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エコツールのコラム集
COLUMN
2024.06.24

土間鏝の選び方とおすすめの人気メーカーも紹介

土間鏝の選び方とおすすめの人気メーカーについてもご紹介します。
土間鏝の選び方がわからないという方向けに、数種類ある素材や形状違いの製品を元に、使い分けや決め手を解説します。
モルタルやコンクリートのならし用に、プロの左官職人はもちろんDIYとしても、この記事を参考に道具を選んでください。

土間鏝とは

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土間鏝とは、床面に施工するコンクリートの「土間打ち」に使う鏝のことを指します。鏝の読み方は「コテ」で、主にモルタルやコンクリートといった建築材料を流し込んだ後、仕上げに表面をならす際に使う道具です。金属製の板に持ち手がついており、いわゆる服のシワを伸ばす「アイロン」のようなイメージのものです。

土間鏝といえばかつてはプロの左官職人が使うのが一般的でしたが、近年ではDIYの需要も増え、趣味を楽しむ目的でも親しまれるようになりつつあります。

そんな土間鏝ですが、いざ購入しようと売り場を見たりネット通販サイトで検索をすると、その種類の多さから選び方がわからず困ることもあるのではないでしょうか。素材や形状の違いに注目しながら、次の項目からは実際に土間鏝の選び方や使い分け方法などを解説していきます。鏝の製品選びに活用してください!

※土間打ち用の鏝には電動タイプのものもありますが、今回は手仕事で使う道具の選び方に絞ってご紹介します

土間鏝の選び方

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土間鏝の選び方について解説します。土間鏝は材質や形の種類が非常に多く、数えるときりがありません。基本的にひとつの鏝で全てを仕上げようとはせず、左官職人は何十本もの鏝を場所や仕上がり具合を見ながら使い分けています。DIY初心者でも、できれば2~3本は選んでおきたいところ。ここでは3つの選び方をご紹介しましょう。

1,種類で選ぶ

土間鏝の選び方について、まずは種類を把握しておきましょう。ここでいう種類とは、形状や仕上がりのことを指します。

中塗鏝
土間鏝の中でも特によく使われているのが中塗鏝です。鏝台の先が尖った形状をしており、中塗りから荒仕上げまで幅広く使われています。鉄・ステンレス・プラスチックとさまざまな素材の展開もあり、DIYであればこのタイプのものをひとつ持っておくと重宝するでしょう。

角鏝
角鏝は鏝台が平らで長方形になっており、持つと重みが感じられるのが特徴。床面をはじめ平滑な広い面積の壁など、主に押さえ仕上げのときに使われています。

レンガ鏝
レンガ鏝は、葉っぱや桃のような特徴的な形をしています。レンガやブロックを積む作業に使われており、モルタルをすくう・かき混ぜる・塗る・ならすなど、あらゆる用途に使うことが可能。DIYであればこちらがひとつあると、あらゆる用途で使えて便利です。

ブロック鏝
ブロック鏝はブロックを積む作業に活躍するコテです。細長い三角形の形状をしており、ブロックの穴にモルタルを流し入れる際に役立ちます。鏝台が平面になったタイプと、少し曲げられたタイプ(スコップ型)の2パターンがあるので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

面引鏝
面引鏝(めんびきごて)は、外側へVの字に曲がった鏝です。出隅(二つの壁が外向きに出合ってできる角の部分)の仕上げに使うもので、Vの字の部分はさまざまな角度のものが展開されています。また、角度のついた山にアールのついたものは内丸面引き、直角が出ているものは内角面引きと言います。

切付面引き鏝
切付面引き鏝(きりつけめんびきごて)は、面引鏝とは逆に内側へVの字に曲がった鏝です。入隅(二つの壁が内向きに出合ってできる角の部分)の仕上げに使われ、こちらもさまざまな角度のものが展開されています。角度のついた山にアールがついたものは外丸面引き、ついておらず直角が出たものは切付面引きと呼ばれています。

目地鏝
タイルやレンガ、ブロックを施工する際の目地仕上げに使うのが目地鏝(めじごて)です。目地の太さに合わせてサイズを選びます。

柳刃鏝
柳刃鏝(やなぎばごて)は、細かな作業に適しています。首が鏝の根元についていることから、狭い場所に鏝先を運ぶことができるのも特徴。手の届きにくいところへ使用する際にも活用します。

鶴首鏝
鶴首鏝(つるくびごて)は、柳刃鏝と同様に狭いところで使用するのに向いた鏝です。鶴の首のような形をしていることから、この名がついたと言われています。

櫛目鏝
櫛目鏝(くしめごて)は、角鏝をベースに片側のみに櫛のようなギザギザが施された鏝です。次の塗り工程の接着をよくするために、あらかじめ縞状の模様をつけるために使用するのが主な用途。タイル仕上げの際に、接着剤を塗る場合などに活躍します。

2,素材で選ぶ

土間鏝と聞くと鏝台が金属製でもち手がついたようなものを思い浮かべがちですが、今やさまざまな素材の鏝があります。道具の素材が変わると仕上がりも変わってくるので、できればいくつか試しておきたいものです。

金鏝
金鏝は金属でできた鏝で、土間鏝といえばこの金属製のものが定番です。平面を凸凹のないきれいな状態へならすために使われます。この仕上げ方法のことを「金ゴテ仕上げ」と呼び、素材には強度のあるステンレス製をはじめ、スウェーデン鋼などが使われます。

プラ鏝
プラ鏝とはプラスチック素材でできた鏝のことです。木鏝と同じような使い方に適しており、軽くて持ちやすく、素材も丈夫です。DIY用にもおすすめ。

マグネシウム鏝
マグネシウム鏝はプラスチック鏝よりも更に軽く、丈夫で長持ちというメリットを備えています。ガタツキなく安定性があり滑りが良いため、手早く作業を進めたい時に向いています。もちろんDIY用にもぴったりです。

木鏝
素材が木でできた鏝です。ヒノキでできたものが多く、材料が付着して垂れにくいメリットから、漆喰など壁土を塗る際におすすめです。床にコンクリートを施す時に使うと、砂利が沈んで綺麗な仕上がりに期待できるのも木でできた鏝ならではです。

ゴム鏝
ゴム鏝は、鏝台がゴム製の鏝です。タイルの目地埋めにゴム鏝を使うと、タイルを傷つける心配なく作業が進められます。

3,手入れのしやすさに注目

土間鏝の選び方のひとつとして、手入れのしやすさにも注目しましょう。建築材料が土間鏝についたら、早い段階で洗い流さなければ硬化して取れなくなってしまいます。特に金属製の鏝は丈夫で長持ちする特徴がありますが、置き場所には気をつけなければなりません。

金属製の鏝で注意すべき点は「もらいサビ」といって、他で発生した錆が移ってしまうことです。使い終えたら綺麗にしてよく乾かし、専用の収納ケースに収めるようにしましょう。DIY用に鏝を揃えるにあたり、そういった手入れが苦手であれば、プラスチック製のものなどを選んでおくのも手です。プラスチック製の土間鏝は安く手に入るため、初心者にもおすすめです。

土間鏝を販売するおすすめの人気メーカー3選

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土間鏝を販売するおすすめの人気メーカーを3社ご紹介します。今回は特に人気があるおすすめのメーカーに厳選しているため、基本の2~3本は人気メーカーのもので揃えておくと安心です。

とはいっても、メーカーに限らず道具を見て自分自身が使いやすそうだと感じるものを選択していく選び方がベストです。日本では古くから技術を受け継ぐいい会社が多いので、自分に合った道具がきっと見つかります。

土間鏝はどこで買えるのかというと、ホームセンターや職人道具の専門店などです。ネット通販サイトを利用する手もありますが、実物を手にすると想像以上に重く作業が続けにくいことなども考えられるので、できれば一度実物も見ておくことをおすすめします!

東京西勘

東京西勘(とうきょうにしかん)は1910年創業、東京に本社をおく土間鏝専門のメーカーです。専門ということもあり土間鏝を網羅しており、中でも取扱いが少ない耐久性・耐摩耗性に優れたスウェーデン鋼の鏝に関しては、東京西勘のものを選んでおきたいところ。

株式会社アローライン工業

株式会社アローライン工業は、兵庫県三木市福井に本社を構える本職用の左官鏝を製造するメーカーです。あらゆる形状の鏝を展開しており、主にステンレス製と本焼極薄仕上のものが人気あり。「プチこて」といって、狭い場所での作業に最適な、小さいサイズの展開も小回りがきいておすすめです。

株式会社カネシカ

株式会社カネシカは、1953年創業、兵庫県の三木市別所町に本社をおいた左官鏝メーカーです。使いやすいステンレスシリーズ「コテっちゃん」や、しなる鏝「福寿」などオリジナルシリーズが人気。業界初の無溶接、強力カシメ接合シリーズ「メリケン鏝」に注目が集まっています。

まとめ

今回は、土間鏝の選び方とおすすめの人気メーカーについても紹介しました。
土間鏝は種類や素材によって変わってきますので、このコラムで紹介した選び方を参考に自分にぴったりの土間鏝を選んでみてくださいね!

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