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2024/03/11

DIY

エアコンの室外機の移動を自分で行う方法まとめ

エアコンの室外機の移動を自分で行う方法まとめ

エアコンの室外機の移動を自分で行う方法についてまとめました。
エアコンの室外機の移動を自分でやりたいけれど、方法がわからない。そもそも自分でやっていいのかどうかどうか?など、移動にまつわる事情について解説します。
DIYせず業者に依頼した場合、料金はいくらくらいかかるのかについても触れているので、気になるポイントがあればぜひ参考にしてください。

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エアコンの室外機の移動を自分でやってもいいのかどうかについて

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まずはじめに、エアコンの室外機の移動を自分でやってもいいのかどうかについて。本来自分で移動を行ってはいけないものとされています。

移動をさせると、エアコンと室外機が繋がるパイプの接続不良や破損を起こす可能性があります。それらのトラブルが起こると、パイプの中を通っている冷媒ガスが漏れることも。冷媒ガスとは室内外の空気を運ぶ役割を担っており、このガスが漏れると、エアコンの効きが悪くなることも視野に入れておかなければなりません。

また、移動の際に起こしたトラブルには保証がきかない上、作業途中の状態で業者を呼んでも工事を引き受けてもらえない場合がほとんどです。移動させるにあたり、確実に作業を完了させられる自信がある方。電気作業にある程度知識がある方のみ、自己責任でエアコンの室外機の移動を自分で行うようにしましょう。

なぜ移動をさせたいのか?

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そもそも、なぜエアコンの室外機を自分で移動させたいのかについて、よくある例を元にご紹介しましょう。同じ状況だという方は、解決策を参考にしてください。

設置場所の都合によるもの

エアコンの室外機を業者に取り付けてもらったら、窓のシャッターや扉が閉まらないことに気付いた。自分で少し移動させたら何とかなりそうだという状況。こんな場合は自分で動かさず、もう一度取り付けてもらった業者に来てもらって位置を移動してもらいましょう。ここで自分で動かしたことが原因で故障してしまうと、トラブルになり兼ねません。この設置が業者側によるちょっとしたミスであれば、移動に費用がかからない場合がほとんどです。

他にも、設置後に家族や大家さんに見てもらうと、都合の悪い場所だということに気付いた場合。この場合も、もう一度業者にお願いした方が確実です。こちら側から位置を指定して設置しているはずなので、移動費用は自己負担です。

移設を考えている

別の部屋に移設することを考えている。こんな場合は、エアコンの室外機をいつ頃購入し取り付けたかを思い出してみましょう。エアコンの室外機の寿命はおよそ10〜15年ほどとされているため、使用から10年以上経っているようであれば、最新の機種に買い替えた方が省エネ性能が高く結果安く済む場合もあります。

省エネ性能については、家電量販店で購入時に相談をすると、どれくらい電気使用量がお得になるかなどを教えてもらえます。まずは話しを聞いて、実際に買い替えるかどうするかはまた後日決めるのもいいでしょう。

エアコンの室外機の位置を「少し」だけ移動させたい場合

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エアコンの室外機の位置を「少し」だけ移動させたい場合について。例えば10cm横へ動かしたい、ブロックの上へ持ち上げたいなど。この場合自己責任にはなりますが、室内機・室外機いずれも外す必要はなく、自分で移動が済ませられる可能性があります。

作業の手順として、まずはエアコンの電源を切ります。無理に動かすと配管が傷む可能性があるため、配管を持ちながら少しずつ動かしましょう。移動ができたら電源を入れ、ファンが回っていること、室外機から出ているドレンホースから水が出ているかを確認してください。エアコン室外機を移動させる際は、ゴム手袋をはめておくと滑りにくく作業がしやすくなります。

エアコンの室外機の移動を自分で行う方法

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エアコンの室外機の移動を自分で行う方法について解説します。

免許が必要になる工事について

エアコンの室外機を移動させた先で、鉄筋コンクリートの穴あけや隠蔽配管、コンセント増設などの工事が必要な場合は、特別な知識や免許が必須のためプロに依頼しなければなりません。この時点で、エアコンの室外機の移動を本当に自分で行うかどうかについても最終判断してください。

エアコンの室外機の搬出経路・設置先を確認

まずはエアコンの室外機の搬出経路と設置先を確認しましょう。「何となくこのあたり」と設置先を曖昧に考えているだけだと、いざ取り外して設置するところまで来た時点で置けないことに気付くなど、トラブルが発生してしまい兼ねません。室外機と置き場所のサイズを測るなど、シミュレーションは必須です。

説明書を確認する

エアコンや室外機の説明書を確認してください。取り外し方が製品により微妙に異なる部分があるので、構造をチェックします。説明書がなければ、ネットで製品型番を検索すると電子説明書を見ることができます。

室外機の側面カバーを外す

室内機の下に養生マットを敷き、室外機の側面カバーをドライバーを使って開けて、配管や配線が見える状態にしておきましょう。養生マットは、敷いておくと室内機の中に溜まっている水が出てきた際の室内の水濡れを防止する効果があります。ここで、バルブ(弁)のキャップを取り外してください。

ポンプダウンで冷媒ガスを回収

エアコンと冷媒配管内にあるフロンガスを、室外機へ送り出し封じ込めるポンプダウン作業を行いましょう。強制冷房運転を行いますが、メーカーによりやり方が異なるので、説明書のご確認を。この作業を行うことで、再度エアコンを取り付けて使う際に、ガス不足になることを防ぎます。ポンプダウン作業が終了したら、リモコンでエアコンの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。

エアコン室外機を取り外す

エアコン室外機を取り外します。配管パイプを取り外したら、パイプや接続部分に水やゴミ、虫などが入り込まないようビニール袋などを使って保護しておきましょう。連絡電線を端子盤から取り外します。これでエアコン室外機を取り外すことができました。

エアコンを取り外す

エアコン(室内機)を取り外します。室内機側の配管パイプを取り外して、ドレンホースと電線を取り外しましょう。本体と室内機の底面は内側にツメが2か所かかっているので、それらを意識して外す必要があります。メーカーや機種によって外し方が異なるので、説明書を確認してください。背板を外して保管しておきます。これでエアコン(室内機)を取り外すことができました。

エアコン室外機を移動させる

エアコン室外機を自分で移動させる際は、必ず水平を保ったまま移動させましょう。横にしたり倒したりすると、折角閉じ込めたガスが抜けてしまうので注意してください。また、室外機の上に室内機を乗せて動かすなどすると落として壊してしまう可能性があるため、別々で運びます。移設先での取り付け時は手順を逆戻りしますが、設置後ガスが漏れていないかどうかを確認しておくことをおすすめします。

エアコンの室外機を掃除する方法

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エアコンの室外機を自分で移動させようとしたところ、あまりの汚さに驚いた。そんな方は多いはず。エアコンの室外機は掃除をすると、排熱効果が上がり、快適な室温をキープできるようになります。エアコン効率が上がると電気代の節約につながるのはもちろん、エアコンと室外機両方の寿命も長くなります。今後は気づいた時に掃除をしておきましょう。

室外機を掃除する際は、必ずエアコンの電源プラグを抜いておいてください。エアコンの室外機に溜まったゴミはブラシなどで掻き出し、外から掃除機でゴミを吸い出す方法がおすすめ。

できればドレンホースも綺麗にしておきたいところです。ドレンホースが詰まっているとエアコンの稼働効率が落ちるだけでなく、水漏れの原因になる可能性もあります。ホース出口付近のゴミは割り箸などを使って挟んで取り出し、内部は掃除機で吸い出しましょう。

エアコン室外機の設置を業者に依頼した時の料金について

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エアコン室外機の設置を業者に依頼した時の料金は、10,000〜20,000円が相場です。家電量販店でエアコンの室外機を購入した場合は取り付け工事に関しても問われるので、購入したその場で依頼するかどうかを決めることができます。購入店舗であれば設置費用も抑えられるので、できれば全てまかせてしまうのがおすすめです。

家電量販店ではエアコン室外機の移動のみを依頼することはできない場合が多いので、移動のみを申し込みたいようであれば、そのようなサービスを行う業者へ連絡を取りましょう。

まとめ

今回は、エアコンの室外機の移動を自分で行う方法について紹介しました。
エアコンの室外機の移動は、本来自分で移動を行ってはいけないものとされています。
もし自分でエアコンの室外機の移動を行いたい場合は、自己責任でエアコンの室外機の移動を行ってくださいね。

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