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DIYでできる庭にタイルを敷く方法についてまとめました。
DIYで庭にタイルを敷いておしゃれな空間に変えたい。みんなでバーベキューができる庭にしたい!コストを抑えるために自分でできないだろうか?そんな考えがありつつも、やり方がわからず先に進めない方向けに、この記事では自分でできる簡単な方法をご紹介します。
プロの業者に頼んだ場合の費用と比較も行っているため、ぜひ参考にしてください!
DIYで庭にタイルを敷くことができたら、どんなメリットがあるのか?おしゃれさなどの見た目はもちろん、実用的なメリットも備えています。まずは軽くメリットをチェックしておきましょう。
DIYで庭作業ができると、業者にやってもらう費用を抑えることができます。できるだけコストをかけずにおしゃれな庭にしたいと考えているようであれば、自分でトライしてみましょう。プロにやってもらう本格的なリフォームとは異なり、自分でやっておくと後から更に好きな雰囲気に変えていくことができるメリットもあるのでおすすめです。
何度抜いても生えてくる庭の雑草とずっと闘っていませんか?雑草は太陽光を遮ることで生えるのを抑えることができます。タイルを敷くだけでも対策に繋がりますが、今回ご紹介するDIYでは「防草シート」といって、専用の雑草対策アイテムを使う方法をご紹介しています。年中庭の雑草に悩まされているようであれば、タイルを敷いてみることも候補に入れてみてはいかがでしょう。
雨が降った後に庭に出た時の泥はねに悩まされている。庭から道路沿いへ土が散乱して困っている。そんな時こそタイルを敷いておけば、土に悩まされることがなくなります。例えば庭全体にタイルを敷かなくても、自転車置き場にしている場所だけ敷くのも土の散乱防止になります。
メリットを知った上で、次はタイルの種類についてご紹介。DIY作業に入る前に、どのようなタイルを並べるかイメージしてみましょう!
タイルにはいくつか種類があります。デザインや大きさを好みのもので揃えるのはもちろんですが、ここではタイルの質感についてご紹介。雨が降った後など水がかかったらどうなるのかなど、実用的な部分を把握してご自宅の庭に合ったタイルを選びましょう。
吸水性が低く耐久性が高いのが特徴。汚れが落ちやすく手入れが簡単なので、水や泥汚れがよく起きる場所に使うのがおすすめです。耐摩耗性にも優れています。種類・デザインともにラインナップが豊富であるのもポイント。
孔(あな)がたくさんあいており、吸水性が高いのが特徴。常時湿度の高い場所で使用するとカビが発生するおそれがあるので、屋根がついている場所や屋内での使用に向いています。磁器質タイルに比べると耐久性や固さが弱いものの、高級感のある仕上がりに期待できます。
粘土や長石などを1200℃で焼成したタイル。外壁部に使われることが多く、雨が降った後に水汚れがつきやすいデメリットがありますが、少しの水を吸うだけで温度変化に強い耐候性を備えているのが特徴。雪の影響を受ける寒冷地の使用に適しています。
磁器質タイルの一種で、一辺の表面積が50平方センチメートル以下の装飾用タイルを指します。元々モザイクタイルといえば風呂場など室内で使用されていましたが、最近は素材が増えて野外を含むさまざまな場所で見かけるようになりました。シート張りで販売されていることが多く、装飾に使いたくなるようなラインナップが特徴です。
DIYで庭にタイルを敷く方法について解説。今回はタイルの敷き方についてご紹介していますが、レンガで代用することも可能なので、イメージする庭に合わせて好きな素材を取り入れてみてください。
庭にタイルを敷く時に必要なものは次の通りです。
これら全てのものが必要になるわけではないので、DIY方法を確認してから必要なものだけをピックアップするといいでしょう。全体を高価なもので揃える必要はなく、例えばメジャーやスポンジなど、100均で揃えられるものがあればそういった部分でコストを抑えるのもいいでしょう。スポンジは後のDIYで登場しませんが、作業途中にタイルが汚れた時にあると便利です。
タイル選びに関しては、タイルを敷く予定の場所の寸法をあらかじめ測ってからそこへ並べられるサイズや数を買い揃えるようにしてください!
タイルを敷く予定の場所に生えている雑草を抜いておきましょう。雑草が抜けたら、ここで「防草シート」と呼ばれる雑草対策になるシートを敷いておくと雑草対策になります。
タイルを敷く予定の場所の寸法をメジャーを使って測り、タイルがどのように並ぶのかサイズをある程度把握しておきましょう。把握できたら、その場所をスコップを使って掘っていきます。
掘る穴の深さは、タイルの厚み+砂の厚み(約3cm)+下地の厚み(約3cm)をトータルして決めます。
地面を掘り起こした時点で重要なのが、掘った場所の深さが均一になっているかどうかです。タイルを敷くにあたり土台がガタガタしていると、仕上がりもガタガタになってしまい歩くとつまづいてしまう恐れがあるため大変危険です。ここでしっかりと水平な土台へと整えておきましょう!
掘った場所の深さが均一になっているかを調べるためには、水糸を使います。穴の端(地上部分)にレンガなどで水糸を押さえ置き、もう片方の穴の端にも同様にレンガなどで水糸を押さえ置くことで、糸が直線定規の代わりになります。
そして掘った地面にメジャーを置き、糸に対して掘った穴が垂直であるかどうかをチェックしていきます。掘りすぎた場所には土を戻して、浅い場所はもう少し掘って調整を行ってください。
穴が掘れたら、下地となる路盤材を敷いていきます。敷く時の厚さは3cmほどで、敷いたらここでもやはり水平にしておくことが重要です。ベニヤ板などを敷いて上から足踏みを行い、押さえて平らに整えておきましょう。
路盤材の上から、セメントと砂と水を1:3:0.5の割合で混ぜて作ったモルタルを敷いていきます。厚さは路盤材と同様に3cmが目安です。力を入れて押し固める必要はなく、スコップや板などを使って表面を平らに整えます。
路盤材→モルタルを重ねた上にタイルを並べていきます。タイルは買ってきたそのままの形のまま並べる。もしくは形を変えたい時は、タイルをカットします。カットする道具はいろいろありますが、薄いタイルであればペンシルタイプのタイルカッターを使う方法が安全でおすすめ。タイル表面に切りたい線に沿って傷を入れ、裏面からハンマーでゆっくり叩くと線に沿って割れます。
タイルが並べられたら、斜め横から見て高さが均一かどうか確認してみてください。出っ張っているところがあれば、ゴムハンマーで数回やさしく叩いて調節を行います。ここで強く叩いてしまうとタイルが割れて失敗するので、加減に注意してください。失敗しそうであれば、予備のタイルをいくつか用意しておきましょう。
タイルとタイルの間の目地に砂を埋めましょう。ここで使う砂の種類は珪砂など、目地用のものを使ってください。珪砂を使うと真っ白になるため、シャワーノズルつきのホースで散水をすると水が染み込み下地をしっかり固めてくれます。この後、丸1日以上は地固め期間として、上に乗らないようにしましょう。約1週間は、上に重たいものをのせたりしないようにしてください。これでDIY作業が完了しました。
庭のリフォームを業者に頼んだ場合の費用の相場は、何を取り入れるか庭の広さにもよりますが、およそ50~100万の予算を見積もっておく必要があります。一方DIYでタイルを敷いた場合は材料費のみのため、好きなタイルを何十枚と買ったり砂を用意しても、50万円以内に収められる可能性があります。
ただし材料を買ってもなかなか作業をする時間が取れなかったりなどして、作業途中で諦めてしまうことが予想されるようであれば、業者に依頼することも視野に入れてみてはいかがでしょう。最後にみんなの庭のタイルの施工例をご紹介するので、ご自宅の庭をどんな風に作り上げるか、イメージを膨らませてください!
みんながやってる庭のタイルの施工例をご紹介。
おはようございます😃
5月になってから庭もだいぶ賑やかになって来ました🤗
庭に敷いたタイルの隙間から、去年植えたビオラのこぼれダネが発芽し、可愛く咲い🌼てくれました。
いいアクセントになってます😊 pic.twitter.com/x0NPqTYREv— うみけん (@umiken50) May 20, 2022
こちらの方は色違いのタイルを取り入れてカラフルに仕上げています。カラーは異なりますが、同じデザインのタイルなので統一感があり、マネしたくなる技。これから園芸を楽しみながらおしゃれな庭を目指すなら、ぜひタイルを取り入れてみてください。
中庭のガーデニングをパワーアップしました。コンセプトはハワイ風庭園なのでホームセンターにあったプルメリアとモンステラのタイル石を加えてみました。ガーデニング3年目です。#ガーデニング #外出自粛 #DIY#巣ごもり#庭の日#ハワイ風#造園 pic.twitter.com/IV7PhP5f89
— Aloha style life (@alohastyle1) April 30, 2020
タイルを直線に並べると通路にもなります。こちらの方は曲線を描くことで、本格的なスタイルに仕上げています。DIY初心者で曲線が難しいようであれば、大きなタイルを直線に並べてサイドに小さなタイルでラインを作って囲うなど強弱をつけると、通路らしくなるのでお試しを!
今回は、DIYでできる庭にタイルを敷く方法について紹介しました。
庭にタイルを敷くと、見た目がおしゃれになるだけでなく、実用的な面でもメリットが盛り沢山!
今回のコラムを参考に、庭もタイルを敷くDIYにチャレンジしてみましょう!
もし難しそうだと感じたら、費用を確認した上で業者に頼んでみてくださいね!
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