COLUMN
コラム
COLUMN
コラム
草刈機のエンジンのかけ方について解説します。
草刈機を初めて使うにあたってエンジンのかけ方が知りたい。エンジンがかからないから、あらためて正しい手順が知りたい。そんな場合に確認しておきたい基本的な手順をご紹介します。
どうしてもかからない時に考えられる原因や、故障している時の対処法についても触れているので、この記事を元に草刈機を使える状態にしましょう!
草刈機のエンジンのかけ方を確認する前に、まずはエンジンの仕様を簡単にチェックしておきましょう。ここでは「草刈機」と呼んでいますが、「刈払機」や「ビーバー」と呼ばれるものも同じ草を刈る機械のことを指します。
ご自身で購入した草刈機であれば、仕様について把握した上で、製品を選んでいる場合がほとんどなのではないかと思います。しかし家族が購入したものを使ったり、人から譲り受けて使う場合などは疑問が多いはずです。今手元にある草刈機がどのような仕様のモデルなのかという点について、はじめに簡単にチェックしておきましょう。
草刈機は電動式とエンジン式の2種類の動力に大きく分けられます。今回ご紹介するのはエンジン式で、エンジン式は構造や燃料の違いから「2サイクル」と「4サイクル」2つのタイプが存在します。
2サイクルエンジンは、燃料のガソリンに微量のオイルを混ぜた混合ガソリンを使用。「吸気・圧縮・燃焼・排気」を、ピストンの往路と復路が2サイクルで完了します。回転数を上げやすいことからパワーが強いメリットがあるものの、その分4サイクルエンジンに比べると燃費の面で少々劣ります。
4サイクルエンジンは燃料にガソリンを使用。ガソリンを燃焼させ、往路2回と復路2回の4サイクルで1回燃焼します。排気がクリーンというメリットがありますが、パワーの面では2サイクルエンジンに少々劣りが見られ、燃費は良い傾向にあります。
「2サイクル」と「4サイクル」どちらのエンジンを備えた草刈機なのかを見分けるには、エンジンのまわりにオイルの注入口(点検口)があるかどうかを見ると確実です。オイルの注入口があれば4サイクルエンジンで、ガソリンにオイルを混ぜて潤滑する2サイクルエンジンには、オイルの注入口がありません。
これらの仕様についてある程度把握できたら、次の項目では草刈機のエンジンのかけ方について解説します。手元にある草刈機本体のエンジンを実際にかけてみましょう。
草刈機の基本的なエンジンのかけ方について解説します。
草刈機のエンジンをかけるにあたって、まわりに人や障害物がないことを確認してください。給油した場所をはじめ、作業中は人や物から15m以上離れた場所でエンジンをかけたり作業を行うようにしてください。※作業中の注意内容については、製品や説明書を確認してください
燃料タンク横にあるプライマリーポンプを数回押して、チューブの気泡がなくなるまで燃料をキャブレターに送りましょう。
チョークの設定を行います。チョークのレバーはエンジンを始動させるために必要な部分で、エンジン内にある燃料の濃度を調整する役割を果たします。エンジンが冷えている場合は、チョークのレバーを閉じます。暖かいようであれば、チョークのレバーを開けてください。
エンジンスイッチをONにしましょう。続けて本体を押さえながら、エンジン後部にあるスターターのひもを一気に引き上げます。エンジンが安定するまで約1分程度、低速回転でアイドリングさせてください。
エンジンがかかったら、チョークのレバーを開けて解除します。これで基本的な草刈機のエンジンのかけ方に関する手順は完了です。
上記でご紹介した草刈機のエンジンのかけ方は、あくまで基本的な操作手順です。モデルごとに仕様や手順がやや異なる場合があるため、ここではより詳しく草刈機のエンジンのかけ方を知る方法をご紹介します。
草刈機のエンジンのかけ方をより詳しく知るためには、本体を購入した際に付属していた説明書を確認しましょう。説明書が見つからない場合は、ネットで製品の型番を検索すると、大半のモデルは説明書を見ることができます。製品型番は、草刈機の本体のどこかに必ず記載があるため、電源を落とした状態で確認してみてください。
文章や説明書を見ただけではよくわからない部分があれば、エンジンをかけている人の動画をチェックするのもひとつの手です。草刈機の人気メーカーであるマキタ・タナカ・ECHO(エコー)・KIORITZ(共立)・ホンダ・日立などの製品であれば、同じモデル、もしくは似たモデルのエンジンをかけている動画が見つけられる可能性があります。
草刈機の基本的なエンジンのかけ方を試しても、どうしてもエンジンがかからない場合は、考えられる原因を元に解決や対策をしましょう。エンジンがかからないからと、焦って色々試すのは大変危険です。落ち着いて対処しましょう。
燃料が切れているとエンジンがかかりません。混合ガソリン、もしくはガソリンがしっかり入っているかどうかを確認しましょう。空気に触れるとガソリンは気化する性質があるため、開封後はなるべく早く使い切る必要があります。また、混合ガソリンは正しい成分配合を行わなければエンジンがかからなかったり、エンジンが破損する危険性もあるため注意してください。
燃料を間違えて入れてしまった場合も同様で、エンジンがかかりません。間違えた際は専門の修理業者に修理を依頼する必要があります。修理の依頼方法については最後にご紹介している項目『草刈機のエンジンが故障しているかもしれない時の対処法について』を確認してください。
燃料を入れっぱなしにしていると、劣化してエンジンがかからなくなります。1か月以上に渡り草刈機を使用しない期間がある場合は、ガソリンを燃料タンクやキャブレターから抜くように対策を取りましょう。既に燃料が劣化しているようであればキャブレターの分解を行い、キャブレタークリーナーを吹き込んで掃除を行うと、解決できる可能性があります。
草刈機には「スパークプラグ」と呼ばれる部品がついており、火花を散らして燃料に火をつけます。このスパークプラグに燃料がかかり濡れていると、点火できずエンジンがかかりません。この状態を「燃料かぶり」と呼びます。スパークプラグを専用のレンチで取り外し、乾いた布で燃料を拭き取ると、再び使用できることがあるため試してください。
草刈機のエンジンがかからない時に考えられる原因を確認した上で、故障の可能性があると判断した場合の対処法についてご紹介します。
まずは草刈機の購入時期を確認しましょう。基本は購入から1年間が保証期間の目安ですが、メーカーによってはもう少し短かい場合や長い場合があります。草刈機が載っているメーカーの公式ホームページを開き、保証期間を確認しましょう。
保証期間内であれば、メーカーに相談することで修理を行ってくれる可能性があります。購入から間もない、約1週間ほどの期間内に不具合が見つかった場合は、初期不良として製品を交換してもらえます。購入したらすぐに一度は使用しておくことをおすすめします。
保証期間を過ぎている草刈機に関しては、やはりメーカーに相談する。もしくは、メーカーでは既に修理の対象外となっている古いモデルに関しては、農機具専門店に修理の相談をする方法もあります。
修理代がいくらになるか見積りを出してもらい、新しい草刈機を買うのと費用を比較して、どちらにすべきか判断するといいでしょう。最近の草刈機は最も安いもので1万円程度から購入できるので、新しい製品を買った方がトータルで安く済む可能性もあります。
不要になった草刈機の処分方法は、自治体の指示に従い粗大ごみの日に出したり、ホームセンターや家電量販店で有料で引き取ってもらう方法などがあるので参考にしてください。
今回は、草刈機のエンジンのかけ方について紹介しました。
草刈機を初めて使う方は、基本的なエンジンをかける手順を確認しておきたいと思いますので、このコラムを読んで草刈りにチャレンジしてみてくださいね!
エコツールからのお知らせ
「昔使っていた工具の処分どうしよう…」
「倉庫の場所を圧迫している工具どうしよう…」
そのようなお悩みはありませんか?
エコツールはそのようなお悩みも解決!
エコツールなら年代・メーカー問わず買取が可能。
工具の大量お持込みも大歓迎です!
まずは実際にいくらで売れるかを、LINEを使ってチェック!
写真と簡単な情報を送るだけでOK!
査定金額に納得できたら、いざ買取へ
【全国対応/宅配買取】
日本全国から買取申込が可能!
ダンボールに入るサイズであれば、宅配買取が便利!
詳しくはコチラから!
【愛知県内全域/出張買取】
愛知県内であればどこでもOK!
もちろん出張費等はかかりません!
たくさん買取に出したい方、持っていくのが大変な大型電動工具などがある方は、出張買取がオススメです!
【店頭買取】
愛知県内に6店舗展開中!
トラックも止められる駐車場も完備しています!
すぐに買取へ出したい方は、店頭買取がオススメ!
▼エコツール店舗情報
▶エコツール 岡崎インター店
▶エコツール 笠寺店
▶エコツール 豊田インター店
▶エコツール 知立店
▶エコツール 岡崎岩津店
▶エコツール半田店
工具の買取はエコツールで決まり!
ご利用お待ちしています!
CATEGORY
カテゴリ一覧