COLUMN
コラム
COLUMN
コラム
発電機のインバーターとは何なのか?おすすめモデルも3種類ご紹介します。
発電機にはインバーター付きの製品と付いていないものがあります。インバーターとは何なのかを把握した上で、災害時やDIYなど用途に合ったモデルを選びましょう。
この記事では、製品の選び方やインバーターを後付けすることはできるのかどうかについてもまとめています。これから購入予定の方は参考にしてください。
発電機におけるインバーターとは、周波数を整えて出力を安定させる装置(inverter)のことを指します。
私たちがコンセントを挿して普段何気なく使っている電気は質が高く、周波数が常に安定しています。その電気と同等に安定した電気を発電機で作り出すには、インバーターが必要になります。
質の高い電気を生み出す仕組みは、まず交流で発電を行い、それをコンバーター(Converter)という装置で直流へと変換します。そのあと再度インバーターによって直流から交流へと変換し直しますが、ここでインバーターの力を借りて周波数をコントロールし、出力のバラつきを抑えて歪みのない安定した電気を供給します。
発電機にはこのインバーターが付いている製品と付いていない製品が販売されています。パソコンやスマホなどの精密機器を充電する予定であれば、安定した電気を給電できる『インバーター付きの発電機』を選んでおくと安心して使用できるとされています。
これらの使い分けをするなら、『インバーター付きの発電機』は、自宅で使うような家電やパソコン・スマホなどの精密機器の給電用に。『インバーターが付いていない発電機』は、電気工事現場や屋外の作業現場などに使われる傾向があります。製品を購入する際に判断がつかなければ、記載されている推奨用途を確認しておくと間違いありません。
ここまでは発電機におけるインバーターとは何なのかについて解説しましたが、次の項目では、インバーター付きの発電機の選び方についてご紹介します。実際に購入する製品の候補に入れるかどうかを決めてください。
後の項目では、ポータブル電源を併用する方法や、インバーターを後付けする方法などについても触れています。既に発電機を持っているものの、インバーターが付いておらず困っている方はそちらの情報もぜひ参考にしてください。
インバーター付き発電機の選び方について解説します。
インバーター付き発電機を今後どのような場面で使用するか決めていますか?よく使われる場面を挙げるとすれば災害時です。停電した時の備えとして、その場でどのような電気製品を稼働させる必要があるかを、今から書き出しておきましょう。
食品を温める電子レンジ・炊飯器・扇風機などに書かれているW(ワット)やkVA(キロボルトアンペア)の数値を全て足し、それらが動くために必要な出力数が備わったモデルを選ばなければなりません。電子レンジに関しては、約1,300Wもの電力を消費するため、この時点で出力が1.5kVA(1,500W)以上のモデルが必要です。インバーター付き発電機を購入する場合、スマホやパソコンなども充電できるので、これらの電力消費量も全て合わせて計算しておきましょう。
電力量が大きくなるにつれて本体価格も高くなりますが、災害時のことを考えると、思い切って必要な電力量を満たすモデルを選んでおくと安心です。
☆詳しい選び方についてはこちらの記事もチェック
発電機の燃料は「カセットボンベ式」「ガソリン式」「LPガス式」と全部で3つの種類があります。燃料の選び方ひとつで発電機の取り回しや駆動時間が変わるため、用途に合ったものを選びましょう。※発電機はガスやガソリンを元に電気を発生させる装置のため、必ず外で使います
「カセットボンベ式」は、周囲の環境に干渉されることなくご家庭で備蓄しておけるのが特徴。災害時などに役立ちます。連続使用時間が短いのがネックではあるものの、カセットボンベの使用期限は約7年と長く、頻繁に買い替える必要もなく取り入れやすいでしょう。
「ガソリン式」は、一度の燃料補給で長時間使用し続けることができるのが特徴です。長期保存ができないことと、定期的にメンテナンスが必要である点から見ると、DIYの時などにあると便利な給電方法です。
「LPガス式」は、家庭用に備え付けられたガス供給設備から、燃料を確保して発電を行うことで長時間使用できるメリットがあります。LPガスの供給は個別供給方式のため、災害時の復旧は早いとされていますが、それでも数日間は要する可能性があることを視野に入れておきましょう。使用するためには、事前工事も必要です。
スマホやパソコンなどを充電するための機器を選ぶために、インバーター付きの発電機を選ぼうとしているようであれば、ポータブル電源を併用するのもおすすめです。ポータブル電源は一見発電機によく似た見た目をしており、用途も似ているように感じるかもしれませんが、別物です。
「発電機」とは電気を発生させる機器で、燃料を元に電気を作り、電気を備蓄しておくことはできません。
一方で「ポータブル電源」とはバッテリーなどに電気を蓄える機器で、電気が無い環境下で電気を使うことができます。最近だとモバイルバッテリーを持ち歩くことがあると思いますが、あのバッテリーの大容量版をイメージするといいでしょう。
ポータブル電源に電気を蓄える方法として、ソーラーパネルが接続できるモデルがあります。そういったモデルであれば、災害時でも天気がよく明るい時間帯であれば、電気を作ることが可能です。発電機は音が大きく長時間使うにはストレスになってしまう可能性があるため、ポータブル電源を併用することで、電気の供給先を分けることも視野に入れてみてはいかがでしょう。
☆こちらの記事もチェック⇒
インバーター付きのおすすめ発電機を3種類ご紹介します。
KOSHIN(工進)のインバーター発電機です。波形ひずみ率を2,0%以内に抑え、パソコンなどの精密電気製品にも安心して使うことができます。定格出力0.9kVAで、エコモードにした状態であれば連続で1~2時間は持ちます。カセットガスを燃料としているタイプということもあり、防災用におすすめです。本体に操作が詳しく記載されているので、使いやすさにも長けています。
YAMAHA(ヤマハ)のインバーター発電機です。カセットガスを燃料としており、定格出力2.0kVAと防災用にぴったりなモデル。ハロゲンライトやトースターなど、熱する機器も問題なく稼働できます。発電機は重量のあるモデルが多いですが、こちらはハンドルが二つついているので2人で運ぶ際に便利であるほか、別売りのキャスターを設置すると一人での移動も容易になります。
HONDA(ホンダ)のインバーター発電機です。今回ご紹介する中では最大の定格出力である2.6kVAを備えており、パソコンやスマホを含むあらゆる電気製品の使用を助けます。ガソリンを燃料としているため、現場での作業時はもちろん、DIYで長時間作業をしたい時にもおすすめのモデル。離れた場所から作動状況の確認などができる、専用アプリとの連動にも対応しています。
インバーターとは何かを今回初めて知り、インバーターがついていない発電機を買ってしまった。そんな場合は、インバーターを後付けする方法もあります。
この場合、発電機の仕様や出力容量に合った適切なインバーターを選ぶ必要があります。また、インバーターを追加することで発電機への負荷容量が増えるため、発電機の設計や制御回路にも注意しなければなりません。
後付けインバーターを購入する際は、そのインバーターを製造するメーカーに問い合わせ、相談をしてから購入を決めるようにしましょう。よほどでない限りは、元からインバーターが付いた発電機を購入することをおすすめします。発電機は重く場所を取ります。使わなくなってしまったモデルがあれば、買取サービスを活用するのもいいでしょう。
今回は、発電機のインバーターについてやおすすめモデル3種類を紹介しました。
発電機のインバーターとは、周波数を整えて出力を安定させる装置のことです。
発電機にはインバーター付きの製品と付いていないものがありますので、このコラムで紹介したおすすめモデルや選び方を参考に、災害時やDIYなど用途に合わせて選んでみてくださいね!
エコツールからのお知らせ
「昔使っていた工具の処分どうしよう…」
「倉庫の場所を圧迫している工具どうしよう…」
そのようなお悩みはありませんか?
エコツールはそのようなお悩みも解決!
エコツールなら年代・メーカー問わず買取が可能。
工具の大量お持込みも大歓迎です!
まずは実際にいくらで売れるかを、LINEを使ってチェック!
写真と簡単な情報を送るだけでOK!
査定金額に納得できたら、いざ買取へ
【全国対応/宅配買取】
日本全国から買取申込が可能!
ダンボールに入るサイズであれば、宅配買取が便利!
詳しくはコチラから!
【愛知県内全域/出張買取】
愛知県内であればどこでもOK!
もちろん出張費等はかかりません!
たくさん買取に出したい方、持っていくのが大変な大型電動工具などがある方は、出張買取がオススメです!
【店頭買取】
愛知県内に6店舗展開中!
トラックも止められる駐車場も完備しています!
すぐに買取へ出したい方は、店頭買取がオススメ!
▼エコツール店舗情報
▶エコツール 岡崎インター店
▶エコツール 笠寺店
▶エコツール 豊田インター店
▶エコツール 知立店
▶エコツール 岡崎岩津店
▶エコツール半田店
工具の買取はエコツールで決まり!
ご利用お待ちしています!
CATEGORY
カテゴリ一覧