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エコツールのコラム集
COLUMN
2024.03.06

貫通ドライバーとは?選び方や使い方まとめ

貫通ドライバーとは何に使う工具なのか?選び方や使い方についてまとめました。
貫通ドライバーとは、どのような仕様になっているのか、用途や使うメリットについて詳しくご紹介します。一見普通のドライバーとは違いがないように見えますが、ネジが劣化している時などに活躍する独特の構造で成り立った工具です。
この記事では、おすすめの貫通ドライバーのメーカーもご紹介しているので、購入時の参考にしてください。

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貫通ドライバーとは

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貫通ドライバーとは、ビット先端からグリップの端まで金属軸が通ったハンドドライバーのことを指します。
普通のドライバーとは違い、グリップの後方に座金を備えているためハンマーで上部を叩ける特徴があります。

貫通ドライバーの用途として挙げられるのが、ネジを緩ませる目的です。ネジはネジでも、一般的に固着したネジは軸方向へ衝撃を加えることで緩むとされていることから、経年劣化したネジを外したい時に活躍します。錆びついたものでもハンマーでガツンと衝撃を与えることで緩めたり砕くことができるので、貫通ドライバーとはどのような工具なのかを知っておくと、いざという時に役立つシーンが出てくるでしょう。

もちろん貫通ドライバーとはドライバーの一種なので、プラスやマイナス形状の穴に挿し込んで、普通のドライバーのように回しながらネジを緩める目的でも使用可能。ちょっとした作業の中で、それらの工程がこの一本で済むメリットがあります。

貫通ドライバーの選び方

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貫通ドライバーの選び方をご紹介。作業用途に合ったものを選びましょう。

グリップの形状

貫通ドライバーのグリップは、丸形・四角形・六角形といくつかの形状のものが存在します。この中では六角形が最も一番手に力を入れやすく、硬くなったネジを回すことができます。その反面腕に負担がかかるので、長時間の作業を行うようであれば、丸形のものの方が腕が疲れにくく向いています。

グリップの素材

グリップの素材にもいくつかの選択肢があります。ゴム・樹脂・木・プラスチックなどがありますが、中でもゴムタイプのグリップは滑りにくく、硬くなったネジを回す際におすすめです。その代わり紫外線に弱い性質があるため、劣化を防ぐために定期的なメンテナンスが必要です。

一方でプラスチックや樹脂は、長時間の作業には不向きでありつつも傷みにくい性質があります。木の素材に関しては使う度に手に馴染んでくるので、自分の道具として長く使っていきたい考えがある方にぴったりです。

軸の形状・仕様

軸部分の形状にも種類があります。通常のドライバーの多くが丸軸タイプを採用しているのと同様に、貫通ドライバーに関しても丸軸タイプがよく使われています。軸部分が丸いと、手で支えやすいメリットがあります。

角軸タイプもあり、こちらは軸が四角柱の形状をしています。高いトルクのネジを回す際に力が必要であれば、スパナやレンチを併用して力をプラスして使うことが可能です。

また、角軸タイプのものと同じように使えるものとして、ボルスター付きの貫通ドライバーというものもあります。角軸タイプとの違いとは、角部分以外の軸が丸い点にあり、手で支えて回しやすくなっています。このこだわりの形状が、作業効率をアップさせてくれるでしょう。

通常のドライバーと同様、軸にマグネットがついた貫通ドライバーもあるので、外したネジパーツを無くしたくない時などに便利です。

プラスかマイナスか

貫通ドライバーも通常のドライバーと同じく、プラスかマイナスかを選ぶことができます。締めたり緩めたりする際に、横滑りを起こしやすいデメリットがあったマイナスネジは近年見かける機会が減りました。しかし貫通ドライバーの選択肢の中には、今も存在します。マイナス形状のものは簡易的なタガネの代わりになるので、用途を知っておくとハツリ作業に使えるでしょう。

貫通ドライバーのセットもあり

貫通ドライバーのセットも販売されています。通常のドライバーのように、ビット部分が差し替え可能のものなどセットにより内容はさまざまです。必要に応じてチェックしてみてください。

貫通ドライバーの使い方

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貫通ドライバーの使い方について解説。

基本的な使い方

貫通ドライバーとはグリップの後方にある座金部分をハンマーで叩いて使うので、ハンマーも用意する必要があります。金属製のハンマーよりも、プラスチック製のものやゴムハンマーを利用したほうが、衝撃をコントロールしやすいでしょう。

使い方は、硬くなったネジに対してビット先端をあて、貫通ドライバーの座金をハンマーで数回強く叩いていくことで、ネジが緩んでいきます。ドライバービットとネジは、できるだけ垂直に立てるのがうまくいくコツです。

なめたネジ(ネジ溝が潰れた)時にも大活躍!

なめたネジにも貫通ドライバーが活躍します。なめたネジに対し、ビット先端をあてて貫通ドライバーの座金をハンマーで強く叩くだけ。錆や異物でネジ頭が埋まっている場合でも、叩いてドライバー先端にネジを食い込ませることで、ネジを外すことができます。

貫通ドライバーを使う時の注意点

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貫通ドライバーを使う時に気をつけておくべき注意点を確認しておきましょう。

電気工事の貫通ドライバーについて

貫通ドライバーとは感電の恐れがあるため、電気工事の作業用としては使えません。本来は非貫通タイプの絶縁された電工ドライバーを使用します。

ところが貫通ドライバーの中には、「電気を通さない」製品として売られているモデルがあります。そういった製品は、シャンクと叩く部分の間に電気を通さない素材を挟むことで、電気を通さないようにしているのが特徴です。

このような製品は、素材部分が傷んでしまうといつかは電位が導通する恐れがあると、製品の注意書きにはっきりと記載があります。一定の期間が過ぎたら、新しいものへマメに買い替えるようにしましょう。

もしこれから電気工事用として工具を選ぶ機会があれば、必ず製品の注意書きを守りながら、安全に使用していきましょう。正しく使えば、作業効率が上がる非常に便利な道具としてきっと手放せなくなります。

作業時は保護具の着用必須

劣化や腐食が進んだネジに対して、勢いよくハンマーで打ちつけると、破損して金属片が飛び散ることがあります。作業時は安全メガネを装着するなど、必ず保護具を着用してください。

本当に貫通ドライバーが必要なのか見極める必要あり

貫通ドライバーを利用してネジに打撃を加えた際、打撃の勢いが強すぎてネジはもちろん、母材を傷めてしまう可能性があります。本当に貫通ドライバーは必要か、手加減を調整しながら作業を行うようにしたいところです。

貫通ドライバー以外にも硬くなったネジを外す方法として、熱膨張による補助、潤滑剤やサビ取り剤のようなケミカル類を併用する方法もあります。母材の状態やネジの状態を見ながら、適切な方法を見極めるようにしましょう。

おすすめの貫通ドライバーメーカー3選

おすすめの貫通ドライバーメーカーを3種類ご紹介します。
貫通ドライバーはどこで買えるのかというと、一般的な工具と同じくホームセンターや工具専門店、ネット通販サイトなどです。かつては100均でも購入できましたが、2024年の現在では見かけないと言われています。実物を見て購入を検討したいようであれば、ホームセンターや工具専門店へ行きましょう!

VESSEL(ベッセル)

VESSEL(ベッセル)は1916年創業、大阪府大阪市東成区に本社を置く工具メーカーです。貫通ドライバーを選ぶ際には必ずといっていいほど選択肢に入るであろう王道のメーカー。ECサイトでも、実際に購入した人の口コミがしっかりチェックできる人気っぷりです。

ベッセルオリジナルの「安全貫通ドライバー」が人気製品で、セラミックボールが組み込まれることによって、電位が導通するのを遮断します。電気工事で使える非貫通式(しかしハンマーで打ちつけ可能)なドライバーをお探しであれば、こちらを使ってみてください。持った時のグリップのホールド感も人気の理由のひとつです。

TONE(トネ)

TONE(トネ)は1925年に創業の、大阪府河内長野市に本社を構える総合工具メーカーです。より手頃な価格で、ちょっと使いたい時についつい買ってしまうような手頃な貫通ドライバーが揃っています。

プラスチック、木、樹脂とさまざまなグリップ素材を揃えているので、好みの素材のものを選び出したい時に候補に挙がるでしょう。セット商品を買いたい時にもおすすめのメーカーです。

KTC(京都機械工具)

KTC(京都機械工具)は1950年創業、京都府久世郡久御山町に本社を置く工具メーカーです。グリップに樹脂柄・プラスチック柄・木製と幅広いラインナップがある点が魅力。いずれもKTC独自のこだわりの形状が施されており、滑りにくく作業しやすい工具が揃っています。

ギフト用ドライバーセットといって、他のメーカーではあまり見かけない小さなものもあります。このような面白い製品をチェックしたい時や、作業に不慣れなDIY初心者にもぴったりな製品が見つかるメーカーです。

まとめ

今回は、貫通ドライバーの選び方や使い方について紹介しました。
貫通ドライバーは、自分のしたい作業用途に合ったものを選びましょう。
今回のコラムで紹介した貫通ドライバーの選び方や使い方を、参考にしてみてくださいね!

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