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インパクトドライバーのビットの選び方についてまとめました。
インパクトドライバーを使うにあたってビットの選び方を詳しく知りたいという方向けに、形状や種類、サイズなどの決め方を解説します。
今回ご紹介した内容を確認しても尚選ぶのが難しい時はどうすればいいのかについても最後にご紹介しています。製品の購入に迷いがある時の参考にしてください。
インパクトドライバーは持ち手部分となる本体と組み合わせて、「ビット」と呼ばれるネジを締めたり緩めたりする先端の部品を取り付けることで、電動工具として使えるようになります。
しかし、いざインパクトドライバーを購入しようと選び始めた時に直面するのが種類の多さです。似たような形状でも少しずつ異なるビット、そしてそのビットと本体は組み合わせ可能なのかどうか?と色々なことに悩んでいる方は多いのではないかと思います。
そこでこの記事では、インパクトドライバーのビットの選び方について詳しく解説をします。次の項目からは、最も基本的な注目すべきポイントに焦点をあてました。気になる点があればぜひチェックしておいてください。
インパクトドライバーのビットの選び方について、まずは最も基本的な注目すべきポイントをご紹介します。
まずはビットの溝位置を把握しましょう。溝位置とはビットを横から見た場合に、取付根元から溝までの位置(ビットの端から溝の中央部までの長さ)のことを指します。国内の電動インパクトドライバーでは主に13mmのA規格タイプが主流ですが、海外メーカーの製品ではB規格の9.5mmや9mmが使用されることもあります。(ビットピースを取り付けると13mmに取り付けることも可能)実店舗ではA規格が主流のため、あまり気にする必要はありませんが、より選択肢が豊富なネットで買う場合などは気をつけましょう。
近年、ネットでノーブランドのビットが気軽に手に入るようになりましたが、作業を進めていく中で簡単に折れたり欠けたりするトラブルが起こりがちです。国内では独自の技術と品質を持つ有名なメーカーがいくつも存在するため、そういった国内メーカーのビットを選んでおけば間違いないでしょう。
有名な国内メーカーの例:兼古製作所(アネックス)、京都機械工具 (KTC)、新亀製作所(サンフラッグ)、日立工機 (HiKOKI)、VESSEL(ベッセル)、Makita(マキタ)など
インパクトドライバーのビットの選び方の中でも、形状と仕様についてご紹介。形状や仕様が変わると、作業のしやすさに影響します。
両端が使えるタイプのビットです。両方とも同じプラスでサイズが違うもの、プラスとマイナスで種類が異なるものなどがあります。1本で2パターンの使い方ができるので、少ない本数でも用途の幅が広がります。ただし、先端が欠けたビットをインパクトドライバー本体側に装着すると、抜けなくなることがあるため注意が必要です。
ネジ頭が見やすいよう、先端部が細く加工されているビットです。狭い場所の作業や、小さなネジ留めを行う時などに活躍します。
スリムビットと同様、ネジ頭が見やすいように軸部分が細くなったビットです。狭い場所で作業を行う際にはあると便利。ただし軸が細いぶん、少し折れやすい傾向があります。
ビットの中央部に細い部分を設けることで、ネジ締め時の衝撃を軽減できるビットです。これによりインパクトドライバーの打ち込み時にビットの先端とネジ頭を傷めにくくして、ビット折れを防ぎます。折れに悩まされている場合にはこちらがおすすめ。
カムアウトといって、ネジ穴からビットが浮き上がる現象を抑える先端部形状を持つビットがあります。ネジ穴を潰す可能性が低減できるので、作業効率が上がるでしょう。
六角ビットの先端部分をボール状に加工することにより、斜めからの作業ができるビットです。狭い場所での作業効率が上がります。
軸部分にバネが付いており、スリーブを引くとバネの力でビットが飛び出す仕様のものです。ビット交換を効率よく行いたいシーンで活躍します。
ビットにマグネットが付いており、小さなネジでも落とすことなく作業ができる優れものです。全ての作業にこのビットを使えばいいのではないかというとそうではなく、マグネットがない方が手早く次の作業に移れるようなシーンもあるため、マグネットなしの通常のビットも持っておくことをおすすめします。
インパクトドライバーは本来、軸が六角形になった六角軸のビットしか取り付けることができません。しかし販売されている商品を見ると、軸が丸の形状になったビットが売られています。この丸軸ビットを取り付けるには、「ドリルチャックアタッチメント」を使いましょう。これにより、丸軸ビットも取り付け可能です。
インパクトドライバーのビットの選び方の中でも、六角6.35軸のビットにおける種類とサイズについて解説します。
インパクトドライバーのビットは、ほとんどが6.35mmの六角軸タイプで統一されていることから、メーカーが違っても規格が合えば組み合わせて使うことができます。その中でも、先端の種類やサイズの展開、見方についてご紹介しましょう。
一般的なネジ締めに使われる、先端がプラスの形状をしたビットです。サイズはNo.1〜No.3まであり、No.1が最も細く、No.3が最も太くなっています。主要な工具メーカーのインパクトドライバーに付属しているビットはNo.2のものが多く、No.1の規格に合ったネジもよくあります。
マイナスビットもプラスビット同様、一般的なネジ締めに使われます。先端がマイナスの形状になっており、古い家具や電気製品などでよく見られます。マイナスビットのサイズは、先端の太さ×長さで表記される。もしくは、番号で表示されるものもあります。一般的には5mmから10mmの幅がよく使われますが、ネジの幅に合わせて選びましょう。
四角ビットは別名スクエアビットとも呼ばれ、先端が正方形になっているのが特徴です。サッシや耐震金物などに使われており、サイズはSQで表されます。
六角ビットは六角穴付きのネジ用ビットで、ヘックスやヘキサゴンとも呼ばれます。先端の形が六角形になっており、金属加工の組み立て、バイクや自転車などに使われています。サイズはHや刃先径で表記されるものがあります。
トルクスビットは六角星型の形状をしたトルクスネジ用のビットです。へクスローブビットとも呼ばれており、高トルクが必要な精密機械などに使用されています。
今回この記事ではインパクトドライバーのビットの選び方についてご紹介してきましたが、それでもビットを選ぶのが難しい、決められない時はどうすればいいのか?いくつか案をご紹介するので、必要なビットが用意できるようにしましょう!
どのような作業にビットを使う必要があるのかを明確にしましょう。作業するネジが既に決まっているようであれば、『六角6.35軸のビットにおける種類とサイズ』項目でご紹介した、プラスなのかマイナスなのかといった種類とサイズで製品を選んでいきます。インパクトドライバーの本体に有名なメーカーのモデルを選んでおくと、同じメーカー内で大抵のビットは見つかります。
店頭で店員に相談して決める方法もあります。この場合、一般的なホームセンターでも問題ありませんが、できれば工具を専門的に取り扱う店であった方が相談がしやすいでしょう。
とりあえずインパクトドライバーとビットがセットになったモデルを購入するのも手です。その際に、いきなり電源を入れて回してしまうのではなく、電源を切った状態でサイズ感などを確認してみると失敗を防ぐことが可能です。使っていくうちに、「もう少しこんなビットがあれば」という感覚が掴めてくるので、その時にあらためて追加でビットを購入していくといいでしょう。
今回はインパクトドライバーのビットの選び方についてまとめました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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