【初心者向け】電工ニッパーのおすすめメーカー7選
電工ニッパーのおすすめメーカーを7社ご紹介します。
電工ニッパーを製造するメーカーは複数ありますが、その中でも特におすすめを厳選しました。
ニッパーは電気工事士が作業で使うのはもちろんのこと、趣味でDIYなどを行う際にも活躍する工具です。パッと見ただけではどれがいいのかわからないという方に向けて、特徴やおすすめポイントなどを解説します。ぜひ選ぶ時の参考にしてください!
電工ニッパーの選び方
電工ニッパーのおすすめメーカーをご紹介する前に、まずは最も基本的な電工ニッパーの選び方について解説します。どれを買うべきか迷った時は参考にしてください。
切断能力
ニッパーには様々な種類があります。「ニッパー」としか書かれておらず、電工ニッパーとして使えるかどうかわからない時、まずは切断能力を確認しましょう。製品の解説欄を見ると、大抵は切断能力のことについて触れられています。
最低でも(VA・VVF線)Φ2.0mm×3芯の切断ができるニッパーを選んでおきましょう。
刃の形状
ニッパーの刃先は「ラウンド刃(スタンダード刃)」と「フラット刃(ストレート刃)」2種類の形状があります。
ラウンド刃は切断面が斜めに入るのが特徴で、ピンポイントで切断したい時や、硬い素材を切断する時に向いています。フラット刃は切断面が真っ直ぐ入るのが特徴で、薄刃で鋭く力をかけずとも切断しやすく、細部の切断に便利です。
もうひとつ、エッジ刃(強力刃)という刃先があります。これはラウンド刃とフラット刃いずれにも適用されており、断面を見ると山形になっているのが特徴です。このエッジ部分が多くなるにつれ、切断の強度が増します。太い刃でくい込ませるようにカットしたい時は、エッジ部分がしっかりついたニッパーを選びましょう。
逆にインシュロック(結束バンド)をカットする時などは、ヒゲを残さないために刃のエッジがあまりないもので、できるだけ際をカットするという方法もあります。用途に合わせて、刃の形状が異なるニッパーを使い分けられるのが理想です。
サイズ・刃の長さ
サイズ感もチェックしてみましょう。自分の手の大きさでいくと、大きめだと感じるものはテコが効き、切断にあまり力も必要なく作業が進められる可能性があります。逆に小さなものは、小回りが効くので細かな作業に向いています。
刃の長さに関してはおよそ140mm~200mm程度のものが展開されており、150mmか200mmが好まれる傾向にあります。特に200mmのニッパーは耐久性に優れているので、長く使える可能性があります。
電工ニッパーは研ぐべきか買い替えるべきか?研ぎ方について
電工ニッパーは消耗品なので、使っているうちにどんどん切れ味が悪くなっていきます。悪いと作業効率が下がるので、自分で研ぐ。もしくは新しいものにどんどん買い替えていくことになります。
研ぐ場合は、ダイヤモンドヤスリを使います。研ぎ方について動画をアップしている方も多いので、そういったメディアを参考に研いでみるのもいいでしょう。
研がず頻繁に買い替える場合は、有名なメーカーの製品からコスパのいいものを選んでおくのも手です。
電工ニッパーとペンチの違いについて
電工ニッパーとペンチの違いがわからないという方もいるのではないでしょうか。これらは見た目はよく似ているものの、利用目的が全く異なります。
電工ニッパーとは銅線などを「切断」するもののことを指します。一方でペンチは線材を掴んだり曲げたり、物によっては切断面もついていることがあるので、ちょっとした線材であれば切ることも可能な工具です。
電工ニッパーのおすすめメーカー7選
電工ニッパーのおすすめメーカーを7社ご紹介。
KLEIN TOOLS(クラインツール)
KLEIN TOOLS(クラインツール)通称「クライン」。ドイツから移住してきた鍛冶屋のマシアス・クラインが、アメリカ・シカゴで1857年に創業したメーカーです。
今回ご紹介する電工ニッパーのおすすめメーカーの中では王道で、高品質な商品が取り揃えられています。価格帯は他社に比べると少々高めの設定ではありますが、切れ味を重視したい方にはおすすめのメーカーです。
刃の長さが200mmを超えるものがあり、より強力で長持ちする電工ニッパーをお求めであれば、クライン製のものを選ぶといいでしょう。
FUJIYA(フジ矢)
FUJIYA(フジ矢)は1923年創業、大阪府東大阪市に本社をおく老舗工具メーカーです。ペンチを選ぶ際に必ずといっていいほど名があがるメーカーですが、実は電工ニッパーにも定評があり、おすすめです。
「電工名人」シリーズは、最先端の研磨技術マイクロミラーブレード加工が施されています。この加工技術により、VVF線を覆う樹脂との摩擦を低減しスムーズな切れ味が実現。電工が求める使いやすさが詰まっているので、一度使っておきたいところ。切断面が綺麗に仕上がる電工ニッパーをお探しであればフジ矢がおすすめです。
KNIPEX(クニペックス)
KNIPEX(クニペックス)は1882年にドイツで創業した、世界的なプライヤー専業メーカーです。他社とは異なる形状や機能を備えたモデルが揃っており、人によっては使い心地がしっくりくることも。
できる限り少ない力で高い切断能力を発揮するニッパーをお探しであれば、最大で250mmサイズの強力型ニッパーを展開しているので、こちらがおすすめ。200mmより大きなものを探しているようであれば、クニペックスの製品を試すことをおすすめします。
室本鉄工株式会社 MERRY(メリー)
室本鉄工株式会社は、1927年創業の大阪府枚方市に本社を構える作業工具メーカーです。MERRY(メリー)とは作業工具ブランドのことを指し、同社の空気工具はnile(ナイル)と呼ばれています。
電工が必要とする200mmサイズの強力ニッパーを他社と比較すると、約1,000円~2,000円ほど安く買える点が魅力。使用頻度が高く傷ませるのが早い方は、買い替えも視野にメリーのニッパーを候補に入れてみてはいかがでしょう。
マルト長谷川工作所 KEIBA(ケイバ)
マルト長谷川工作所は、1947年創業の新潟県三条市に本社をおく手動工具メーカーです。
タミヤブランドのプラモデル用ニッパーをはじめ国内外のOEMを手がけていることで知られ、工具のブランド名はKEIBA(ケイバ)と呼ばれています。
「電工用薄刃ニッパー」という名の製品は切れ味に鋭さがあり、耐久性も抜群。シャープな切れ味を試したい方は一度使っておきたいところ。電工の細かな作業にもおすすめです。
TSUNODA(ツノダ)
TSUNODA(ツノダ)は1964年に創業した、新潟県燕市に本社がある作業工具が主力のメーカーです。
偏心テコを応用し、切断力を30%アップさせる高機能ツール「パワーシリーズ」の工具が有名で、これは支点から作用点までの距離を短くすることにより実現しました。
電工パワーニッパーは長さが160mm、200mmと使い勝手のいいものから、最大で225mmのものまで展開あり。大きめのものを使いたい場合はぜひお試しを。
価格は3,000円以内で手に入るモデルが多く、コスパも良好。サイズ違いで色々揃えておきたい時にも重宝するおすすめのメーカーです。
HOZAN(ホーザン)
1946年創業、大阪府大阪市浪速区に本社をおくHOZAN(ホーザン)は総合工具メーカーです。約3000種類以上もの幅広いアイテムを取り扱っており、電工ニッパーも複数種類があるのが特徴です。
強力ニッパーは163mmなど小さめのものが中心。他のメーカーに比べると安くで手に入るので、小さく小回りが効くようなニッパーが必要な際には覚えておくといいでしょう。
これから第二種電気工事士の試験を受ける方には欠かせない、技能試験工具セットもホーザンでは展開されています。試験の際にどこのメーカーのセットを買うか迷った時は、こちらのメーカーのものを買っておくと安心です。
まとめ
今回は電工ニッパーのおすすめメーカーを7社ご紹介しました!
今後も工具に関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
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