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2024/03/13

DIY

【簡単DIY】石膏ボードを切断する方法まとめ

【簡単DIY】石膏ボードを切断する方法まとめ

石膏ボードを切断する方法についてまとめました。
石膏ボードを使ってDIYをするために切断する方法が知りたい。そんな方向けに基本的な作業の流れをはじめ、おすすめの工具についてもご紹介します。
また、石膏ボードは一見普通の白い板材に見えますが、いざ扱うとなるとメリットやデメリットを知っておく必要があります。この記事で石膏の特徴を知り、これからのモノづくりに生かしてください。

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石膏ボードとは?使うメリット・デメリット

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石膏ボードを切断する方法を解説する前に、まずは石膏ボードとは何なのか、素材のことや使うメリット・デメリットについてもご紹介します。

石膏ボードとは

石膏ボードとは、硫酸カルシウム(石膏)の粉を水で固めて板状にし、特殊な板紙で包むことでつくられた板材です。一般的な住宅によくみられる壁と同じ素材で、ホテルや商業施設、オフィスビル、病院などあらゆる現場で壁や天井などの下地材に使われています。自宅の壁にピンを刺して抜いた際、針先に白い粉がついてくるようであれば、石膏素材だと思っていいでしょう。

使うメリット・デメリット

石膏ボードはどこのホームセンターでも気軽に手に入る上、価格は扉一枚分ほどの大きさのものが約500円で手に入ることから、コスパにも優れています。木材やコンクリートとは異なり、ハンドツールなどでカットできる気軽さをはじめ、壁に使えるくらい遮音性に優れているのもDIY用の素材としては嬉しいメリットです。

一方デメリットは、衝撃に弱く、一箇所に大きな衝撃を与えるとすぐにヘコんでしまう点にあります。釘やネジを打ってもすぐに抜けてしまい、打ったところへ負荷をかけるとボロボロと崩れます。DIY用として使いたい場合にはこれらのデメリットがあるとマイナスポイントになってしまい兼ねません。ただ、最後の項目『石膏ボードでDIYできること・できないこと』では、これらのデメリットに対して少しでもカバーできるような情報をご紹介しています。ぜひそちらも最後にチェックしてみてください。

石膏ボードを切断する基本的な流れについて

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石膏ボードを切断する基本的な流れについて解説。

作業場所と準備について

石膏ボードを切断するのに適した場所は、作業台です。石膏ボードが載せられるくらいの大きな作業台を用意するのが理想で、台のまわりには自分自身が自由に行き来できる、作業を邪魔しないスペースがあるといいでしょう。作業台を必ずしも用意しなければならないわけではありませんが、地面に直接置くとフローリングを傷つけてしまったり、ダイニングテーブルを使うとテーブルが傷ついたりと何かとトラブルが起こりがちなのでご注意ください。

石膏ボードを切断する作業で必要になるものは、長尺定規・切断する工具・石膏ボード用ヤスリです。

切れ目を入れていく

石膏ボードは、カッターで切断が可能です。ここではカッターを使った場合を想定して切断方法を解説しますが、実際には電動工具も使用可能です。切断したい箇所に長尺定規をあて、カッターで切れ目を入れていきます。ここで使う長尺定規は、ガード付定規といって、カッターをガードする機能がついたものを使うと便利です。

切れ目を入れる際、力を入れすぎると定規が動いて切断ラインがズレてしまう可能性があるので、力を入れすぎないようにして切っていきましょう。

石膏ボードを手で折る

作業台に対して切れ目が外に出るくらいまで石膏ボードを移動させたら、後は手で切れ目に沿って下向けに折りましょう。

裏側を切る

石膏ボードを裏返しにしたら、切れ目に沿ってカッターで切れ目を入れます。これで完全に石膏ボードを切断することができました。最後に、切ったボードの裏紙をカッターの刃を少し出して取っておくと、綺麗に仕上がります。作業初心者の場合はこの裏紙取りがうまくできないことが多いですが、徐々に慣れてきます。
切断面を整えるには、石膏ボード用ヤスリを使ってください。

石膏ボードを切断する時の注意点

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石膏ボードを切断する時の注意点を確認しておきましょう。

安全メガネや防じんマスクを着用する

石膏ボードを切断する作業を行っていると、粉じんが舞います。特に電動工具を使用すると粉じんが大量に発生することがあるので、安全メガネや防じんマスクを着用して作業を行ってください。

石膏は元々無害ではありますが、万が一目に入った場合は、流水で洗浄を行い眼科医の診断を受けましょう。粉塵を長期間吸入すると呼吸器に炎症を起こす可能性もあるので、やはり保護具は必要です。ちなみに保護具は他のDIY作業時にも何かと必要になるので、持っておくと安心です。

長時間置く時は寝かせる

石膏ボードは長時間立てて置いたままにしておくと、どんどん反ってきます。反ってしまうと作業がしづらくなるため、長時間置くときは寝かせて置くようにしましょう。

一般ごみで処分できない

石膏ボードは産業廃棄物に分類されるため、自治体収集の一般ごみとして処分できません。不要になった石膏ボードを廃棄する際は、必ず産業廃棄物処分業許可を有する専門の処理業者に依頼してください。もしくは、最終処分場へ自分で持って行く方法があります。いずれも処分費用がかかりますが、自分で持って行くと費用を抑えられます。

自治体のゴミ回収に出していることが見つかった場合は不法投棄にあたり、罰則規定が設けられているため注意してください。

石膏ボードでDIYできること・できないこと

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石膏ボードではDIYできることと、できないことがあります。これからモノづくりに活用していくためにも、ここで簡単にチェックしておきましょう。

釘やネジを打つ方法について

一番はじめの項目でも少し触れましたが、石膏ボードは釘やネジを打ってもすぐに抜けてしまう上、打ったところへ負荷をかけるとボロボロと崩れていくので直接釘やネジを打つことはできません。それをカバーするためには、「石膏ボードアンカー」と呼ばれる部品を使うことで解決します。

石膏ボードアンカーとは石膏ボードに引っ掛けるとビスが留まるアイテムです。ボードに打ち込むと部品の先端がボード裏で広がりアンカーが食い込んだり、ボード裏で支えることで、力が分散されてしっかりと固定される仕組みです。石膏ボードに釘やネジを打ちたい場合は、このような部品を使いましょう。

石膏ボード専用のピンもあり、こちらは壁にピンをクロスさせながら刺すことで強度を増すものです。そこへフックを掛けることで石膏ボードへフックを掛けることも可能なので、これから使ってみたいと考えているようであれば、覚えておくときっと役立ちます。もちろん、ご自宅の壁が石膏壁であれば、これらの部品を使ってインテリアを楽しむこともできます。

石膏ボードの穴埋めについて

石膏ボードアンカーを打つ際などに、インパクトドライバーで石膏ボードに下穴を開けることがあります。その穴がやがて不要になった際には、石膏ボードの壁穴補修材が売られているので、そういったもので穴を塞ぐことができます。完全に直るものではないものの、穴の大きさや補修材の色合いなどによっては、埋めた箇所がほとんど目立たなくなることがあるので、いざという時は壁穴補修材を使うといいでしょう。

石膏ボードの切断におすすめの工具

石膏ボードの切断におすすめの工具をご紹介。

OLFA(オルファ)カッター挽き廻し鋸 217BN

石膏ボードを切断するためのカッターは大きめのものを選びましょう。OLFA(オルファ)からは、石膏ボードの切断に便利な挽き廻し用の鋸が展開されています。スリムながら厚めの刃で力強くカットできる、M厚型刃のカッターナイフも一体化しており便利です。

Makita(マキタ)防じんマルノコ KS5000FXSP

丸ノコで石膏ボードを切断すると作業がはやく進み、切断後もカットした面にヤスリ崖が不要なほど綺麗に切ることができておすすめです。こちらはMakita(マキタ)の集じん機接続専用モデルで、別売りの集じん機に接続することで、作業時に粉じんが舞うのを防ぎながら作業することができる優れものです。

Makita(マキタ)充電式ボードカッタ SD180DZ

Makita(マキタ)の充電式ボードカッタです。給電時にコンセントを挿す必要がないので、ラクに作業ができるのがポイント。安定した直線の切断に活躍し、粉じんがダストボックスの中に入るので掃除も簡単です。天井などの上向き作業に適しているモデルでもあるので、用途の幅がひろがります。

まとめ

今回は、石膏ボードを切断する方法について紹介しました。
石膏ボードは、一般的な住宅によくみられる壁と同じ素材で、あらゆる現場で壁や天井などの下地材に使われています。
石膏ボードを切断する時は、このコラムで紹介した切断する方法や注意点を、参考にしてみてくださいね!

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