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エコツールのコラム集
COLUMN
2022.06.30

コードレス丸ノコのメリットと注意点とは?

DIYではいろいろな種類の工具を使いますが、特に丸ノコを使う機会は多く、DIYユーザーが購入するツールの中でも人気度が高いです。丸ノコは商品の選択肢が非常に多く、どれを選んだら良いか迷ってしまうという人も多いです。そこで、コードレスタイプに絞って、どんな商品にしたら良いかを解説していきます。コードレスにすることのメリットと注意点も合わせてチェックして、より使いやすいツールを見つける助けにすることができます。

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コードレス丸ノコの特徴

丸ノコのほとんどは電気で動かすもので、内部にモーターが内蔵されています。そのモーターで円形のチップソーを回して木材などを切断します。チップソーは高速回転をしますし、硬いものを切断しますのでパワーも必要です。そのため、他の電動工具と比べても電力消費や高い電圧を必要とするのが特徴です。

電動ですので、丸ノコの多くはコンセントにつないで使うコード式となっています。しかし、最近はコードレスタイプも多く出てきています。バッテリーを丸ノコに付けることで、コンセントにつながなくても動かせるわけです。バッテリーは通常取り外しすることができるようになっていて、専用の充電器に装着することで充電します。充電している間は丸ノコを使えないので、たいていは複数のバッテリーを用意して、片方を充電している時に別のバッテリーで作業することになります。

コードレス丸ノコのメリット

コードレスタイプのメリットとしては、やはりコンセントにつながなくて良いということでしょう。屋外での作業だと近くに電源がないこともありますので、コード式だと丸ノコが使えないですが、バッテリー式であれば場所に関係なく使用できます。また、コードがないので邪魔にならないという点もうれしいところです。長い木材をカットしている時などは、コードをよけながら切らないといけませんし、足やモノに引っかかってしまうこともあります。その点、コードレスタイプなら楽に作業ができます。

もう一つのメリットは、準備や片付けが楽になるということです。丸ノコのコードはたいてい結構長いので、作業を始める時にはコードをほどきコンセントに差す手間がかかりますし、終了後はきれいにコードをまとめることになります。コードレスであればそんな手間はなく、バッテリーを脱着するだけで済みます。また、コードの分のスペースが取られないので、収納ボックスに入れやすいというメリットもあります。

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コードレス丸ノコの注意点

気軽に使えて利便性の高いコードレス丸ノコですが、いくつかの注意点もあります。その一つが、パワー不足を感じることがあるという点です。バッテリーの電圧にもよりますが、どうしてもコンセントから直接電力を供給しているわけではないので、力が弱く木材の切断スピードが遅いことがあります。特にバッテリーが減ってきていたり、バッテリー寿命が近づいてきていたりするとその傾向が強くなります。

もう一つの注意点は、バッテリーの重さがかかるということです。丸ノコ本来の重さに加えてバッテリーの重量がかかりますので、手が疲れやすくなったり細かい動きを取りづらかったりすることもあります。装着パーツも含めて、コード式よりも1kg弱重くなるので負担がかかります。

さらに、バッテリーが切れたら使えないという基本的な点にも注意しましょう。しばらく丸ノコを使っていなかった場合など、事前に充電をしておかないとすぐに使えないことも出てきます。また、連続作業をしていて、バッテリー切れになったらその間作業はストップします。2個以上のバッテリーを用意しておくことで、バッテリー交換ができますが、充電性能によっては1つを充電している間に、作業している方のバッテリーが切れてしまうこともあります。

同じ性能であれば、コードレスタイプの方が価格が高くなるということも覚えておきましょう。バッテリーそのものや充電器の価格が上積みされるからです。その分、他のツールを購入したり、より性能の高いコード式の丸ノコが買えるかもしれないということを考えて選びましょう。

製品によって使い勝手や性能が大きく異なりますので、じっくりといろいろな商品を見比べて決めることが大事です。選ぶ際のポイントがいくつかありますので、まずはそれをチェックしてみましょう。

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バッテリーで選ぶ

コードレス丸ノコを選ぶ際のポイントとしては、まずバッテリーの電圧を見ましょう。インパクトドライバーなどよりもパワーが求められるため、丸ノコの場合は18Vもしくは36Vが主流となっています。価格の安いものとして、14.4Vの製品も出ていますが、作業のしやすさという点では劣ります。DIYを快適にするためにも、18V以上のものがおすすめです。36Vとなると業務用でも耐えられるパワーを持っていますが、まだそれほど商品の数が多くないことや価格が高いです。

充電機能にも注目して選びます。急速充電ができて作業の手を止めることがないものがベストです。また、インパクトドライバーなどでもバッテリーを使っているのであれば、同じメーカーのものにすることで充電器を使い回せることもあります。充電器だけでもそれなりの値段がしますし、収納スペースを取るので、兼用できるならその方が良いでしょう。

チップソーの外径で選ぶ

プロが使う一般的な丸ノコのチップソーは165mmの外径です。厚みのある木材でも一度でカットできますし、45度に刃を倒してのカットでも2×4材に対応できます。165mmより小さなソーとしては147mm、125mmなどがありますが、カットできる木材の範囲が狭くなってしまいます。作業の手間を考えると165mm対応の製品がおすすめです。

また、プロがよく使うということもあって、チップソーの選択肢が多いのも165mmです。価格のバリエーションもありますし、性能や仕上げのきれいさなどの幅もたくさんあるので、選びがいがあって作業の楽しさをより味わえます。

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機能で選ぶ

丸ノコの使いやすさやパワーと共に、機能性によっても左右されます。たとえば、木材を押し付ける部分であるベースの形状や素材によって正確さが変わってきます。精密なカットを求めるのであれば、精度の高い金属ベースが一番です。ベースプレートは精度に直接関係しますので、歪みが生じにくい補強加工がされているものがベストです。どうしても衝撃や落下などによってベースが歪んでしまうことがあるからです。その分全体が重くなってしまうのですが、より正確なカットを求めるためにはベースプレートがしっかりしているものが良いです。

また、前方にレーザーラインが照射されて、カットする線を示してくれる機能があると真っすぐ切りやすくなります。ベースに丸ノコ定規という真っすぐにカットするための器具もしくはガイドを付けられるものがおすすめです。さらに、集塵ができる吸い込み口が付いている製品もあります。室内で作業することが多いのであれば、掃除機を取り付けて木くずが飛散しないように集塵機能付きのものを選ぶのも良いです。

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まとめ

バッテリー駆動で動かすのがコードレス丸ノコです。コードが邪魔にならないことや、コンセントがないところでも作業できるなどのメリットがあります。十分なパワーがあるか、頑丈なベースプレートが取り付けられているか、使いやすい機能が備わっているかなどを見て製品を選ぶようにしましょう。より快適なDIYのためにこだわって選びたいものです。

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