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キャンピングカーを手作りする方法についてまとめました。
キャンピングカーを手作りしてみたいけれど、ハードルが高くてなかなか始められない。そんな方向けに、初心者でも始められる簡単なDIY方法をご紹介します。
フルフラットにしたり壁面に木材を張るといった、最も基本的な部分をご紹介するので、はじめの第一歩として気になる要素からチェックしておいてください!
近年、キャンピングカーに乗って車中泊をしたり、少しだけの荷物でアウトドアを楽しむ人の情報が入ってくるようになりました。そういったこともあり、低コストで始められるよう、できることならキャンピングカーを手作りしてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
DIYをするのは一見難しそうに思えるかもしれませんが、ある程度の流れややり方を掴んでおくと、初心者でも取り組みやすくなります。シンプル且つ基本的なところから始めて、使っていく中で徐々に凝った内装に変えていくのもいいでしょう。まずは下準備の手順から解説していきます。
まずはじめに、キャンピングカーのベース車両から決めていきましょう。キャンピングカーを手作りするなら、「軽自動車」「バン」「トラック」のいずれかをベースにするのがおすすめです。これらは特徴や使い勝手が異なるので、自分に合った車両を選びましょう。
軽自動車(初心者向け)
軽自動車は初心者に最もおすすめのベース車両です。主に内装だけを手作りすることになるので作業に取りかかりやすく、車両・維持費ともに安いのも魅力。大人であれば、およそ2人くらいまでであれば車中泊も可能です。
軽自動車で人気のある車種の例:エブリィ(スズキ)、タント(ダイハツ)、ハイゼット(ダイハツ)
バン(中級者向け)
バンもベース車両によく選ばれています。広くて中で過ごしやすいことから、電化製品などもコンパクトなものであればいくつか置けるでしょう。大人であれば、2〜4人で車中泊が可能です。
バンで人気のある車種の例:エブリィ(スズキ)、キャラバン(日産)、ハイエース(トヨタ)、ハイゼット(ダイハツ) ※エブリィとハイゼットは軽バンとしても分類されます
ミニバンで人気のある車種の例:ヴォクシー(トヨタ)、ステップワゴン(ホンダ)、セレナ(日産)、デリカ(三菱)、ノア(トヨタ)
トラック(上級者向け)
トラックでキャンピングカーを手作りするとなれば、いよいよ本格仕様になります。一般的に「トラキャン」と呼ばれ、荷台部分に居住部分(キャンピングカーシェル)を取り付けることができます。
軽自動車やバンに比べると天井が高いので、長時間楽に過ごせる空間が作れるメリットがあります。ただし軽自動車やバンは走行中に居住部分へ移動できるのに対し、こちらは移動はできないので、その点は検討が必要です。
トラックで人気のある車種の例:スクラムトラック(マツダ)、タウンエーストラック(トヨタ)、ハイゼットトラック(ダイハツ)、ボンゴトラック(マツダ)
車内に何を取り入れるかをあらかじめ決めておきましょう。あれもこれもと取り入れるものを頭に思い浮かべているだけだと、車中泊をする際に寝るスペースがなくなってしまい兼ねません。何を取り入れるかを決めておくと、DIYにかかるおよその費用も見積もることができます。
キャンピングカーを手作りする方法について、まずは基本的な内装を中心にご紹介。初心者向けの簡単な技をご紹介するので参考にしてください。
キャンピングカーにする第一歩として、フロントシート以外の後部座席は全て取り外し、フルフラットにする方法があります。フラットにさえしてしまえば、後はその空間で過ごせるようになるので、座席を外してしまいましょう。作業には工具セットが必要です。
基本的な座席シートの外し方についてご紹介。シートレールの前と後ろを固定しているボルトを緩めたら、シートを前後にスライドさせて外します。シート下の配線カプラーがツメでロックされているので、ツメを押しながら引っ張って抜きましょう。シートを持ち上げて車外に運び出します。
続いて、座面を取り外します。座面は前側を引っ張り上げると外れます。シートバックを固定しているボルトを緩め、シートバックを上に押し上げるようにして取り外したら座席の取り外し作業が完了です。車によって座席の外し方は異なるので、一人で外すのが難しい時は、車の構造に詳しい人に見てもらいながら作業を進めるといいでしょう。
後は床面に好みの素材を敷いていきます。サイズをきっちり測って木材を敷くとプロ仕様に仕上がりますが、簡易なものであれば、ジョイントマットやラグを敷く方法も人気。ジョイントマットは100均でも手に入ります。
キャンピングカーらしく車中で過ごすには、カーテンが必須です。太陽光を防いで、車中泊に備えましょう。カーテンの素材に選ぶものは、外から中が見えないような厚みがあるものが好まれています。暑い時期を過ごす場合は断熱・遮熱機能のあるものを、寒い時期を過ごす場合は防寒機能のあるものを選ぶといいでしょう。カーテンの長さはギリギリのものを用意せず、窓をしっかり覆い隠せる長さのものを用意してください。
カーテンレールは必要な長さにカットできて、自由に曲げられるものが販売されているので、そちらを使うのがおすすめです。
曲がるカーテンレール
こちらは自由に曲げられてカットもできるカーテンレールです。2mから5mまでの中で長さが選択できるので、車体に必要な長さを測ってから必要な長さのものを購入するといいでしょう。
キャンピングカーの中に電化製品を取り入れるにあたり、初心者の場合は「ポータブル電源」といって、持ち運びできる電源を持って行く方法がおすすめです。ポータブル電源が一台あれば、エンジンをかけっぱなしにできない車内でポータブル・クーラーやパネルヒーターを繋いで温度調整ができるようになります。ケトルなどの調理家電はもちろん、スマホやPCの充電もできるので、必須アイテムといえるでしょう。
☆こちらの記事もチェック⇒ 【初心者向け】車中泊におすすめポータブル電源5選!
キャンピングカーを手作りするにあたって、基本的な要素に次いで取り入れたい人気の要素をご紹介。この項目では中級者〜上級者向けの技を含むので、気になる要素があれば導入を検討してみてください。
車内にさまざまな要素を取り入れるには、ベースとして木材を壁や天井に張っておくと後々便利です。木材でできた壁は見た目もキャンピングカーらしく仕上がることから人気です。
木材を張る際は、元から車内についている内張を剥がすところから始めましょう。内張は車用品店やホームセンターなどで手に入る「内張剥がし」という道具を使うと、簡単に剥がすことができます。
剥がせたら、制振材といって振動を吸収してくれる粘弾性の樹脂シートを貼り、更にその上から断熱材として銀マットを張りましょう。ここで車に傷をつけたくなければ、「野縁」と呼ばれる天板を打ち付けるための下地材も取り入れます。この下地材に対して、壁となる木材をビス打ちして完成です。
空間に限りがあるキャンピングカーでは、収納は他の要素と兼ねるのがおすすめです。例えばデスクを作ったら、デスク下にぴったりなサイズの箱を作ってそこへ収める。または、トラックのような高さがある車種であれば、チェアを作ってその下へ物を収めてしまうのもいいでしょう。
基本的にこれらを取り入れる場合は、先述した通り車内の壁全体を木材で覆っておく必要があります。そこへ、作ったデスクやチェアをL型ステーやコーナーフィットなどのパーツを用いて固定します。
キャンピングカーの中で過ごす際に重宝するのがドリンクホルダーです。車が動く場合に限らず、停車中も飲み物が固定できると溢れる心配がなく安心。キャンピングカー用の反り返しがついたカップが販売されているので、そちらを使うと簡単にドリンクホルダーを手作りすることができます。
デスクや木の板を車内に取り付けることを想定し、それらにドリンクホルダーがはめられるサイズの丸い穴を開けましょう。そこへ差し込んだらドリンクホルダーの完成です。
ステンレス カップドリンクホルダー
耐久性に優れたステンレス製のキャンピングカー用カップです。製品によっては車種名などが書かれているものもありますが、はめる場所をDIYすれば、どんなカップでも使うことができます。
キャンピングカーを手作りした場合にかかる費用の相場は、車体の大きさや取り入れるものにより大きく変動します。およその費用を計算すると、ベース車両が中古車であれば約30〜60万円、新車であれば100〜300万円。内装費用は10〜40万円。ここへ電化製品を取り入れるようであれば、更に5〜30万円ほどかかると見込んでおきましょう。
実際にキャンパーとして過ごすうちに、本当に必要なものが見えてきます。はじめから完璧を目指すのではなく、後から改造や必要なものを追加をしていくと、理想のキャンピングカーが徐々に仕上がっていきます。
今回はキャンピングカーを手作りする方法についてまとめました!
今後もDIYに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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