な違いはないとされていることもあり、今回はこれらの工具をまとめて「圧着工具」としてご紹介します。
圧着工具には絶縁被膜が施されたものやスリーブを圧着するものなど、さまざまな種類があります。必要な機能が備わった工具が選べるよう、この記事では種類について詳しく解説。次の項目では、先に圧着工具の基本的な部位の名称や機能についてご紹介しているので、おおよその構造を把握しておいてください。
圧着工具の部位の名称と機能について解説します。
圧着工具の中でも屋内電気配線に使用される圧着ペンチは、主に部位が2つに分けられ、名称がついています。握る部分は「ハンドル」と呼ばれ、ラチェット構造になっているのが特徴です。確実に圧着できるよう、一定の圧力が掛からなければレバーが元に戻らない仕組みです。レバーを奥までしっかり握ったら、ロックは解除されます。
圧力をかけてつぶす部位には「ダイス」という名称がついており、ここには小型のものから大型のもの、幅広い端子など多機能に対応した凹凸が並んでいます。
電工ペンチは圧着ペンチとは異なり、各部位に細かく名称がつくほど、あらゆる機能を備えたモデルが存在します。(※製品ごとに内容が異なります)
まずは持ち手となる「ハンドル」はラチェット構造。先に向かって順に、「ワイヤーストリッパー」といって、電線の絶縁被膜を剥き取る機能がついているものがあります。電線などを切断する「ワイヤーカッター」、サイズに合ったボルトをねじ込んで、ネジ山をつぶさずにボルトをカットすることができる「ボルトカッター」があると便利。最後は、スリーブや端子の爪に圧力をかけてつぶす「ダイス」です。
これらの機能の中で、必要な要素が備わった圧着工具を選びましょう。次の項目では、圧着工具の種類についてご紹介します。
圧着工具の種類をご紹介。特徴や見分け方を確認しておきましょう。
リング状の絶縁スリーブを圧着することに特化した圧着工具です。電線の接続部分の絶縁や保護に使うのがこのタイプで、圧着するスリーブの形状に合わせたV字型の溝が特徴です。第二種電気工事士の技能試験や、電気工事で最も一般的な圧着作業にはこちらの種類が選ばれています。
電線と圧着端子をしっかりとかしめることができる圧着工具。ダイス部分がギザギザになっているので、圧着する端子の形状に合わせて使うことができます。裸の圧着端子やスリーブを圧着するために使用されるもので、電気配線工事で電線を接続する際に活躍します。
絶縁被覆がついた圧着端子や、スリーブを圧着するために使用する圧着工具です。ダイス部分には、絶縁被覆を傷つけずに圧着できるよう、丸形や楕円形などさまざまな形状の端子に対応できるよう複数のダイスが用意されています。
絶縁被覆付閉端接続子に圧着するための圧着工具です。複数の電線をまとめる際に使うのが特徴で、特に小型の電線を接続する時に選ばれています。閉端接続子の形状に合わせて使えるよう、特殊な形状の溝が備わっています。
圧着工具のハンドルには色がついています。これは作業の効率化や安全性を高めるために取り入れられているものです。業界全体で共通のルールとされているので、異なるメーカーの製品を購入しても、色で用途が識別できて便利です。
現在は業界で共通のルールが使われているものの、今後新しい規格や製品が登場するにつれて、色の使い方が少し変わる可能性もあります。購入する際は、念のために色と用途が求めているもので一致しているかどうかを確認するようにしてください。
黄色
一般的にリングスリーブ用の圧着工具を指します。JIS規格においても定められています。
赤色
裸端子やY型端子用の圧着ペンチに採用される傾向あり。ただし、絶縁被覆付きの端子やスリーブ用にも赤色が使われることがあります。
青色
絶縁被覆付きの閉端子用の圧着ペンチに使われることが多いです。
複数の色
ハンドルの左右で色が異なるものに関しては、複数の端子に対応していることを示します。
今回はハンドツールを中心に圧着工具の種類についてご紹介していますが、圧着できる電動工具の使用もおすすめです。小型軽量で持ち運びやすい「ハンドヘルド型電動圧着機」、作業台に固定して使う大型タイプ「ベンチ型電動圧着機」、複数の圧着部分を備えた「マルチダイヘッド型電動圧着機」などがあります。
ハンドツールと電動工具どっちを買うべきか迷った時は、作業内容に合わせて決めましょう。電動工具は大量の圧着作業が必要な場合や、高強度の圧着が必要な場合に適しています。ハンドツールのような細かな作業に向いた工具とは異なる便利さがあるため、用途に応じて使い分けるといいでしょう。
圧着工具はどこで買えるのかについて。実店舗であればホームセンターや工具専門店などで購入可能です。ネット通販サイトであれば、amazonや楽天といったECサイト、工具専門店の通販サイトをチェックしてみるのもいいでしょう。
ネットであれば、幅広い製品から必要な工具を探し出すことができます。店舗では取り扱いがなかった商品が見つかる可能性もあるため、ネットの利用も検討してみてはいかがでしょう。
最後に圧着工具のおすすめメーカーと製品を3種類ご紹介します。
MARVEL(マーベル)は大阪の中央区に本社をおく電設工具メーカーです。圧着工具の製品展開に定評があり、電気工事士の技能試験用としてなど、初めて使う工具としても選ばれています。
ハンドプレス リングスリーブ中・小専用 MH-7S
こちらはMARVEL(マーベル)のリングスリーブ用圧着ペンチ。軽量で小さいため、作業時の負担を少しでも軽減できるだけでなく、持ち運びが楽であると好評です。
HOZAN(ホーザン)は大阪の浪速区に本社を構える総合工具メーカーです。あらゆる工具の製品展開がある中でも、圧着工具やニッパーといったハンドツールが高品質であることで有名です。
絶縁閉端子用 圧着ペンチ サイズCE1/2/5 P-736
HOZAN(ホーザン)の絶縁閉端子用圧着ペンチです。トグル機構により、コンパクトながら軽い握りで圧着できるモデル。 圧着が完了したら、端子に使用したダイスがわかるようにマークが入ります。
ロブテックスは、大阪府東大阪市に本社をおく企業です。ブランドのロゴマークにロブスターが採用され、「LOBSTER」と表記があることから、メーカー名をロブスターとして覚えている方が多いようです。幅広い工具の展開を行う中でも圧着工具の種類が多く、握った時の感覚など使いやすさに長けた製品展開が魅力です。
ミニ圧着工具(裸圧着端子/裸スリーブ用) AK2MA
ロブテックスの裸圧着端子・裸スリーブ用の圧着ペンチです。ミニサイズであるため、手が小さな方でも作業しやすいのがポイント。ミニシリーズは一通り圧着工具の種類が揃っており、いずれも人気があります。
今回は圧着工具の種類とおすすめメーカーや製品について解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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