COLUMN
コラム
COLUMN
コラム
発電機チョークとは?使い方やコツについても解説します。
発電機チョークとは何を意味するのか、どのような役割があるのか?基本的な仕組みをはじめ、使っていく上で確認しておきたいことや注意点などについてもこの記事では触れています。
また、これから製品を買う予定である方向けにおすすめメーカー・人気モデルもご紹介しているので、まとめて参考にしてください。
発電機チョークとは英語表記にすると「choke」と書きます。こちらは「窒息させる」「塞ぐ」という意味があり、エンジンの始動を助けるための装置として搭載されています。どのような仕組みになっているのかというと、エンジンが冷えているときや外気温が低いときにエンジン内に送る空気の量を減らすことで、燃料の混合比を濃くしてエンジンがかかりやすくなるような手助けを行う役割があります。
燃料にガソリンを使う発電機は、同じくガソリンを使う自動車とおよそ同じような構造で成り立っていますが、唯一異なるのが空気を取り込んで燃料と一緒にエンジン内部に送り込むことです。自動車の場合は自動でうまく燃料を供給する力がありますが、発電機の場合は基本的に手動で行わなければならず、たまにチョークを行い調整をする必要があります。
発電機チョークとは、チョークを行うために「チョークレバー」というものがついています。 一般的なチョークレバーはその名の通りレバーの形をしているものが大半で、エンジンをかけやすくするにはこのレバーを引く場合がほとんどです。ただし最近は静音モデルの発電機の人気が上昇しており、このタイプのモデルはチョークレバーがスイッチになっていることもあります。
そんな発電機について、次の項目では実際にチョークレバーの使い方について解説します。既に発電機を持っているものの使いこなせていない方はもちろん、まだこれから購入予定の方も使い方の流れをここで掴んでおいてください。
発電機チョークレバーの使い方や上手く使うコツについても解説します。
寒くてエンジンがかかりにくい時、エンジンが冷えている時、長時間使用していない時にもチョークレバーを使用します。
発電機のメインスイッチをONにしたらスターターを引っ張ります。この時、軽くゆっくりと引っ張るようなイメージで、少し重たく感じるようになってきたら、一気に引っ張るのがエンジンをかかりやすくするコツです。
スターターを引っ張りましたが、エンジンが冷えているときや外気温が低く寒い時は、なかなかエンジンがかかりません。そこで活躍するのがチョークレバーです。
チョークレバーは手前に引っ張るだけです。『発電機チョークとは?』の項目でも少し触れた通り、静音モデルの発電機の場合はチョークレバーがスイッチタイプになっていることもあります。
チョークレバーがどれかわからないなど、製品ごとにやや異なる使い方の違いについては、お手持ちのモデルに付属している取扱説明書をチェックしましょう。取扱説明書を紛失してしまったようであれば、製品型番をネット上で検索すると、電子取扱説明書を見ることができます。
チョークレバーを引き、スターターを1度引っ張っただけではエンジンが始動しない場合があります。こんな時はチョークレバーを半分だけ戻したりするなど、調節を行いましょう。うまくエンジンがかかった後は、必ずチョークレバーを元の位置に戻すようにしてください。これで発電機チョークとはどのように操作すればいいのか、使い方の手順は完了です。
発電機チョークレバーを使用するにあたり、確認しておくべきことや注意点をご紹介。
チョークレバーを引いてエンジンを始動させたばかりの場合、しばらくはアイドリングが不安定な状態が続きます。(アイドリングとは動力を伝えることなく作動させることを指します)発電機を動かしているとやがて安定してくるので、すぐに使用はせず、しばらく置いておくようにしましょう。
チョークレバーを引いた状態で何度もスターターを切ると、スパークプラグが燃料で濡れて、火花が飛ばなくなります。この現象のことを「プラグがかぶる」と言います。プラグがかぶるとエンジンがかかりにくくなり、最悪の場合、今後エンジンが全くかからなくなることもあるので注意が必要です。
プラグがかぶるのを防ぐには、プラグに付着してしまったガソリンが乾くまでしばらく待つ。もしくはプラグを外してガソリンを拭き取る方法があります。ガソリンを拭き取る場合は、ウエスなどを使うといいでしょう。
発電機チョークはエンジンが温まったら、開けっ放しにせず元の位置に戻すようにしましょう。チョークを開けっ放しにすると、エンジンが過剰に燃料を消費したり、エンジン内部にカーボンが蓄積し、エンジンの寿命が短くなる可能性があります。酷い場合だと黒煙が出てくることもあるため、注意が必要です。
チョークを戻すとエンジンが止まる。こんな時はアイドリングが低すぎる、もしくはキャブレターや燃料フィルターが詰まっていることが原因の可能性があります。清掃を行うと復活することがあるため、試してみてください。
☆こちらの記事もチェック⇒ 発電機のキャブレターを清掃する方法まとめ!
日本では東西で2種類の周波数が存在していることから、お住まいの地域に合った周波数に設定しておく必要があります。静岡県付近から東側は50Hz、西側は60Hzです。最近の発電機の多くは両方の周波数に対応するようになりましたが、稀にどちらかの周波数しか使えない製品があるので、これから購入予定であればよくチェックしてから買うことをおすすめします。
この記事では発電機チョークとは何なのかについて触れてきましたが、最後は発電機を販売するおすすめメーカーと人気モデルをご紹介します。どこの製品を買うか迷った時は参考にしてください。
あらゆるジャンルの電気製品を展開していることでお馴染み、ヤマハの発電機が人気です。ヤマハのエンジン技術で培われた4ストローク、OHVエンジンを搭載しており、本体に細かく操作内容が記載されていることから災害時などにもわかりやすく便利です。排出ガス規制をクリアした人と環境に配慮した設計という点においても、安心して使用できるでしょう。
YAMAHA EF1600iS インバーター発電機
数あるラインナップの中でも特に人気が高いモデルです。持ち運びしやすいハンドル付きの超低騒音型で、発電機における騒音を極力抑えたいと考えている方におすすめ。チョークはノブ式です。
ホンダの発電機は「働く」と「備える」に特化しており、工事現場で使用したり、災害時に電気を供給する目的でも活躍するモデルが揃っています。基本は手頃に買えるキャブレタータイプのモデルが人気ですが、フューエルインジェクション(Fi)といって、コンピューターにより燃料噴射を制御する機能を搭載したモデルもあります。
Fiはチョーク操作が不要なので、少し高価でもエンジンがラクにかけられる発電機をお探しであれば、ホンダのそういったモデルを買うのもおすすめです。
ホンダ発電機 エネポ EU9iGB 900VA
EU9iGBは災害時におすすめのモデルで、カセットボンベで可動する発電機です。エコスロットル付で低騒音、低燃費を実現。連続運転時間が大幅に向上しています。
ナカトミは発電機を展開するメーカーの中でも特に選ばれている人気があるメーカーです。負荷に応じたエンジン回転数を制御する「エコモードスイッチ」を搭載していることから、燃費がよく静音性にも優れています。手頃な価格帯のラインナップも魅力で、災害用として一台置いておきたい時に適しています。
ナカトミ EIVG-1600D
エコモードスイッチが搭載されており、負荷に応じてエンジンの回転数を制御することが可能なモデル。連続使用時間に3時間を備えていながら、約6万円台で購入できるコスパにも優れています。
今回は発電機チョークとは何か。使い方やコツについても解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
エコツールからのお知らせ
「昔使っていた工具の処分どうしよう…」
「倉庫の場所を圧迫している工具どうしよう…」
そのようなお悩みはありませんか?
エコツールはそのようなお悩みも解決!
エコツールなら年代・メーカー問わず買取が可能。
工具の大量お持込みも大歓迎です!
まずは実際にいくらで売れるかを、LINEを使ってチェック!
写真と簡単な情報を送るだけでOK!
査定金額に納得できたら、いざ買取へ
【全国対応/宅配買取】
日本全国から買取申込が可能!
ダンボールに入るサイズであれば、宅配買取が便利!
詳しくはコチラから!
【愛知県内全域/出張買取】
愛知県内であればどこでもOK!
もちろん出張費等はかかりません!
たくさん買取に出したい方、持っていくのが大変な大型電動工具などがある方は、出張買取がオススメです!
【店頭買取】
愛知県内に6店舗展開中!
トラックも止められる駐車場も完備しています!
すぐに買取へ出したい方は、店頭買取がオススメ!
▼エコツール店舗情報
▶エコツール 岡崎インター店
▶エコツール 笠寺店
▶エコツール 豊田インター店
▶エコツール 知立店
▶エコツール 岡崎岩津店
▶エコツール半田店
工具の買取はエコツールで決まり!
ご利用お待ちしています!
CATEGORY
カテゴリ一覧