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2024/06/27

工具の豆知識

ニブラとは?選び方や使い方まとめ

ニブラとは?選び方や使い方まとめ

ニブラとは?選び方や使い方についてまとめました。
ニブラとは何なのか。名前をよく聞くけれど、どのような電動工具なのか知りたい、買う前に選び方を見ておきたいという方向けに、この記事では詳しい情報をご紹介します。
また、シャーという似た工具との違いとは?使い分け方についても触れているので、気になるポイントがあればぜひチェックしておいてください!

ニブラとは

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ニブラとは、板金板を切断する目的で使う電動工具の一種です。二ブラで加工することを「二ブリング」と言い、切断する対象物は主に薄手のアルミ・鉄・ステンレスといった板金やトタン板など、薄い素材の加工に限られています。ニブリングによる加工は、パンチで穴を開けながら進んでいくようなイメージのカッターで、切断の際は三日月型の鉄くずが落ちるのが特徴です。

実際に加工をしている様子を見ると、穴を開けながら進んでいるようには見えないほど切断のスピードは早く、自由に曲線が描けるくらい操作性の自由度が高いのがニブラならではです。金属といえばグラインダーのような火花が散るような加工方法が一般的ですが、ニブラは火花が出ないので、DIYにも使いやすいでしょう。

ここまでニブラとは何かについてご紹介しました。次の項目では、ニブラの種類と選び方について解説します。これから本体の購入を検討しているようであれば、必要な要素が揃ったモデルが買えるようチェックしておきましょう!

※ここでご紹介するニブラとは電動工具のことを指し、同じ「ニブラ」という名前の車の解体作業で使う重機とは異なります

ニブラの種類と選び方

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ニブラの種類と選び方について解説。

給電方式について

ニブラにはAC電源式(コンセントからの給電)と、充電式(バッテリーによる給電)2つの給電方式タイプのものがあります。AC電源式であればバッテリー切れを心配する必要なく長時間の作業ができるものの、ケーブルの取り回しがやや不便だと感じる可能性あり。

充電式であればケーブルの取り回しがラクでコンセントの場所を気にする必要がありませんが、充電をしておかなければ作業ができず、長時間の作業になると充電が切れる可能性があります。

これらのメリット・デメリットを踏まえて、ニブラとはどちらが自分に合っているかを選びましょう。

切断できる板の厚みを確認

製品により、切断できる板の厚みが若干異なる場合があります。特に素材が異なるとカットする際に加わる力も異なるので、切りたい素材が切れるモデルかどうかの確認が必要です。

持った時の感覚

電動工具は持った時の感覚も重要です。握りやすいかどうか、持った時の重さも把握しましょう。自分の手に対して太く握りにくい、重くて長時間片手で持つことはできないなど、不便を感じないようできれば実物を実際に手で一度持ってみることをおすすめします。

ハンドニブラもあり

ハンドニブラといって、自分で穴を開け進めていく工具タイプのものもあります。こちらを使用する場合は電気が不要なため、電源がない場所でも利用することができます。文房具のハサミやパンチのように自分のペースで作業が進められるメリットもあるので、電動工具と比較して使いたい方を見極めるといいでしょう。

ちなみにハンドニブラはKNIPEX(クニペックス)・SK11・ESCO(エスコ)といったメーカーの製品が人気です。電動工具のニブラに関しては、最後の項目『ニブラのおすすめモデルを3種類ご紹介』で紹介しています。

電動ドリルがあればアタッチメントでニブラになる

電動ドリルが手元にあれば、アタッチメントを取り付けることでニブラとして使うこともできます。名前は「ニブラカッター ドリルアタッチメント」などの名で売られているので、ホームセンターやネット通販サイトなどでチェックしてみてください。

ニブラの基本的な使い方

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ニブラの基本的な使い方(ニブリングのやり方)について解説します。

1,電源を入れる

AC電源式であればコンセントに挿し、充電式であればあらかじめバッテリーを充電しておきます。電源を入れる前にスイッチが切れていることを必ず確認した上で、ニブラの電源を入れましょう。スイッチを入れたままプラグを差し込むと急に動き出して事故の原因になるので注意してください。

2,平板を切断する

切断する板に対してニブラが水平になるよう、軽く力を加えて押し進めて切断していきます。トタン板など波状や凹凸になった板を切断していく場合は、ニブラを常に板の溝方向に対して平行になるようにカットしていきます。

切り刃の方向変換を行うには

ほとんどのモデルは切り刃の方向を変えたり、90度毎に正確な位置決めをすることもできます。スパナでロックナットを緩めて、方向や位置決めを行いましょう。既にニブラの電源を入れて使用した直後は、切り刃が熱くなっているので、触らないようにしてください。よく冷めてから操作をしましょう。

より詳しい操作方法を知るには

ここでご紹介しているのは基本の操作方法であり、製品ごとに操作内容は若干異なる場合があります。より詳しい操作方法を知るには、製品を購入したときに付属している説明書を確認しましょう。

説明書が見当たらない時は、ネットで製品型番を検索すると、デジタル説明書を見ることができることがあります。製品型番はノーブランドのモデルでない限りはニブラ本体のどこかに必ず書いてあるので、探してみてください。

ニブラとシャーの違いとは?使い分け方について

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ニブラとシャーの違いとは何なのか。使い分け方についても解説します。

ニブラとシャーの違いとは

ニブラとは別で、似た電動工具で「シャー」と呼ばれるものがあります。シャーとはシャーリングカットを略して呼んでいるもので、ニブラとは同じく板金の切断を行う電動工具を指します。

シャーリング加工ではハサミによる切断と同じで、二つの刃の間に板金を挟み込むと刃の部分がモーターに繋がっており、刃の往復運動によってしっかりと切断が行われます。

ニブラとは異なる点を挙げるとすれば、シャーリングは剪断を行うため、カットするスピードが速いことに加え、切りくずが発生しないのが特徴です。

ニブラとシャーの使い分け方について

ニブラとシャーの使い分け方についてですが、曲線でカットしていくならニブラ、直線でカットしていくならシャーという使い分けが適しています。例えばトタン屋根を作りたいと思った時に、真っ直ぐカットする道具としてシャーを使うといいでしょう。

ニブラのおすすめモデルを3種類ご紹介

ニブラのおすすめモデルを3種類ご紹介します。ニブラはホームセンターや工具専門店、ネット通販サイトでも購入可能です。ただし実際に持った時の感覚や重さが体感できるよう、できれば実店舗で一度、実物見本を持ってみることをおすすめします。

シリーズで揃えているメーカー品があったり、どうしても欲しいモデルが実店舗では取扱いがなければ、ネット通販サイトの利用もいいでしょう。メーカーサイト、もしくはホームセンターのサイト、ECサイトなど馴染みのあるショップで購入しておくと安心です。

コードレスタイプのニブラを購入する際は、バッテリーや充電器がセットでついているかどうかを確認してから購入してください。ついていない場合は、それらも一緒に買う必要があります。

Makita(マキタ) 充電式ニブラ JN160DZ

Makita(マキタ) のニブラです。軟鋼板で1.6mm、ステンレス板1.2mm、アルミニウム板は2.5mmの切断能力があるモデル。コードレスタイプで、ケーブルの煩わしさから解放されて快適に作業が進められます。

HiKOKI(ハイコーキ)コードレスニブラ CN14DSL(LYPK)

HiKOKI(ハイコーキ) のコードレスニブラです。6.0Ahのリチウムイオン電池に対応、急速充電が可能なので、作業前の充電も短時間で済ませられるモデルです。14.4V(20mまでカット可能)と18V(25mまでカット可能)リチウムイオン電池どちらでも使えるので、どれくらい使用するか目安をつけて選ぶといいでしょう。

sanwa(サンワ) ハイニブラ ST-16

sanwa(サンワ)のAC電源式ニブラです。切断半径が非常に小さいのが特徴で、パンチングしながらカットしているとは思えない進み具合で、細かな作業に向いています。鋼鈑・ステンレス・プラスチックをカットしても、切断面にバリや歪みが少なく綺麗な仕上がりに期待できるモデルです。

まとめ

今回は、ニブラについてや選び方、使い方について紹介しました。
ニブラは板金板を切断する目的で使う電動工具の一種で、火花が出ないのでDIYにも使いやすいです。
ニブラを購入したいと考えている方は、このコラムで紹介した選び方を参考に、自分に合ったニブラを選んでみてくださいね!

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