バイク整備をする時に欲しい工具
バイクの楽しみというのは、走りの爽快感を味わったり仲間とツーリングしたりするだけではありません。オーナーにとっては整備したりカスタマイズしたりして、大事なマシンをいじっている時もとても楽しいものです。そのためには、使いやすい工具が必要となります。そこで、バイク整備をするためにどんな工具が必要となるのかを押さえておきましょう。同時に、長く使えてバイクいじりが楽しくなるツール選びのポイントも解説していきます。
バイク整備に最低限必要な工具
バイクを購入して間もない初心者や、今までほとんど自分で整備をしてこなかったという方であれば、まずは必要最低限の工具からそろえましょう。整備になくてはならないツールとしては、まずメガネレンチやスパナ、もしくは二つが組み合わさっているコンビネーションレンチがあります。ボルトを締めたり緩めたりしてツールを脱着するために使います。バイクの場合はたいがいのパーツはボルト固定ですので、8mmから17mmくらいのサイズの異なるレンチをそろえておけば、ほとんどのパーツに対応できます。また、異なる径に対応できるモンキーレンチも持っておくと、いろいろと役立ちます。また、ドライバーもプラスとマイナスの両方を用意しておきましょう。奥の方に付いているパーツもありますので、ドライバーの柄は長くて多少細めの方が使い勝手が良いです。
こうした工具はセットで販売されていますので、いろいろなレンチサイズが用意されているものを購入するのもありです。ここでの注意点は、サイズの規格を確認するということです。国産車はミリを基準としてボルトが作られていますので、レンチもミリ基準のものを選びます。一方で、輸入車、特にハーレーダビッドソンなどのアメリカのバイクはインチ基準で作られています。そのため、工具もインチサイズのものを選ぶ必要があります。セットで購入して規格を間違えてしまうと、すべての工具が無駄になってしまいますので、特にセットの場合は規格のチェックをしてから購入すべきです。
車載工具について
原付スクーナーなどの小さなモデルは別として、多くのモデルには最初から車載工具が付いています。シート下のボックスなどにセットになって収納されているはずです。こうした車載工具は、あくまでも緊急用のツールとして備えられているものです。走行中にパーツが緩んできた時に締め付けるなど、その場で必要になった時に使う目的となっていますので、普段のメンテナンスで使うことは重視されていません。そのため、精度があまり高くないことも多いです。また、収納ボックスに収まるように小型のものが選ばれていたり、重量を抑えるために軽量化されたツールが使われていたります。
もちろん、緊急時にはとても助かるものです。しかし、こうした車載工具を普段のメンテナンスに使うのはおすすめできません。品質が低いと、どうしてもねじ山をなめるなどのトラブルが生じやすくなります。また、小型だと力が入りづらく作業が大変になりますし、ボルト締めをしている時に工具が外れてパーツを傷つけたり、けがをしたりするリスクもあります。そのため、車載工具はあくまでもいざという時のためのものとして、その他に整備用の品質のしっかりした工具を購入する方が良いです。
バイク整備であると便利な工具とは?
上記で必要最低限の工具を挙げましたが、さらにいくつかの工具を加えると整備がずっとやりやすくなります。たとえば、ラチェットレンチは作業スピードを速めてくれます。これは先端にサイズの異なるソケットを装着できるもので、ギアが付いている工具です。ギアのおかげで普通のレンチのように、回転させる度に毎回ボルトから外してまた歯を合わせるということをせずに早回しができます。ソケットを変えるだけですべてのサイズに対応できるので、収納スペースの削減にもつながります。ギア数が大きいほど小さく締めていけるので、狭いスペースで回すことが多いバイク整備用には、72以上のギアがあるものがおすすめです。
トルクレンチもあると便利です。これはトルクを指定すると、その力で締め付けられるツールです。ボルトは適正トルクよりも強く締めると、ねじ山の切れやパーツの破損につながることがあります。ミスを防ぐためにもトルクレンチは持っておくと良いでしょう。
ゴムハンマーもメンテナンス用にあると便利です。普通のハンマーよりも小さくて、先端がゴムやプラスチックになっているのが特徴で、パーツを叩いても傷が付きません。パーツを押し込む時にゴムハンマーがあると楽で、安心して作業できます。
プライヤ―もしくはペンチ類も欲しいところです。小さなパーツを挟んで固定したり、配線をしたりする時に使います。先端が細いラジオペンチや、太い口径のパイプやボルトをつかめるウォーターポンププライヤ、ケーブルの切断に使えるニッパーなどは使う頻度が高いです。それぞれに柄の形状や大きさ、先端の長さなどが異なりますので、自分にとって使いやすいと思うものを選びましょう。
スピンナハンドルはレンチの一種で、柄が長いものを指します。これは普通のレンチやラチェットで緩められないような、固く締まっているボルトを外すときに使います。長らく脱着をしていないパーツなどはかなりきつく締まっていて、そのままではいくら力を入れても緩まないことがあります。そんな時にこのハンドルがあると、力を入れやすく楽に緩められます。
工具はセットで購入した方が良いのか?
バイク整備用の工具はいろいろなメーカーが販売していて、バラ売りだけでなくセットとなっているものもあります。セット工具のメリットは、一度に異なるサイズをそろえられることにあります。特にコンビネーションレンチやソケットレンチなどは、同じ型のものでサイズ違いをそろえた方が使いやすいですし、収納もしやすくなります。
一方で、セットだと実際に使ってみて手になじまないと、買い替えがしづらいので後悔することになるというデメリットもあります。そのため、セットで購入するのであれば、できるだけ実際に手に取って使いやすいものかどうかを確かめてから買った方が良いです。少なくとも、同じメーカーの別のツールを試してみて、自分に合うかをチェックしましょう。
バイク整備用工具の選び方
選び方としては、お気に入りのブランドを決めるというのも一つの方法です。世界的にも有名なツールブランドがあり、品質が高いですし、あらゆる工具の種類とサイズがそろっています。同じブランドにすることで、同じ感覚で異なる工具を使えますし、形状を合わせているため収納しやすく省スペースにもなります。また、ツールをお気に入りのものでそろえることで、モチベーションが高まるというメリットもあります。道具コレクションも、一つのバイクの楽しみでもあるということです。
全体的な考えとしては、低価格のものというよりも品質の高いものを選ぶことが大事です。精度が悪いとパーツを傷つけるリスクが高まりますし、作業も大変になるからです。また、狭いスペースで作業することが多いので、小ぶりで柄が長めの方が使いやすいというのが、ツール全体に言えることです。
まとめ
バイク整備用の工具は、バイクを長く良い状態に保つために重要な要素となります。セットでもバラ売りでも構いませんが、品質の良いもの、自分の手になじみやすいものを選ぶことが大事です。ツールコレクションも楽しみの一つですので、こだわって道具を選びましょう。
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