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エコツールのコラム集
COLUMN
2024.09.13

かくはん機とは?選び方や使い方について解説

かくはん機とは何なのか?選び方や使い方について解説します。
かくはん機とは何か詳しく知りたい。どんな用途があるのかなど、これから購入したり使う予定がある方向けに必要な情報をまとめました。
新しく製品を買うことはもちろん、手持ちの電動工具にアタッチメントを取り付けることもできる道具なので、工場や建築現場などで使う際はもちろん趣味のDIYで使用したい場合にも参考にしてください。

かくはん機とは?

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かくはん機とは、固体と液体・固体と気体・固体と固体など異なる物質同士を均一に混ぜ合わせるための機器です。かくはん(攪拌)とは、かき回したりかき混ぜることを指します。身近なものでいえば、調理の過程で使うキッチン用品の電動泡だて器や、ミキサーといったものもかくはん機と呼ばれることがあります。

今回ご紹介するかくはん機とは、工場や建築現場などで素材を混ぜ合わせる際に使うものです。工場であれば医薬品・食品・化学物質などを混ぜたり、建築現場であればコンクリートやモルタルなどを混ぜる際には必須です。最近ではDIYで使われる機会が増え、それこそモルタルを作る時に使ったり塗料を混ぜるといった使い道もあり、ご自宅でも活躍します。

手作業で行うには大変な量を混ぜる際や、しっかり混ぜているつもりでも端の方に溜まってしまいがちな物質も、機械の力を借りることで均一に整えられる点にかくはん機を使うメリットがあります。

そんなかくはん機ですが、いざ製品を購入するとなれば本体の種類をはじめ、羽根の種類の多さからどれを選べばいいのか迷ってしまうはずです。次の項目ではかくはん機の選び方についてご紹介するので、ご自身の作業内容に合ったモデルが見つけられるよう下調べをしておいてください!

かくはん機の選び方

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かくはん機とは何なのかを把握できたら、今度は選び方をチェックしておきましょう。
※手動でかくはんする道具もありますが、今回は電動式のかくはん機について選定方法をご紹介します

かくはん機かアタッチメントか

かくはん機とは、製品として売られているものはもちろん、インパクトドライバーや電動ドリルといった電動工具にアタッチメントを取り付けることでかくはん機として使えるものも存在します。DIYで少し使いたい、電動工具を持っているという方であれば、アタッチメントを買うことも検討してみてはいかがでしょう。

本体のサイズ

かくはん機は、小型のものから大型のものまでさまざまなサイズの製品があります。ネット通販サイトで製品を見た時点でサイズ感の違いがわかると思いますが、大型のものは業務用として使う場合がほとんどです。DIY用としてご自宅で使う場合は、片手で持てるような小型の製品を選びましょう。

ハンディタイプかスタンドタイプか

かくはん機は、手で持って使うハンディタイプか、卓上に置いて使うスタンドタイプがあります。コンクリートやモルタルづくりなどのDIYにはたっぷりの量が混ぜられるハンディタイプがおすすめですが、少量の塗料を混ぜたい時など小規模のかくはんには、スタンドタイプも便利でおすすめです。

駆動方式を確認

駆動方式を確認しておきましょう。かくはん機は電気モーター式のものとエアモーター式のものがあります。

電気モーター式は、家電と同じようにコンセントに挿して使用できる場合が多く、取り扱いが簡単です。回転速度やトルクの調整も可能ですが、やや重く、ほとんどのモデルが防爆エリアでは使用できません。DIYなどで気軽に使用するなら、電気モーター式がコスパよくおすすめです。

エアモーター式は、空気の力でモーターを動かし回転力を生み出しているのが特徴。火花が散るような危険性がありません。ただしエアー供給設備(コンプレッサー・配管等)などがなければ使えないので、別途用意が必要です。防爆エリアや粉塵が多い場所で使用する際は、必ずエアモーター式を選びましょう。

回転数と仕上がり粘度

かくはんする物質が「低粘度」か「高粘度」かを判断した上で、回転数を確認します。「低粘度」のものであれば高速回転、「高粘度」のものであれば低速回転を選びます。回転数は機種ごとに異なるため、数値を確認しましょう。

回転数 [rpm]・対応できる粘度 [mPa・s]

  • 高粘度:5~300・10000以上まで対応可能(水飴くらいの粘度)
  • 中高粘度:10~600・10000以下(マヨネーズくらいの粘度)
  • 中低粘度:20~1200・2000以下(トンカツソースくらいの粘度)
  • 低粘度:50~3000・10以下(水くらいの粘度)

※食品濃度の目安はイメージ程度で、実際には数値を確認しながら製品を選んでください

有名なメーカーの製品であるかどうか

かくはん機で有名且つ人気のメーカーといえば、makita(マキタ)・Kyocera(京セラ)・HiKOKI(ハイコーキ)・佐竹などが挙げられます。今やネット通販サイトを見るとノーブランドの製品もたくさん買えますが、有名なメーカーの製品を選んでおくと保証内容が充実していることが多く、購入後も安心して使えます。

羽根の種類

かくはん機にセットする羽根にはさまざまな種類があります。低粘度域で用いられるのは、最も一般的なプロペラ型をしたプロペラ翼にはじまり、タービン翼やパドル翼があります。高粘度域ではアンカー翼やリボン翼が主です。粘度に合わせて羽根もついてくる場合がほとんどですが、電動工具に取り付けるアタッチメントを選ぶ必要がある場合には参考にしてください。

かくはん機の基本的な使い方

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かくはん機の基本的な使い方をご紹介。

1,準備を行う

かくはん機を使用するための準備を行いましょう。作業は安全第一です。保護メガネや手袋を必ず着用し、かくはん機の各部品が正しく取り付けられていることを確認してください。かくはんする材料を容器に入れます。

2,かくはん機の設定

次にかくはん機の設定を行います。回転数やトルクを材料の粘度に合わせて設定してください。

3,かくはんを開始

かくはん機の電源を入れ、ゆっくりと材料にミキシング用の羽根を浸していきます。材料が飛び散らないよう、はじめは低速でかくはんを開始し、徐々に速度を上げるのがコツです。均一にかくはんされるよう、上下左右にゆっくり動かします。そのまま仕上げまで混ぜていきます。

4,作業の終了

かくはんできたら、かくはん機の電源を切って作業を終了しましょう。かくはん機と羽根はきれいに洗浄を行い、しっかり乾燥させてから保管しておきます。

説明書について

上記でご紹介した使い方はあくまで基本的なもので、製品ごとにやや異なる部分があります。製品を購入した際に付属する、説明書も確認した上で正しく使用するようにしてください。説明書を紛失してしまった場合は、製品型番をネット上で検索すると電子説明書が見れることがあるため、そちらをチェックするといいでしょう。

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かくはん機を使う時の注意点

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かくはん機を使う時の注意点をご紹介。

空運転を行わない

かくはん機における空運転とは、容器に材料が入っていない状態で運転することを指します。これはかくはん機にとって危険な状態で、液体がなければモーターや軸、軸受などの部位に大きな負荷がかかります。結果、故障に繋がる恐れがあるため、運転前に必ず容器が材料で十分に満たされているかどうかを確認してください。

作業場所に他の人がいないかどうかを確認する

かくはん機は回転する機器ということもあり、作業場所に他の人が入ってくるようなことがあれば危険を伴います。特に子どもやペットなどがいない場所で作業を行うことと、作業場所に来ないよう、注意を促しておきましょう。

かくはん機はどこで買える?レンタルサービスについても

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かくはん機とは何なのかについて解説してきましたが、最後にどこで買えるのかについて。また、レンタルサービスのことについてもご紹介します。

かくはん機はどこで買える?

かくはん機はどこで買えるのかというと、主にホームセンターや工具専門店などで手に入ります。ホームセンターが運営するサイトやamazonなどのネット通販サイトであれば、豊富な品の中から必要なモデルが見つけられるので、ネットの利用もおすすめです。

かくはん機は中古で買うのもおすすめ

かくはん機は使用頻度の少なさなどから、中古販売店で購入する人が多い傾向にあります。特にDIYの場合、他にも色々と道具を揃えていると費用がかさむことがあるため、中古販売店で買うのもいいでしょう。有名なメーカーの使いやすいモデルが、手頃な価格で手に入る可能性があります。

レンタルサービスもあり

1度だけ使用したいなど、本当に使用回数が限られている。もしくは色々使ってから買うモデルを決めたい場合などは、レンタルサービスの利用もおすすめです。工具類のレンタルを専門的に行うサービスがネットで見つけられるのはもちろん、お近くのホームセンターでかくはん機のレンタルサービスを行っていることもあるため、そちらもぜひチェックしてみてください!

まとめ

今回はかくはん機とは何なのか?選び方や使い方について解説しました!
今後も工具に関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!

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