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自動車整備士が使う工具の一覧と選び方についてまとめました。
自動車整備士にとって工具は技術と同じくらい大切なものとして扱われています。作業効率や正確性を左右する重要な要素を担う部分であることから、いい道具を常に揃えておきたいところ。
この記事では基本的な道具を一覧にしてご紹介することはもちろん、工具は自腹で買うものなのかどうかなど、業種ならではのよくある疑問についても触れています。気になる情報があれば、ぜひこの機会に確認しておいてください。
基本的な自動車整備士の工具の選び方について解説します。
自動車整備士の工具が必要になったら、つい形から入りたくなる方は多いのではないでしょうか。もちろんいい道具を揃えておくことは大切ですが、はじめからあらゆる工具を手当たり次第に買っていく必要はありません。用途に合ったものから徐々に揃えていきましょう。工具は必要な作業に沿って、サイズや形状を合わせる必要があります。近場で、すぐに工具が揃えられるようなお店を把握しておくといいでしょう。
自動車整備士にとって工具は使用頻度の高いものなので、品質や耐久性はよくチェックしておきたいところ。クロムバナジウム鋼やクロムモリブデン鋼で作られた工具は強度が高く、その品質の高さから長期間使用できます。パーツに影響なく工具を綺麗に使っていくには、防錆加工が施されているものを選んでおくと、扱いやすいのでおすすめです。
有名な工具メーカーには、有名になるだけの理由があります。特に日本では国産で品質の高い工具が豊富に展開されているので、まずはじめに揃えるのであれば、国産の有名メーカーと決めておくと間違いありません。保証内容から見ても、手厚いサポートを行うメーカーが揃っています。
はじめは予算的にやや低価格の工具で揃えることになるかもしれません。しかしある程度の期間を経たら、少し高くてもいい工具へ切り替えていくことで、結果コストパフォーマンスと作業効率が上がる可能性があります。工具は元々何度も買い替えるものではないとされていることから、いい道具を使う期間を長く過ごせるようにしておきたいところです。
自動車整備士の工具として選ばれているおすすめの国産ブランドをご紹介します。
KTCは京都府久世郡久御山町に本社をおく、日本を代表する総合工具メーカーとして知られています。精度の高い工具を提供しており、こちらのメーカーで工具を揃える自動車整備士は多くいるほど。磨耗以外のメッキ剥離が発生した場合には、修理や交換を行ってくれるなど、アフターサービス環境が整っています。
Ko-ken(読み:コーケン)は静岡県掛川市に本社を構えるソケットレンチの専門メーカーです。強度と品質が非常に高い上、特殊なサイズや形状のソケットも多く取り扱っているのが特徴。いつもの整備工具としてはもちろん、いざという時にも知っておくと頼りになります。
TONEは大阪府河内長野市に本社を置く工具の総合メーカーです。耐久性と使いやすさに定評があり、 幅広い種類のハンドツールやエアツールを揃えていることで認知されています。
自動車整備士が使う工具の中でも最も基本的な道具をご紹介。
自動車整備士が使う工具の中でも使用頻度が高いものとして挙げられるのがレンチで、ボルトやナットの締め付けに必須です。コンビネーションレンチ、ソケットレンチ、アジャスタブルレンチはサイズが異なるボルトやナットに使えるため、これらは一通り揃えておくと活躍します。
どれくらいの力で締付けているかを測定するトルクレンチや、農業機械に取付けられたオイルフィルターの取り外しに使うオイルフィルターレンチといったものもあります。必要に応じて揃えるといいでしょう。
レンチやラチェットハンドルと一緒に使用するソケット類は、ボルトやナットを効率的に締めたり緩めたりすることができる工具です。ソケットにはいくつかの種類があります。例えばボルトやナットにしっかりフィットする6角(ヘックス)ソケットや、狭い場所での作業に向いた12角ソケットなどがあり、それぞれの形状やサイズに応じて使い分けます。
ソケットの長さも重要で短いシャローソケット、セミディープソケット、長いディープソケットと作業場所やボルト位置に合わせて使い分けられます。レンチ同様、さまざまなサイズと形状のソケットを用意しておくと便利です。
ご家庭でもよく使われるドライバー類は、車の整備でも活躍します。細かいビスを外す際に便利で、プラス形状やマイナス形状のもの、六角形(ヘックス)やトルクス形状のねじを使用する自動車も増えました。貫通ドライバーといって、ハンマーで上部を叩くことで固着したネジを緩めることができる、金属軸が通った貫通ドライバーが車の整備には重宝します。
物を掴んだり曲げたり、切断する際にも活躍するのがプライヤー類です。プライヤーには様々な種類があり、コンビネーションプライヤーやロングノーズプライヤー、ウォーターポンププライヤーなどが自動車整備士の工具として使われています。ねじ山が潰れてしまったネジを回して、取り外す時などにも使えるでしょう。作業内容に応じて、必要なプライヤーを揃えましょう。
自動車整備士の工具の一種として、ハンマーもよく使われています。主に打撃作業に用いる工具で、分解作業や調整作業、点検作業の際に使用します。通常の鉄製ハンマーはもちろん、金属の成形やリベットの打ち込みに使用するボールピンハンマー。デリケートな部品を傷つけずに使えるラバーハンマーやプラスチックハンマー、精密な作業時に打撃時の反動を抑える無反動ハンマーなどを揃えておくといいでしょう。
最後に自動車整備士の工具にまつわるよくある疑問についてご紹介します。
自動車整備士は工具を自腹で買うものなのかどうかについて。多くの場合、最低限整備に必要な工具は会社から貸与されます。ただし具体的な状況は勤務先のポリシーにより異なるため、規定を確認することをおすすめします。最低限の工具が貸与される場合でも、作業を進めていくにつれて、自分好みの工具を揃えるようになる方も多い傾向にあります。
有名なメーカーから、サイズ違いの工具がセットになって売られているものもあります。そういったものを整備工具として使用していいのかどうかについて、もちろん使用可能です。実際に、自動車整備士になりたての頃に購入したプロでも、品質がよくそのまま長く使い続けている工具もあるでしょう。まずは工具セットを購入して、追加で必要な工具を買い揃えていくのもアリです。
自動車整備士が使用する工具箱には基本的に規定はありませんが、一定の条件を満たすような品を選ぶ必要があります。頑丈で耐久性があるもの、収納力が高く整理しやすいもの、それでいて移動が容易なものが求められます。
たくさん収納すると重量も増すため、2つに分ける。もしくはキャスター付きの工具箱を選ぶなど、持ち運びのことも考慮しましょう。工具メーカーが発売している工具箱が、丈夫で使い勝手がよくおすすめです。
安くて使いにくいものを選んでしまい、持ち運びの最中に壊れると作業効率に影響を及ぼし兼ねません。とはいえ作業環境は人によります。自分のニーズに合ったものを選ぶといいでしょう。工具箱をはじめ工具に関しても、選択に迷っている場合は、他の整備士の意見を参考にするのも一つの方法です。
自動車整備士になりたての頃に購入したものの、ほとんど出番がなく眠らせている工具があり、処分方法に困っている。こんな場合は、買取してもらうことも可能です。
ゴミとして処分する場合は自治体の指示に従って指定された日に処分を行う必要がありますが、買取してもらう場合は都合のいい日に依頼が可能です。また、査定金額が少しでも受け取れる可能性があるため、買取サービスの利用を検討してみてはいかがでしょう。工具専門の買取サービスに依頼することで、適切な査定が受けられます。
今回自動車整備士が使う工具の一覧と選び方についてまとめました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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