発電機のエンジンがかからない時の原因と対処法7選
発電機のエンジンがかからない時の原因と対処法を7パターンご紹介します。
発電機を使おうとしたらエンジンがかからないことに気付き困っている。なぜそうなってしまったのか?原因を元に対処法を詳しく解説します。
故障が判明した時の修理の出し方や修理代のこと、古くなったモデルの処分方法についてもまとめているので、気になる情報があれば確認しておいてください。
発電機とは
発電機とは何なのか簡単に解説をすると、燃料を使ってエンジンを稼働させ、装置内のコイルや磁石を回転させることで電気を作り出す機器です。よく似たものにポータブル電源がありますが、ポータブル電源は電気を蓄えておくもので、発電機は最初から電気を作り出すことが可能である点に違いがあります。
また、発電機は安定してパワフルな電力を持つことから、レジャーや災害時などいざという場面でも重宝されています。
そんな発電機ですが、久しぶりに稼働させようとしたところ、エンジンがかからないトラブルに直面することがあります。考えられる原因はいくつかあり、正しい対処法をすれば通常通りエンジンがかかる可能性があります。故障だと決めてしまう前に、まずはできる限りのことをチェックし試しておきましょう。次の項目からは早速、発電機のエンジンがかからない時の原因と対処法について解説します。お手持ちの発電機の様子と照らし合わせてみてください。
発電機のエンジンがかからない時の原因と対処法7選
発電機のエンジンがかからない時に考えられる原因と対処法を7パターン解説します。パーツを分解したり発電機の燃料に触れる場合は、耐油手袋などをはめて素手で触らないよう作業を行うようにしてください。
エンジンスイッチが入っているかどうか
まずはエンジンスイッチを確認しましょう。エンジンスイッチがSTOP状態になっていると始動できません。スイッチをONに切り替えてください。交流スイッチを装備したモデルもありますが、交流スイッチは発電機を始動させるためのものではないので、再確認しましょう。
エンジンのかけ方を確認
購入してから初めて発電機を始動する時は、すべての始動系統に燃料が供給されるまで、数回リコイルスタータハンドルを引いて様子を見る必要があります。リコイルスタータハンドルを数回引いてもエンジンが始動しない時は、チョークノブを戻してからリコイルスタータハンドルを引くことで解決する可能性があります。
エンジンオイルは規定量入っているかどうか
エンジンオイルとは、各パーツの保護や性能を引き出す役割を備えています。このエンジンオイルが一定量より少なくなると、エンジンの焼き付き防止のために警告装置が作動し、自動的にエンジンが停止して再始動できなくなります。燃料を規定量まで補充すると、再始動できます。
燃料が入っているかどうか・キャブレターが詰まっていないかどうか
燃料が入っているかどうかを確認しましょう。入っていなければ始動させることはできません。また、発電機を長期間使用していない場合は劣化している可能性があります。ガソリンを燃料として発電させるタイプであれば、使わない間は燃料タンクを空にしておくことが推奨されています。ガソリンを抜く、もしくは発電させてガソリンを使い切るようにしましょう。
発電機のエンジンがかからない原因に多い例として、キャブレターが詰まっていることも考えられます。キャブレターは定期的に取り外して、洗浄することが大切。「キャブレタークリーナー」といって、汚れを簡単に落とすことができるクリーナーが売られています。こちらを使うと作業がラクに済ませられるので、ぜひ使ってみてください。
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プラグの確認
念のためにプラグも確認しておきましょう。プラグにトラブルがある場合、交換すると動き出す例があります。最終手段として交換してみるのもひとつの手でしょう。プラグはホームセンターやネット通販サイトで取扱いがあり、300~1,000円前後で手に入ります。予備のプラグを持っておくことはなかなか難しいと思いますが、防災用として使う場合などいざという時のことを考えると、予備のものをひとつ持っておくと安心です。
エアークリーナーが汚れている
発電機ではエアークリーナーが汚れているとうまくエンジンがかからなかったり、エンジンが安定しないことがあります。そんな時は掃除を行いましょう。ろ過部であるウレタンを取り外して、洗油もしくは水で薄めた中性洗剤を使って、汚れを落とします。汚れが落とせたら、フィルターに残っている洗い油を取り除いて乾かします。フィルターがしっかり乾いたら、エンジンオイルを含ませて軽く絞って掃除の完了です。
エアークリーナーカバーを外した際、中に紙製のろ過部が付属していますが、こちらは紙製なので汚れた場合は再利用ができません。メーカーに問い合わせ、新しいものと交換しましょう。
バッテリーは使える状態かどうか
発電機のエンジンがかからない原因のひとつに、バッテリーが使える状態であるかどうかについても確認しておく必要があります。バッテリーのスイッチが入っているかどうかを確認したら、次は今使っているバッテリーを何年使用しているか思い出しましょう。交換の目安は5~7年です。気候・天候・保存状態により交換年数は異なるものの、およそこれくらいの年数を超えると、寿命を迎えている可能性があります。古くなると液漏れする恐れがあるため注意が必要です。
発電機用の新しいバッテリーはメーカーに問い合わせることで取り寄せや交換が可能ですが、手配をするのに時間を要することがあります。いざという時に確実に使えるよう、一定の年数がきたら前もって取り替えるように決めておくといいでしょう。
発電機が故障した時はどうすればいい?
ここまでご紹介した対処法を試しても、発電機のエンジンがかからない時は、故障している可能性を視野に入れましょう。
発電機が故障していると思った時は
買ったばかりの発電機であるにも関わらず、エンジンがかからないようであれば、早めにメーカーに相談しましょう。購入から1年以内の自然故障に限り、メーカー保証で直してもらえる可能性があります。(※購入日が確認できるレシートなどがなければメーカー保証を受けることはできません)
まずはメーカーのホームページを開き、どのような方法で相談するかを確認します。メールや電話で相談する方法が一般的で、忙しくなかなか連絡が取れそうにない場合などは、迷わずメールから相談することをおすすめします。製品型番、購入日や購入場所を記載して連絡を取ってください。
購入から1年以上経っている発電機について
購入から1年以上経っているようであれば、メーカー以外に電気製品の修理サービスを行う業者へ依頼する方法もあります。見積り依頼を出し、費用を聞いた上でどこへ依頼するかを決めるといいでしょう。
修理費用を聞いて、費用が高価であれば新しい製品へ買い替えた方がお得になることもあります。特に古い製品は修理を受け付けていないこともあるため、そんな場合は買い替えも検討しましょう。
発電機の処分方法について
故障や買い替えの都合で、不要になった発電機が手元にある場合の処分方法についてご紹介します。処分方法にはいくつかパターンがあるので、依頼しやすい方法を選びましょう。
メーカーや販売店の引き取りサービスを利用する
発電機を買い替えるようであれば、購入した店舗で引き取ってもらえることがあります。基本的には引き取り費用がかかるものの、手間はあまりかからないのでラクに済ませられます。
自治体の粗大ゴミに出す
お住まいの自治体の指示に従い、粗大ゴミとして出す方法です。この方法は自治体により手順が異なるので、年に一度渡される粗大ゴミの扱いに関する書類などを確認してください。詳しい内容は、ネットでも確認可能です。「お住まいの地域+粗大ゴミ」などで検索をすると、関連ページがすぐに閲覧できるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して、回収してもらう方法もあります。業者に自宅に来てもらう方法、自ら業者へ持ち込む方法どちらもあるため、可能な方を選びましょう。注意しておきたいのが、回収にどれくらいの費用を要するかです。見積もってもらえる業者を基準に、費用を聞いた上で取引を行ってください。
買取店へ売る・フリマアプリ・オークション
今回はエンジンがかからない発電機のことについて触れてきましたが、通常通り使える発電機で、且つ不要なモデルがあれば買取店へ売る・フリマアプリ・オークションで取引が可能です。
買取店へ売る方法であれば査定して買取金額を受け取ることができ、フリマアプリやオークションであれば、売れたら売上金額を受け取ることができます。特に買取店へ売る方法に関しては、査定が済んだらそのまま査定金額を受け取る取引へ進むので、やり取りがスムーズです。通常通り使える発電機があれば、買取サービスの利用も検討してみてください!
まとめ
今回は、発電機のエンジンがかからない時の原因と対処法を7パターン紹介しました。
発電機はエンジンがかからないトラブルに直面した時、正しい対処法をすればエンジンがかかる可能性があります。
故障だと決めてしまう前に、お手持ちの発電機の様子と照らし合わせて、このコラムで紹介した対処法を試してみてください!
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