ごちゃつきやすい工具箱を整理する方法
まず基本は二段式!
日頃DIYなどで工具を出し入れしているとどうしても工具箱の中がごちゃごちゃになってしまいがちです。もちろんいつも整理整頓を心がければいいじゃないか、という意見もあるでしょう。几帳面な性格の方ならそれもできるかもしれませんが、なかなか難しいものです。作業をしているときには頻繁に工具を出し入れしますし、それこそ作業に集中したまま工具箱に手を伸ばして工具を出し入れする、なんてこともあります。そんな状況ではどうしてもそれぞれの工具を元あった場所に戻す、というわけにはいきませんし、ごちゃごちゃになってしまいやすいのです。
そうなるとできるだけ整理整頓をするためには工具箱の方を工夫してみればいいんじゃないか?となるわけです。整理しやすい工具箱となると仕切りが充実しているものがまず頭に浮かびますが、その中でもオススメが二段式の工具箱です。
たくさんの工具を収入できるだけでなく、仕切りも多く工具を仕分けしやすい、さらに作業に使う時には2段目の上部の部分を動かすことで1段目に収納した工具も簡単に出し入れすることができます。
この2段式のメリットは「1段目と2段目それぞれに収納した工具が混ざり合うことがない」点にあります。1段のみの場合、出し入れしているうちにいろいろな工具がごちゃごちゃになってしまいがちですが、2段式ならあらかじめ「このタイプの工具は1段目、こっちのタイプは2段目」と決めておけば両者が混ざり合うことはありません。その分ごちゃつきにくくなる、というわけです。
2段式の工具箱はいろいろな種類が売られていますし、収納に工夫が施されたものもあります。工具箱の中がごちゃつきやすいという方はまずこのタイプの中から選んでみるといいかもしれません。
キャビネットタイプも一案!
工具箱と言うとボックスタイプを連想する方も多いはずです。要するに持ち運びが可能なタイプです。でももうひとつ、キャビネットタイプも選択肢に入れてみましょう。こちらはどちらかというと工具箱というよりも工具を収納するタイプの「棚」に近いもので、引き出しや扉を開閉して工具を出し入れするタイプのものです。小型のタイプなら持ち運びもできますから、自宅でDIYする目的だったらボックスタイプとそれほど大きな差はでません。
このキャビネットタイプの魅力は収納力に優れていること、そして仕切りがはっきりしていることです。何しろ引き出しによって仕切られているわけですが、「この工具はこの引き出し、こっちはあの引き出し」と決めておけばごちゃごちゃになりにくいのです。電動ドリルなどボックスタイプでは収納しにくいタイプの工具も収納できるのも魅力です。
ただ注意したいのは大きさです。小型のタイプなら持ち運びもできますし、移動を前提としたキャスターがついているタイプもあります。しかしあくまで自宅で使うためのものと考えるべきでしょう。万一のときに車を修理する時のため、など外出時に持ち運ぶ機会がある場合にはこのタイプは使えません。
もうひとつの注意点は収納性に優れているからこその問題で、「それぞれの仕切りの中でごちゃつきやすい」ことです。引き出しや扉で仕切りが設けられている一方、それぞれの仕切りのスペースが広いことも多く、その中でごちゃついてしまうこともあります。引き出しの中で自分で新たに細かく仕切りを設置するといった工夫が必要になるかもしれません。それとたくさんの工具を収納できるため、箱の中にあるのはわかっているのに「あの工具、どこにしまったっけ」と忘れてしまうことがあるのも要注意です。
最強の選択肢?縦置きタイプの工具箱
とにかくきれいに整理整頓して工具を出し入れしやすい状態にしたい!という方にとって最強の選択肢とも言えるのが縦置きタイプの工具箱です。縦置き、つまり工具を縦にして突き立てるような形で収納するタイプです。ペン立てを連想するとわかりやすいでしょう。
そもそもどうして工具がごちゃごちゃになってしまうのか?と言うと、横置きでたくさんの工具が混ざり合ってしまうからです。だったら縦置きにしてしまえばいい!というわけです。
ペン立てとは違い、工具ひとつひとつ(一本一本)独立した場所に差すタイプがおすすめです。ドライバー、ペンチ、ハサミなど工具は縦置きしやすいものが多く、出し入れもしやすいです。立てられた状態の工具を引っこ抜く形で取り出すわけですから、横置きに比べてとてもスムーズです。ごちゃごちゃした状態の工具箱から手探りで目当てのものを探し出す、といった面倒もありません。
ひとつひとつを独立した場所に差すため、どこに何があるのかわかりやすい、さらに工具の紛失を避けられるといったメリットもあります。使う前よりも差す部分が余っていたらどこかに工具を忘れてしまっているわけです。うっかり置き忘れをしやすい方などはこの点に魅力を感じるのではないでしょうか。
このように整理の観点から見ると縦置きタイプは最強の選択肢と言えるでしょう。ただ問題点もあります。最大の問題点はやはり収納の問題。工具一つ一つに「個室」を用意するようなものですから、横置きと比較して収納できる数が限られます。同じサイズの箱でも一般的な横置きと比較して半分以下の収納しかできないでしょう。
使っている工具が多い方は収納できないほか、収納できる箱を選ぼうとするとどうしても大きなサイズになってしまいます。整理しやすいけどかさばる、という難しい問題も出てくるわけです。
また工具を立てる以上、当然箱が縦長になります。一般の工具箱は横長ですから、見た目でも大きな差がありますが、縦長だと持ち歩くのにちょっと不便する面も出てくるでしょう。
オススメとしては箱そのものをDIYして縦置き型を作る方法が挙げられます。自分が使用する工具の数に合わせて、または持ち運ぶシチュエーションに合わせてふさわしいサイズの箱を作るわけです。ちょっと手間がかかりますが、楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか。
整理するためのポイント
このように整理しやすい工具箱選びにこだわることでごちゃごちゃになってしまうのを避けることができるわけですが、できるだけ普段使用するときにも整理整頓を心がけたいものです。そこで神経質にならなくても簡単に整理できるポイントを踏まえておきましょう。
まず大前提として種類別に分けて収納すること、ドライバー、ペンチ、スパナなど、同じカテゴリーのアイテムごとにまとめて収納する、それぞれの収納場所を工具箱の中で設定しておく…これだけでずいぶんと変わってくるはずです。ドライバーが収納しているところにペンチを入れてしまうなどごちゃごちゃにしてしまうと出しにくくなるほか、ハサミなど鋭利な工具に不用意に触れて怪我をしやすいといった問題も出てきます。
工具箱がごちゃつきやすい原因の一つとして、小さなパーツが散乱しすやい点が挙げられます。ネジやナットなどが大きな工具に隠れてしまい出しにくくなる、それらを出すために大きな工具をいちいち箱の外に出さなければならなくなり、それをしまうときにごちゃごちゃになってしまうのはよくあるパターンです。
ですから小さなパーツは、あらかじめケースに収納したうえで工具箱に入れるようにしましょう。100円ショップなどで購入できるプラスチック製のケースで十分ですし、とくに工具用のケースである必要もありません。女性のファッションアイテムを入れるための小さなケースでも問題ありません。どのケースにどのパーツが入っているのかを把握したうえで、工具箱の決められた場所に収納する。忘れやすいという方はケースに紙を貼り付けるなどしてパッと見ただけでも確認できるようにしておくとよいでしょう。
まとめ
まず自分でできる整理整頓の方法を心がけておく、そのうえで自分の用途に合わせて整理しやすいタイプの工具箱を探してみる。この2つの段階を踏めばこれまでよりもごちゃつかずに工具を使いこなすことができるようになるでしょう。
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