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コラム

2024/05/30

工具の豆知識

マルチツールとは?選び方やおすすめモデルも3種類紹介

マルチツールとは?選び方やおすすめモデルも3種類紹介

マルチツールとは何なのか?選び方やおすすめモデルについても3種類ご紹介します。
電動工具などを調べているとよく出てくるマルチツールとは一体何なのか。ここで一度、用途や選び方、種類などについて詳細を確認しておきましょう。
この記事では主に電動タイプの製品のことについて触れていますが、最後にアナログタイプのマルチツールとは何なのかについてもご紹介しているので、ぜひチェックしておいてください。

マルチツールとは

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マルチツールとは、その名の通り一台でマルチに使えるツールのことです。ここでは電動工具におけるマルチツールについて解説していきますが、「万能電動工具」などの呼び方をされる道具も、同じもののことを指します。電動式のボディ部分に切断や剥離、研磨などを行う替刃を取り付けることで、さまざまな電動工具として対応します。

本来であればカットソーやスクレーパーを一台ずつ持たなければならないところを、マルチツールであれば本体一台に対して先だけを替えることで、さまざまなツールとして使えます。使用頻度がそう高くない道具や、持ち運びのためにコンパクトに収めたい場合などにもおすすめです。

また、替刃だけを買うとなると幅広い道具をコスパよくまとめて複数試せるので、より自分に合う道具が見つけられることに加え、作業効率が良くなり楽しみが増える可能性があります。

次の項目ではマルチツールの選び方について解説します。マルチツールとは何か、興味が持てたら、次は必要な要素を選んでいきましょう。

マルチツールの選び方について

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マルチツールの替刃は数十種類も存在していることから、いざ選ぶとなると迷いが出てきます。そんな時にひとつの目安として、選び方のポイントを押さえておきましょう。

コード式かバッテリー式か

マルチツールの本体部分は、コード式とバッテリー式の2種類の給電タイプがあります。

コード式は常に電気を給電できるので、作業中に電気が切れる心配がありません。その代わり、人によってはケーブルの取り回しが煩わしいと感じたり、コンセントの差し込み口の場所に合わせて作業を行う必要があります。

バッテリー式は、ケーブルの取り回しの煩わしさがなく快適に作業ができます。その一方で、作業途中にバッテリー切れを起こす可能性があるほか、バッテリーが組み込まれている分、人によっては持った時に重いと感じる可能性があります。どちらが自分に合っているか判断しましょう。

用途と替刃の種類で決める

マルチツールとは、切断・剥離・研磨などができる工具だと最初にご紹介しましたが、これらの用途を元に、使いたい替刃があるかどうかを決める必要があります。例えば後でご紹介の項目『おすすめのマルチツール3選』では、3つの有名なメーカーの本体部分をご紹介しています。その本体に装着できる替刃をチェックし、自分が使いたいと思っているような刃があるかどうかを確認しましょう。

先に本体を買ってしまい、後からよく調べると必要としている替刃の展開がないモデルだったということがないよう、用途と替刃の種類の把握は必須です。

有名・人気メーカーのボディを選んでおく

必要な替刃が定番のもので、どのメーカーにも似たようなものが揃っている。こんな場合は、有名・人気メーカーのボディを選んでおくと失敗しにくいでしょう。有名であったり人気があるメーカーは替刃の種類が豊富で、使っていくうちに良さがわかるような傾向があります。工具専門ではないノンブランドの製品は、保証体制が整っていないことがあるため、その点でもメーカー品を選んでおくと安心です。

マルチツールの種類

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マルチツールの種類についてご紹介します。ここでいう種類とは、替刃(ブレード)のことです。定番の替刃は本体を購入した時に数枚付属してくることがありますが、他の替刃はオプションのアタッチメントとして、好みのものを買い足していく流れになります。主な替刃は次の通りです。

  • 切断:カットソー、ラウンドソー
  • 剥離:スクレーパー
  • 研磨:サンディングペーパー、サンディングパット

ここから更に、カットする対象物の素材に合わせて替刃の素材を選んでいきます。金属製の替刃は木材のカットに、プラスチック製の替刃はプラスチックなどの軽い素材をカットする際に使います。かなりの数の替刃(アタッチメント)の種類が存在することがあるため、よほどのコレクターでなければ、必要なものから揃えていくことをおすすめします。

マルチツールの使い方

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マルチツールの使い方について解説します。使い方は製品ごとに少々異なる部分があるため、ここではおよその流れを掴んでおきましょう。詳細を知るために、購入した製品に付属している説明書を読んで作業を進めるようにしてください。

1,替刃を装着する

六角棒レンチを使って、マルチツールの本体先端部分へ替刃を固定します。サンディングペーパーは、マジックテープで装着することがあります。事故を防ぐために替刃の取り付け時点ではまだ、コンセントを挿したりバッテリーパックを嵌めたりしないようにしてください。

2,電源の準備をする

替刃を固定できたら、コンセントを挿す。もしくは、バッテリーパックを嵌めましょう。バッテリーパックを使用する場合は、充電ができていなければ使うことができないので、充電を行ってください。これでマルチツールを使い始めることができます。

切断ツールの使い方

切断ツールである、カットソーやラウンドソーの使い方について。素材をデスクに置いたら、左手で素材を押さえて、右側はカットしたい部分を浮かせた状態で刃をあててカットしていきます。

研磨ツールの使い方

研磨ツールのサンディングペーパーやサンディングパットの使い方について。素材をデスクなどに置く。もしくは床に置いて、表面を滑らせるようにして研磨していきます。

剥離ツールの使い方

剥離ツールのスクレーパーの使い方は、素材表面を剥がすように作業を進めていきます。古くなった塗装やサビ落としなど、掃除のような目的で使う場合が多い傾向にあります。

次はおすすめのマルチツールをご紹介します。有名且つ人気メーカーのモデルが揃っているので、ぜひ候補に入れてください。

おすすめのマルチツール3選

おすすめのマルチツールを3種類ご紹介。

HiKOKI(ハイコーキ)AC100V マルチツール ケース付 CV350V2

HiKOKI(ハイコーキ)は日本発、工具を展開するお馴染みのメーカーです。こちらのマルチツールはレバーの操作が軽く、簡単にブレード交換が可能。コード式のため、バッテリー切れを気にすることなく作業を進めたい人向けです。

ブレードとサンドペーパー6枚が付属していますが、他にもオプションではタイルや樹脂など、幅広い切断タイプの替刃に対応。これだけの替刃に対応していても約23,000円と、今回ご紹介する中では最も手頃な価格で手に入ります。

Bosch Professional(ボッシュ)マルチツール GMF40-30L

ドイツに本社を置くグローバル企業、ボッシュのコード式マルチツールです。ボッシュといえば、ブレードを1秒で取付・取り外しが可能なスナップインシステム「スターロック」機能を搭載していることで近年注目されており、こちらもスターロック式に対応しています。

スピード調整機能がついているので自分の思い通りの速度で作業が進められるほか、LEDライト搭載で作業する手元を明るく照らすので、見やすいのも嬉しいポイントです。木材&金属用ブレードとサンディングペーパー、ラバーパッドが付属。こちら一台を買うだけでも切断と研磨、仕上げ作業に対応しています。

Makita(マキタ)充電式マルチツール18V TM52DZ

電動工具メーカーといえば外せないのがMakita(マキタ)です。こちらはバッテリー式のマルチツールで質量1.9kg、持ち手部分の周径が169mmと、持ちやすさに長けているのが特徴。

カットソー・サンディングパッド・サンディングペーパーの3つの替刃が付属して約30,000円以内で購入できるので、コスパ良好です。また、マキタのバッテリーは同社の他の電動工具と互換性があり、入れ替えて使うことができる場合があります。お手持ちの電動工具との互換性をチェックして、マルチツール本体を選ぶのもいいでしょう。(バッテリーの互換性はモデルごとに異なるので、詳細は公式ホームページでご確認ください)

アナログタイプのマルチツールもあり

今回は電動タイプのマルチツールとは何かについて解説しましたが、アナログタイプのマルチツール(プライヤーツール)も存在します。アナログタイプのものは、ケースの中にハサミやコルク栓など様々な工具が格納されたキーホルダータイプのものが主流です。

引っ越した先でまだ道具が揃っていない時やアウトドア、災害時など、こちらがひとつあればあらゆる作業に対応する最強ツールです。VICTORINOX(ビクトリノックス)やLEATHERMAN(レザーマン)の製品が特に人気の傾向があるため、電動工具とは別でこちらもぜひチェックしてみてください!

まとめ

今回は、マルチツールについてや選び方やおすすめモデル3種類を紹介しました。
マルチツールとは、その名の通り一台でマルチに使えるツールのことです。
マルチツールには様々な種類がありますので、このコラムで紹介したおすすめモデルや選び方を参考に、自分に合ったものを選んでみてくださいね!

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