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エンジンウェルダーとは?選び方や使い方、おすすめモデルも2種類ご紹介します。
エンジンウェルダーとは何なのか知りたい、溶接機にまつわる基礎知識が知りたいという方向けに、選び方や使い方をはじめ、おすすめメーカーのモデルも厳選しました。
購入するほどではないけれど、使いたい時に便利な中古モデルの購入のことや、レンタルサービスの利用のことについても触れています。必要な情報があれば参考にしてください。
エンジンウェルダーとは、鉄やステンレスなどの溶接を行う際に使用する「エンジン式溶接機」のことで、「ウェルダー」とも呼ばれています。エンジンを利用して発電するため、電源の確保が難しい屋外の工事現場でも使用できるメリットがあります。
職業としては主に建設作業員・配管工・メンテナンス技術者・造船業者などが使用しており、DIYでも使われることがある道具です。ただし安全に作業を行う必要があるため、一定の知識と技術が必要です。(業務で使用する場合はアーク溶接特別教育やガス溶接技能講習といった、溶接作業に関する資格が求められることがあります)
見た目は発電機によく似ていますが、発電機は電気機器を動かすための電力を生成することに特化しているのに対し、エンジンウェルダーとは発電機の機能に加えて溶接機能を持っているという特徴があります。
このエンジンウェルダーとは、溶接の種類に応じたモデルを選ぶ必要があります。次の項目では、エンジンウェルダーの選び方について解説しましょう。
エンジンウェルダーの選び方についてご紹介。
エンジンウェルダーとは、溶接の種類によって使う機械が変わります。一般的なスティック溶接として知られるアーク溶接(SMAW)や、より精密な溶接が必要な場合に使われるTIG溶接(GTAW)。他にも、ワイヤーフィード機能が追加されたMIG/MAG溶接(GMAW)、フラックスコアワイヤーを使用したフラックスコア溶接(FCAW)などがあります。必ず作業内容に合った機械を選ぶようにしましょう。
溶接に必要な電流量を確認した上で、それに対応したモデルを選ぶ必要があります。薄い金属の溶接などを行う軽作業であれば100A〜200A程度の出力モデルを、厚い金属を溶接する場合は高出力である300A以上の出力が求められます。
使用燃料には「ガソリン仕様」と「ディーゼル仕様」の2種類があります。ガソリンは小型且つ軽量で、移動がしやすく、使用目的や場所に合わせて選びやすいメリットがあります。一方でディーゼル仕様はランニングコストが安いのが特徴です。燃料タンクが大容量で使用場所が決まっていたり、長期的に使用する場合に向いています。
一部のエンジンウェルダーでは、発電機として使えるなど複数の機能が備わったモデルがあります。必要に応じてこれらの追加機能もチェックしておくといいでしょう。
大きく重い製品が多いため、移動するの時のことを視野に入れて、キャスターが付いたモデルを選んでおくと便利です。
エンジンウェルダーの基本的な使い方について解説します。
エンジンウェルダーを安全に取り扱うために、必ず保護具を装着して作業を行いましょう。電気性眼炎を防ぐ「遮光溶接面」、手を守る「溶接用手袋」や「耐熱エプロン」、「安全靴」を身に着けて身体を守りましょう。「防塵マスク」も装着して呼吸器を守り、「耳栓」または「イヤーマフ」を使うとエンジンの騒音から耳を保護することに役立ちます。
まずはエンジンを始動させましょう。セルスターターによる始動か、リコイルスターターによる始動モデルかにより、手順がやや異なります。また、製品により操作方法が異なる部分もあるため、取扱い説明書も併せて確認してください。
ブレーカーがオフ状態であることを確認したら、燃料コックを開けてスローダウンスイッチをオフにしましょう。チョークを引いた状態でスタータースイッチを始動すると、セルモーターが起動してエンジンが始動します。エンジンが始動したらスタータースイッチから手を離して、チョークを元の位置に戻しましょう。そのあと、約5分間ほど暖機運転を行います。
ブレーカーがオフ状態であることを確認し、燃料コックを開けてスローダウンスイッチをオフにします。チョークを引いた状態でスタータースイッチを運転にして、リコイルノブの圧縮点までゆっくり引いたら、一度元に戻した上で一気に引きます。エンジンが始動したら、ゆっくりチョークを戻しましょう。
使用を終えたら、エンジンを停止させます。ブレーカーをオフにしてスローダウンスイッチをONにしてください。3分間ほど冷気運転を行ったあと、スタータースイッチを停止します。エンジン停止を確認したら、燃料コックを閉めましょう。
溶接作業に入ります。溶接する対象物にマイナス電流を流すため、アースグリップを挟みます。溶接棒の先端をスタート位置に置いたら、スイッチを押して電気火花(アーク)を出しましょう。進行方向に対して45〜60°ほど溶接棒を傾けて動かしながら使用していきます。
エンジンウェルダーを使う時の注意点について解説。
エンジンウェルダーとは屋外で使用するものですが、雨や雪が降る中で使用すると感電のリスクや機械トラブルが起こる可能性が高まります。雨や雪が降ってきた場合は軒下に移動するなどして、エンジンウェルダーに直接雨水がかからないようにしましょう。
エンジンウェルダーとは使用頻度やメンテナンスにより耐用年数が異なりますが、一般的には5年〜10年程度とされています。エンジンの寿命を延ばすためには定期的なオイル交換を行い、エアフィルターや燃料フィルターの清掃を行うことが重要です。また、使用しないときは湿気から本体を守るために、乾燥した場所で保管するようにします。
修理が必要になった際には、製品のメーカーに問い合わせてみましょう。見積り金額を聞いた上で、新しいモデルを購入するかどうかを検討することができます。
エンジンウェルダーを少し使いたいけれど、買うほどではない。そんな時はレンタルサービスを利用するべきか、中古品を買うべきか、どちらにすべきか悩むのではないかと思います。この場合、使用回数や頻度に応じて決めるといいでしょう。
使用頻度が高い場合は、新品で購入することをおすすめします。使用頻度が高いとまではいかないけれど、定期的に使うようであれば、中古品を購入するのもアリです。中古品を購入するのと同等くらいのサービスとして、リースを利用する方法もあります。
レンタルサービスでは1日単位でレンタル料金が発生するので、ほんの数日間使用する場合におすすめです。ネットで「エンジンウェルダー レンタル」と検索をすれば、エンジンウェルダーのレンタル店の情報を見つけることができます。
エンジンウェルダーのおすすめ人気メーカーのモデルを2種類ご紹介。
エンジンウェルダーのメーカーの中でも特に人気があるやまびこ新ダイワの製品です。エコ機能が付いた発電機兼用溶接機で、溶接と発電の両方を行うことができる便利なモデル。ガソリンを燃料としており、溶接時の連続運転時間は約9時間、発電時の連続運転時間は約5.2時間と作業をスムーズに進めたい現場で活躍します。
ガソリンエンジンを採用したデンヨーのエンジンウェルダーです。省エネ機能を搭載していることに加え、自動アイドリングストップ機能も装備。燃料コストを約47%削減できるほか、eモード搭載により、低騒音且つ低燃費を実現したモデルです。高性能インバータを搭載しており、溶接と交流電源の同時使用が可能です。
今回はエンジンウェルダーとは?選び方や使い方を紹介しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!
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