芝刈機で人気のメーカーは？選び方のポイントを解説！

庭に芝生を植えているのであれば、いつでもきれいに高さを揃えてきれいに保ちたいものです。しかし、やってみると芝生を刈るのは結構大変で、いつもきれいな状態にするのは時間も体力も取られてしまいます。その点、芝刈機があると簡単に作業できますし、手作業よりも高さを均一に揃えられますので見た目もきれいになります。芝刈機にはどのような種類があるのか、人気メーカーごとにどんな特徴があるかをチェックしてみましょう。

芝刈機の人気メーカー

芝刈機は国内外の様々なメーカーで開発・販売していますので、ホームセンターなどに行くといくつものメーカーを見ることができます。それぞれに、大きさや一度に刈れる幅、動力などの特徴や得意分野があります。いくつものモデルを出していて選択肢が多く、売れ行きも良い人気のメーカーを押さえておけば間違いありませんので、どんなところがあるのか確認してみましょう。

リョービ（RYOBI）

建設用や農業用の電動工具などで有名なメーカーです。手動式からガソリン式、電動式といくつものタイプの異なる芝刈機を出していますし、大きさもバリエーションがありますので自分に合ったものを見つけやすいです。よく知られている工具ブランドですので、安心感を求める方にもおすすめです。シンプルな作りで耐久性があり、使い勝手に優れているのがメリットです。初めての方にも優しい価格が控えめの製品も出ていますので、お得な商品を探している方にもぴったりです。

キンボシ（Kinboshi）

手動式の芝刈機をいくつも出しているメーカーで、園芸向けの製品の開発力が高いです。非常に切れ味の良い刈刃を使っているのが特徴で、手動式でありながらもスイスイと作業できる製品ばかりです。刈り取り高さも細かく調整できるようになっていて、機能性にも優れている商品が目立ちます。さらに刃の素材を工夫することによって、長く切れ味がキープできるのも特徴で、長期的に見てコストパフォーマンスに優れていると言えます。

バロネス

複数の刃を使ったカッターで切れ味が良く、手押しタイプでもスピーディーに作業ができるのが特徴です。幅が広い製品が多く一気にたくさんの芝生を刈ることができます。刈り高調整も細かく設定されていますので、好みの状態にしやすいです。全体的に多少大きく重めの製品となっていますが、その分安定感がありますし、力が入るので一気に刈れるというメリットも生まれます。多少大きめの庭に向いているメーカーです。

マキタ

電動工具で世界トップクラスのシェアを誇る国内メーカーです。芝刈機の分野でも電動機械開発のノウハウを生かして、パワフルで耐久性に優れた製品を送り出しています。頑丈なので飛び石などがある場所でも破損しづらいですし、モーターの寿命も長いのが強みです。機能性にもこだわっていて、静かなモーター音で近所迷惑をかけずに作業できるモードと、パワーを上げて広い面積もスムーズに刈れるモードなどを用意しています。DIYなどで使う電動工具にマキタ製の物を使っているという方も多いので、信頼感もあり同じメーカーでいろいろなツールを揃えてみるのも良いでしょう。

アイリスオーヤマ

国内メーカーでユーザー目線の使いやすくコスパに優れた商品開発をしているとして、高い人気を誇ります。芝刈機も無駄な機能を省きお得な価格で販売しています。シンプルな構造ですが、使い勝手を考えていて刈った芝の回収がしやすい工夫などがされており、実際に使うと便利であることに気付くはずです。一般的な家庭で使うことを考慮し、収納する時にはハンドルなどを取り外してコンパクトにできるなどのアイディアにも注目です。

芝刈機を動力で選ぶ

このように、芝刈機は国内外のいくつものメーカーが製品を送り出していて、タイプの異なるたくさんの選択肢があります。そのため、どれにしたら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時のために、いくつかの選び方のポイントを押さえておきましょう。

まずは動力で大別することができます。広い面積で作業するにはガソリンエンジンのものもありますが、家庭用であれば電動か手動の二択となります。手動というのは、タイヤの部分にロータリー型の刃が付いていて、手で押すことで刃が回転してカットできるというものです。当然、モーターなどは付いていませんので、ある程度の力が必要となります。電源を必要としないことや、価格が安いというメリットがあります。一方で、広い面積の芝生だと疲れてしまいますし、時間もかなりかかります。

電動式は基本的に長いケーブルを使ってコンセントに接続して動かします。ただし、マキタのようにバッテリー式の製品も見られるようになっています。電動式の方がパワーがありますので、一気に短時間で作業ができます。また、刃が自動で回転するため、作業者は軽く押すだけで済みます。体力があまりない方でも楽々作業ができるというメリットが大きいです。一方で、電動式は価格が高いですし、コンセントが近くにないと使えないという難点があります。さらに、モーターなどが入っている分重量があり、片づける際など力を必要とします。手押し式よりも大きい製品がほとんどで、倉庫に保管できるスペースを確保できるかということも考えないといけません。

芝刈機を刈刃で選ぶ

芝刈機の刈刃は、主にロータリー式とリール式という２つの種類があります。ロータリー式刈刃というのは、円形の刃が回転して刈っていきます。横から刈る形になりますので、長く生えた芝でもカットできますし、少し太めの雑草もまとめて着ることができます。さらに、刃を調整する必要がなく、刈り取り高さを調整するだけで簡単に作業できます。形状がシンプルということもあって、替え刃が安く購入できるのもメリットです。デメリットとしては、リール式よりも多少切断面が粗く、見た目が不揃いになることもあります。

リール式というのは、筒の形状になったパーツで芝を挟み込んで、固定されている刃ですり合わせるようにしてカットするものです。手動式の芝刈機はほとんどがリール式の刃となっています。きれいにカットできるのがメリットで、仕上がりが揃いやすいですし切断面もきれいに見えます。一方で、芝が長くなると挟み込むことができなくなりますので、ある程度定期的に芝刈りをしないといけません。さらに、スムーズにカットするには、回転する円筒側の刃と固定刃の間隔を合わせる必要があります。自動的に調節してくれる製品もありますが、そうでないと毎回調節する手間がかかります。